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花を活けるのが苦手です

タイトルの通りです。
花瓶に何種類もの花を盛り込むのはもちろんのこと
剣山にさしてくなんて、とてもとても・・。
色やら何やらバランスが
よくわかりません。
口の細い一輪挿しにちょん・・ってぐらいが
活けていてほっとします。

こんもり紫陽花は広口の器に1輪でも十分ゴージャスな印象に。


それは紫陽花の季節でした。
旅館で働いていた時のお話です。
女性グループが連泊し、
2日目の昼間はお部屋でおしゃべりをして過ごされていました。
お掃除はできないけれど、
寝具やタオル、浴衣の替えをお持ちしたの。
そのときに床の間の花を
花器、花ともに前日とは違うものにするんです。

用意したのは宿のお庭の紫陽花。
ものすごい緊張感。
お客さんの視線が刺さる刺さる(笑)
高さを変えた二輪の紫陽花。
くるん、っと向こう向かないでぇ~~って、
祈るように活けました。

1人の方が
「わぁ、こういう風にやればいいのね♪」って
言ってくださって、緊張感マックス!!
わ、わ、ヤメテヤメテ・・!
違うんですのよ、ただポンって放っただけなのよ・・(つд⊂)
恥ずかしかったぁ・・・、

この広口の瓶はもともと
冷酒を冷やしておく器のようです。
サイドボードを整理していたら出てきました。
酒好きな舅さんらしいな、と思いましたが、
如何せんかなり汚れてたし、自分たちは使いそうにないので、
この下の部分だけ残しこうして花瓶にしています。

仏壇のお花はしばらくこれです(∀`*ゞ)エヘヘ


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