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Meta Connect VRまとめ(1日目) メタがAIと新しいデバイスを相互に活かせる唯一のビッグテックだ

Meta Connectの1日目が行われ、3つのトピック(Quest 3、AI、スマートグラス)が話されました。そこで、VRに関連する、Quest 3とスマートグラスについてまとめました。
最も刺激を受けたのは、MetaがどれだけAIをヘッドセットとスマートグラスの技術開発に活用し、逆にスマートグラスという新しい武器でAIの新たなユースケースを確立しようとしているか、ということでした。
以下まとめです。


Quest 3 MRヘッドセットの発売と、エコシステムについて

  • 10/11

  • $499(7万4800円)

  • Xbox Cloud Gamingをサポートしており、ユーザーは『Halo』、『Minecraft』、『Elder Scrolls』などのゲームをVR内の大きなスクリーンでプレイできる

  • RobloxもQuestにやってくる 

  • マイクロソフト365もクエストに今年の終わりに導入される

  • ストアのゲームやアプリ売上は累計約290億円(20億ドル)以上

  • 12タイトルに1タイトルが約1500万円(1,000万ドル)以上の売上

  • ソーシャル機能の強化。デベロパーがゲームにソーシャルを簡単に組み込めるようにしていく(ホライゾンはモバイルにも対応)

Quest 3のスペックについて

  • Quest2より、40%スリム化、30%解像度アップ、2x のGPUパワー、10xのピクセル

  • チップ:Snapdragon XRT Gen 2

  • 新しいハンドトラッキング技術 = 高速な手の動きの体感遅延が75%改善(最も困難なフィットネス体験で手を使うことができるようになる。)

  • (Quest Proと同じ)より直感的なコントローラーのフィードバックと、コントローラーのリングがないことでより柔軟な動きが可能。

  • スマホが見れる(歪むという話も) https://x.com/_cbNand/status/1707123880803074264?s=20

Upload VRより

AIがVRデバイスの開発に大きく貢献している

  • 適応型MRエンジンは、物理空間のオブジェクトを高度に理解し、VR空間と相互作用させることができる

  • (リリース予定の)深度APIは、VR空間と物理空間のオブジェクトや人々とのインタラクションを相互に可能にする。

  • 歩く、走る、ジャンプする、卓球をするなど、実際の動作をする人々の大規模なデータセットで訓練された機械学習モデルを使用。体が重心を保ち、手足が実際の体の動きと同じように動く、自然な動きを実現することに成功。

レイバンとのスマートグラスについて

  • $299

  • Wayfarer、Headliner の2種類。色も含めて150通り

  • 2ギガのメモリが搭載されており、100本以上のビデオと500枚以上の写真を保存可能

  • メタAIを内蔵して出荷される最初のスマートグラス

  • chat AIで、声をかけて検索ができ、その結果が音声で返ってくる

  • 例えば:目の前にある建物が何なのか知りたいとき、目の前にある標識が何を言っているのか翻訳したいとき、あるいは水漏れのする蛇口を直すのを手伝ってほしいとき

  • 携帯電話を取り出すことなく、写真やビデオを撮影できる

  • 強力な新しいプロセッサーとメタ強化されたコンピュテーショナル・フォトグラフィーにより、より優れた画像処理、ビデオの手ぶれ補正、より高速なパフォーマンスが実現

  • 内容をポストするときにAIが編集

  • 風の強い場所や騒がしい場所でも、声をクリアに伝える

  • 最大36時間の使用が可能。クリエイターがライブストリーミングで、自分の視点をフォロワーにリアルタイムで見てもらうことができる。

  • スマホからスマートグラスへの切り替えが簡単。

  • 使い方:インスタグラムやフェイスブックから開始すると、メガネのアイコンがアプリに表示される。アイコンをダブルクリックすると、すぐにスマホのカメラからメガネのカメラに切り替わる。さらに、メガネの側面をタッチ&ホールドするだけで、何人がライブを視聴しているかを聞いたり、最新のコメントを読み上げたりすることができる。

その他

  • オキュラス・パブリッシングについて。クエストのハイエンドゲームに積極的に資金を提供し、サポートを提供。これまで多くのトップタイトルはオキュラスのサポートによって作られており、今後もサポートを拡大していく。開発者がアプリを宣伝し、収益化するのを助けるために設計されたセルフサービスツール。ストアのプロモーション、販促アセット、ストアのアプリに最適な価格のためのabテストなど。

  • 作成反復テストを加速させるためのバグ取りツールやプロファイリングツールを開発

日本のVR開発会社

  • 日本の著名な開発会社であるサードバースは、プレイヤーがマルチプレイヤーヒーローシューティングゲームに何を求めているかを正確に把握するために「x8」を立ち上げた"とメンションされていた。*サードバースの取締役US CEO 大野木さんは当社の株主兼アドバイザー 

  • 日本からは、大野木さんの他に、MyDearestの岸上さん、CharacterBankの三上さんなどが参加していた様子(招待限定)。

X8がメンション



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