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裁量労働制になってワーママとして感じるメリット

こんにちは、バリキャリでもゆるキャリでもないフルキャリ会社員です。

プライベートでは、夫1人と子ども1人。そして二人目を妊娠中です。

私は今年スタートアップに転職して、フルリモート×裁量労働制で働いています。

前職までの大手企業では、フルリモート×フルフレックス勤務でした。転職時も、フルリモートかは重要視したものの、特に勤務形態は気にしていなかったのですが…

実際に裁量労働制で働き、大きなメリットをたくさん感じたので、それを記したいと思います。


裁量労働制のメリット


有給休暇が少なくても問題なし

現在の職場では、有給休暇の付与は入社後6か月経ってから。初年度10日付与。

子どもがいると何かと休まざるをえないことは多いですし、入社前はかなり不安でした。(これまでの職場は法定以上の休暇日数だった)

しかし、裁量労働制だと1日1分でも働けば、その日はフルで働いたことになります。減給されません。

もちろん、自分の仕事は終わらせないといけないですし、毎日そんな短時間で切り上げるわけにはいきませんが、子どもの体調不良や自身の通院などには十分対応できます。

フルフレックスの場合、間抜けしたらその分の時間を補填しないと給料が減ります。でも朝も夜も子どもの世話で忙しくて、補填する時間がない!ということで、有休を使っていました。

しかし、裁量労働制ではその必要がないので、時間を気にするストレスがかなり減りました。


周りも柔軟に働くので迷惑をかけるストレスがない

周りに子育て世代が多いのもありますが、職場みんなが柔軟に働いているため、「自分だけが」イレギュラーな働き方を許容してもらって申し訳ない、と思わずに済むようになりました。

「急ですが明日いません」
「明日日中いなくて夜ちょっと仕事します」
「子どもが熱あって家にいるので度々抜けます」

こんなのは私に限らずみんな普通です。

まあこれは社風も関係あるかもしれません。


調査・勉強時間の確保ストレスがない

私の職種は、自分の作業のために何か調査をしている時間がわりと発生します。

前職までは、「こうしてググる時間もお給料発生してるから、早く終わらせないと!」と思っていました。

しかし、裁量労働制となった今は、私の調査時間が長かろうが短かろうが、給料は変わりません。

ゆっくり調べ物して自分の勉強時間に充てても、そこに給料が支払われることを意識しなくなったので、ストレスが減りました。


裁量労働制のデメリット

働く側にあるのはメリットだけではないと思います。

裁量がある分、自分の仕事はきちんと終わらせなければならないので、「あの人働いてないんじゃ?」と思われないように、成果を出さなければなりません。

そのため、「時間で給料を貰う」のではなく「成果で給料を貰う」ことを意識して動く必要があります。

また、残業があまりに多いと、柔軟な裁量のある働き方はできないばかりか、一定時間まで残業代が発生しないので損します。

会社のマネジメントに問題がないか、そういった人を搾取する職場ではないか、事前に見極める必要があります。


具体的な生活の変化例


フルフレックスの場合

フルフレックス勤務の会社では、標準の労働時間は9-18時(コアタイム無し)でした。

我が家は18時に全員が帰宅して家族タイムとしたかったので、次のスケジュールでした。

 8:10 出発・登園
 8:40 帰宅
 9:00 仕事開始
18:00 仕事終了(お迎えはパパ)

パパがお迎えに行けない日は、仕事を早めに終わらせて、その分の時間を夜に補填したり。休憩とせずに勤務していることにしてお迎えに行ったり…(罪悪感)


裁量労働制の場合

現職では10-19時が標準の労働時間ですが、私は早く始めて早く終わらせるスタイルです。

 8:45 出発・登園
→息子が好きなピタゴラスイッチを見てから悠々と登園
 9:15 帰宅・仕事開始
→出勤押した後に飲み物用意したりしつつ、ゆるゆる始める
18:00 仕事終了(お迎えはパパ)

パパがお迎えに行けない日は、17:30頃仕事を切り上げて迎えに行っています。

ランチ、病院、美容室、美容サロンなどに行くのにも、時間を気にしなくて良いのはかなり快適です。
(以前もしていましたが、昼休みの1時間を充てたかったので、いつも時間を気にしていました)

また、月2回ぐらいは、家族のお出かけなどで半休〜全休に近い時間を抜けています。1日のうち少しは働いているので、休みにする必要はなく、有休は減りません。

したがって、有休を使うのは、本当に朝から夜までまるまる1日不在になる旅行のときぐらいになりました。 

なお、1か月単位では、所定の標準労働時間より、実際の労働時間がマイナスになる月ばかりです。


前職までの裁量労働制のイメージ

前職までは日系IT企業と、外資コンサルにいました。どちらも残業がほとんどないホワイト企業でした。

しかし、管理職になると裁量労働制となり、かなり業務時間が多くなるイメージでした。そのため、正直裁量労働制に良い印象はありませんでした。

裁量、ないじゃんかよ!と思ってました。
絶対管理職になりたくないな、とも。

しかし、裁量がある職場の裁量労働制は、なかなかいいもんだと認識を改めました。


結論、もう裁量労働制以外には戻れん

フルリモート・裁量労働制は私にとってマスト条件になりました。

今後会社員として転職する際には、フルフレックスには戻れなさそうです。

そうじゃなかったら業務委託とかで働くかなーなんて考える今日この頃です。

では、また。

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