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結局、作詞ってどうすりゃいいんだ?

久しぶりの投稿になります。
今回は作詞についての私感。
異論は認めまくり個人的作詞論です。

前書き

僕は作詞のプロでもなんでも無いですし、作ったボカロ曲の再生数もピコグラムなんで、素人の戯言程度に読んでください。

前日譚

さて。
ちょいと前に、Twitterのタイムラインで以下のようなつぶやきを見かけました。

「自分はまずサウンドに耳が行くので、歌詞の中身は正直あまり気に留めていない」
「音として気持ちよければ良いんでないか」
(いずれも少々文面いじってます)

ほほお、と思いました。
快でも不快でもなく、とても刺激になりました。

僕に関して言うと、日本語曲の場合、結構歌詞にこだわる人間なので、そういう曲の聴き方もあるのか、と思いました。

それ以前に、歌ものを好む人とインストを好む人がいるわけで、当然歌詞に対する捉え方も違って当然ですよね。

作詞論百花繚乱

ネットで「作詞 コツ」とググってみても、たくさん出てくる作詞のハウトゥ。
その項目をざあっと拾ってみると…

・テーマを決める
・メロディに乗せる
・共感性を大事に
・多くの人に伝わる表現
・ありきたりな表現にならないようにする
・倒置法を活用する
・サビが盛り上がるように
・歌いやすい歌詞にする

…などなど(細かく見ればもっとあるはず)

作詞のハウトゥ全てをコンプリートすることは可能なのか、と思うくらい、多岐に渡ります。

「多くの人に伝わる」ことと「ありきたりな表現にならないこと」を両立させるのは、なかなか(かなり?)難しいことですし。

よく出てくる「共感」というフレーズも、あまりにぼんやりしすぎてわかりません。

好きにやればええんやん、と思う次第であります(弱気)

作詞って好きにやればええやん、というのが自分の結論です。

メロディを邪魔しない歌詞が良いと思えば、それも良し。
あえて「引っ掛かり」を作るも良し。
時に字余りもいいと思います。

なんでそんな投げやりで乱暴なことを書くかと言うと。

曲やアーティストに魅力があれば、(歌詞が基本に則っているか、など関係なしに)世間は好意的に解釈してくれるからです。
曲に、アーティストにファンがつけば、作詞講座の「ABC」なぞすっ飛ばして、「いい歌詞じゃん」と評価してくれます。
難解でも字余りでも、「個性」として評価してくれます。

一方、プロの作詞家が作った歌詞でも、「なんだか文章チックだなあ」と思う物も正直あります。

だから、ハウトゥにこだわってペンを止めるよりも、好きにやった方がいいし、場合によっては結果にもつながるかも、と思うのです。

ただし

そうは言っても、ただ好きに言葉を書き散らしていたら歌詞にならないので、自分なりの「こだわりポイント」を2〜3個決めて作詞に挑めば、なにかスタイルらしきものができるのでは、と思います。

僕の場合、

・同じ言葉をなるべく使わない。言い換える。(あえてサビで繰り返すなどはアリ)
・助詞を削れるところは削る

ということを意識してやってます。

あとは自分の好きな世界観を詰め込んでます。

最後に「ボク、キミワールド」とメルヘン(死語)な世界が大好きな著者の自作曲を貼り付けて、とりあえず終わりにします。 


まあつまり、とりあえずは好きにやってみましょうぜ、ってことです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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