親知らずとバインミー

今日は用事があり浅草に行ったのだが、少し時間があったのでモーニングを食べる事に。
喫茶店をGoogle Mapで探していると、夫が近くにバインミーのお店を見つけた。
私もバインミー大好きなので、そこに行く事に。
お店に着いて気づいたのだが、先日親知らずを抜いた私はまだ口を大きく開けることが出来ない。

バインミーなんて完全に食べられないじゃん…！
昨日リンドールで窒息しかけたばかりだ。
でももう夫はバインミーの口である。
取り敢えず店内に入り、テイクアウトで夫の分のバインミーを頼む。
私は他で何か買うか迷いながらメニューを見ると、バインミーアイスというものがある。

ん？バインミーアイス？写真はあるが味の想像が付かない。
でもパンは小さめにカットしてあるみたいでこれなら食べられそうだ。
ほんとは普通のバインミーが食べたい。
私は3食バインミーでも良いくらいバインミーが好き。
でも仕方なく私はバインミーアイスとやらを頼み川沿いで食べる事に。

バインミーアイスは、片面が甘くなっているフランスパンを小さくカットし、そこにバニラアイスとピーナッツとフローズンイチゴがトッピングされている。
これがめちゃくちゃ美味しい！
恐る恐る注文したけど大正解だった。

何故かザ・和のお箸が付いてきた。
フォークじゃないんかい、と思ったが美味しいので気にしない。
でもなんでコレがバインミーアイスなんだろ？と思い調べてみると

バインミーは、ベトナムのサンドイッチである（本来は単に「パン」を意味する。「パン」の総称であり、フランスパン、食パンなどは全てバインミーである）。

なるほど。パンならバインミーを名乗れるらしい。全く知らなかった。

夫が「一口食べる？」と普通のバインミーを差し出す。
迷いながらも口の痛みよりも完全にバインミー欲が勝った。
口が開かない私は、バインミーをぎゅうぎゅうに潰した。思いの外簡単に潰れ、1cmくらいの厚さになったバインミーを頬張る。
はあ、幸せ。
　
でも、私、初めからこうすれば普通のバインミー食べられたんじゃん！と気づき悲しくなった。
バインミーアイスも美味しかったからいいけども。