【EDH】安価で作ろうEDH!アーボーグのラタドラビック編(レベル5~6)
はじめに
はじめまして、ぽちこちゃんと申します。
普段はディスコードのEDHコミュニティでまったりと対戦を楽しませてもらっている者です。MTGアリーナもやってます。
今回はわたしのようなお世辞にもお金をあまり持っていない貧乏PW、すなわちPW(持たざる者)でも作れるデッキをご紹介したいと思います。
カジュアルEDHは『安い肉をみんなで美味しく食べるバーベキューのようなもの』だと思います。
もちろん高級な肉を持ち寄るのも自由ですが、今回は気軽に楽しむという点を重視して安めで構築しましょう。
デッキの一例
まずは晴れる屋様で販売されているデッキを見てみましょう。(コピペしました)
ほう、《カリタス》に《ヨーグモス》ですか。うらやましぃ〜〜〜!!!!!!
特に土地関連がフェッチ・ショック・ファイレクシアの塔……と他の統率者にも使いまわせる汎用性の高いカードは多いですね。EDHスターターセットとしてはとてもいいと思います。
とりあえずこの販売デッキを基準にして、今回は晴れる屋価格で半額の2万円を目標にします。
もちろんカードパワーは大きく下がりますが、安価でも満足のいくデッキを作りたいです。
果たして2万が安価に入るのかは微妙なトコですが、まぁ気にせず行ってみましょう。
実際に構築してみた
さて、このデッキのお値段は~?
うお~、ギリギリィ!!
すべて『日英版・状態ともに問わず』な最低の条件ですが、なんとか2万円以内に収まりました!!(時価)
あと、正直《夜明けの空、猗旺》の値段がぶちあがっているのは驚きました。いつのまにそんな値上がったの……?
デッキ方針
さて、今回は販売デッキから高額カードを泣く泣く抜きまして、その代わりにアーティファクトをたくさん増やしました。
EDHでもよく見るファクト対策には弱くなってしまいますが、そのぶん面白い動きができるようになってますよ。
新しく入れた伝説のカード達
《オズワルド・フィドルベンダー》
序盤に出せればベスト。やはり危険生物として狙われるけど、1ターンは帰ってくる事が多い。
主に狙うのは2→3ですね。
彼のためにマナファクトや尊き彫像など2マナのアーティファクトは多めに入れてあります。
3マナは《アシュノッドの供犠台》《ファイレクシアの供犠台》《伝説の秘宝》……と優良マナ加速揃い。
《ファイレクシアの供犠台》は後述の無限コンボにも使えます。また普通にサクリ台として優秀。
《伝説の秘宝》は伝説たっぷりのデッキだからこそ可能な爆加速ファクトですね!
可能性が無限に広がる宇宙なので今後が楽しみなカードです(ラタドラから出るトークンは非伝説なので要注意)
《夢の巣のルールス》
あらゆるフォーマットで出禁をくらい、もはやほぼ統率者でしか使えない忌み猫。そもそも書いていることが強すぎです。
《浄化の印章》、《ダウスィーの虚空歩き》、《動く死体》など……EDHの広いカードプールを悪用したパワーを発揮してくれるはずです。
弱点はあらゆるフォーマットで恨みを買ったので必要以上に狙われることぐらいかと思います。
《祖神の使徒、テシャール》
アーティファクトはもちろん、伝説のカードはたくさん入っているので能力は色々誘発しやすい。
3マナ以下というと、さっきのルールスも対象に入りますし、《心なき召喚》+《マイアの回収者》で楽しい事ができそう。
ラタドラをコピーして、さらにコピー祭り
《先祖の鏡》
まずは気軽に「ゾンビ」を注文し、ラタドラビックをコピー。
すると、レジェンドルールで鏡が爆発!
ラタドラビックの能力が誘発して、場には『オリジナル+非伝説』で2体のラタドラビックが残ります。
そこからはゾンビ祭り。対処されないうちに伝説をどんどん死亡させたいですね。
一応《蜃気楼の鏡》も似た仕事はできる。
こちらは3マナで起動が2マナ……とちょっと重めです。
しかし、3マナだからオズワルドで持っていきやすいという利点も一応ありますか。
何か相手にヤバいもの出されたら活躍するかも。エルドラージとか。
《テイサ・カルロフ》
晴れデッキにも入っていますが、思い入れがあるので紹介。
死亡誘発全般が2倍になるお姉様。おばさんって書こうとしてやめた。
実は能力はテイサ自身の死亡でも2回誘発する。
場に《ラタドラ+テイサ》の状態でサクリ台があれば、非伝説テイサトークン×2の状況を作れる。
そうなれば、伝説死亡でトークン3体……先述のラタドラ×2よりすごい!!
勝利プラン
普通にライフを削る
まーMTGはそういうゲームですからね……(遠い目)
ドレインは多めに入っているから、多分どさくさに紛れて一人くらいは倒せる気はする。
無限コンボ
《墓所這い》+適当なゾンビ+《ファイレクシアの供犠台》+出し入れでライフドレインするやつ
超定番コンボ。
《墓所這い》のコストを供犠台でまかなってくるアレです。
別途ゾンビを用意する必要はあるものの、一体くらいならだいたい用意できると思います。都合よく統率者もゾンビ。
《不浄なる者、ミケウス》+《トリスケリオン》
これも説明不要のコンボ。
もうちょいオリジナリティ出せたらよかったんですが、やっぱここにたどり着いてしまう。
ちょっとこの構成だと重いから、なかなか揃わないかもしれないです。まぁ、ミケウス自体デッキ的に相性良いのは気持ちがいい。
弱点
死亡誘発をさせない者達
天敵中の天敵。
デッキコンセプトが崩壊するので、まっさきに破壊するべき呪物。
奇しくも同じ固有色である『白黒』に多い。やはり脅威となるのは同じタイプのスタンドのようです……。
置物対策として入っているのは、《過大な贈り物》《苦渋の破棄》《浄化の印章》など。
アーティファクト対策
最初にも書きましたが、このデッキはアーティファクトが多い。
恐らく詰むまではいかないでも、結構な被害を被ってしまいます。諸行無常。
告別
なんかもう……どうすればいいんでしょうね?
6マナとなかなかの重さですが、その範囲は脅威の一言。
ウギンの「−X」と違って、サクって墓地に逃げようとしても追放されてしまう悲しみ。墓地利用絶対殺すマン。
限定的なカウンターとして《歪める嘆き》を入れる手もあるでしょうか。
幸い、デッキを選ぶカードなので遭遇率としてはそこまで高くないかもです。
おわりに
さて、どうにか2万円以内でそれなりのデッキが組めました。
今回は某ショップ限定で選んで2万円だったんですけど、実際にはもう少し吟味すれば安く済むとは思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。また気が向けば何か書くかもしれません。
それでは皆様、良きEDHライフを!!
※画像はMTGカードギャラリーより使わせていただいております。
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