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すべての人事系の施策は「ペルソナ設計」が関わっているとポテンシャライトは結論出しています。

直近数年間で多種多様なHR系の企業が生まれています。例えば、

HRメディア企業
HR tech企業
リファラル採用支援企業
エンジニア採用メディア企業
人事制度プロダクト企業
タレントマネジメントプロダクト企業

などです。

ポテンシャライトが最も強みとしている領域は「採用」領域なのですが、僕らが採用支援企業側である採用媒体を使ったとして、代理店収入を得ている事はほぼなく、目の前にいらっしゃるお客様の「課題」を解決することができる最適なサービスをカスタマイズして提供しています。

これまで200社弱 程度の採用支援をして参りましたが、支援の種類は200つあります。すべてカスタマイズしているのです。

そんな中で採用実務に問わず、採用マーケティング、選考の見極め設計、ミッション/ビジョン/バリューの策定や人事組織の課題の設計など領域が広がってきておりますが、ここでものすごい大きな気づきがありました。

「すべての人事系の施策は1本の線につながるのではないか」

0. こんなことが起きてないですか?

「多大なる時間をかけて採用したが、3ヶ月で退職してしまった」
「多大な時間をかけてマネージメントに注力したが、1年で退職してしまった」
「メンバーの特性によってマネージメント手法を分ける必要があるマネージャーは逆に疲弊している」
「社内のエンゲージメント上げたいが、ある施策を打つとAタイプが上がると、Bタイプが下がる」
「人事制度を作ったけれども、一部から不満が出ている」

よくある事象かと思います。
上記の全ての問題において課題解決のアプローチ方法は異なるかと思いますが、1つの問題が片付いたからといって、他の問題が片付くわけではありません。また、上記「単体」の課題解決をする際に、どうしても引っかかる点がいつも出てきてしまっていたのです。

それは何かと言うと、

「人それぞれ"価値観"が異なるから、全てのメンバーを満足させるのは難しいのではないか」

ということ。もっと具体的な話をしましょう。


1. 各人事系の課題の原因を突き止めてみる

状況で説明をした人事系の課題例の他にも多数課題は発生しますよね。そこで、各人事系の課題の「原因」を深掘ってみました。

下記をご覧ください。

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いかがでしたでしょうか?この事例、よく発生しますよね。


もう一つ事例を。

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こちらも実感いただける企業様も多いのではないでしょうか?

という具合に各人事系の課題の原因を探ってみると、「ペルソナ設計」に行き着くのです。


2. ペルソナ設計とは何か?

まずポテンシャライトが呼ぶ「ペルソナ」について。「候補者ペルソナ」とよく呼びますが、下記にて表現しております。

候補者ペルソナとは:
理想的な候補者を架空に表現したものです。採用したい人物像のプロフィールを可視化することを指します。

つまり、求める人物像のことです。このペルソナ設計を分類すると下記に分けられるとポテンシャライトは結論を出しています。

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こちらについては下記ブログに細かく記載があるのでご覧ください。


3. ペルソナ設計の具体的な手法

シンプルに考えると上記の10項目を設計すれば良いのですが、重要な部分だけピックアップします。

3-1. 価値観

まず下記の図をご覧ください。

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こちらはポテンシャライトが定義している「面接見極め項目」を図にしたものです。価値観、人間力、業務スキルに分けることができます(各項目の意味は記載の通りです)。

価値観をもう少し噛み砕いて説明すると、

みなさん学生時代に異性とお付き合いされていた頃に「価値観の違い」でお別れしたことはないでしょうか?まさにそれです。企業と候補者にも価値観があります。企業の価値観=バリューのことです。候補者の価値観あります。皆さんご自身の価値観を文言ができている方は限りなく少ないのではないでしょうか。

では、御社の求める人物像の中で「価値観」の文言ができている方はもっと少ないのではないかなと思っています。ちなみに価値観を2つに分けることができます。

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この2つを明確化する必要があるのです。また、価値観を明確化する手法は話し合いだけではうまくいく事はありません。全社員、従業員に価値観の調査(適性検査)を受けていただき、そこで得た数値をもとに設計していくことが多いです。


3-2. 人間力

人間力は「ヒューマニティースキル」のことで、価値観の違いとしては「尺度」で評価できるものを指します。例えば、地頭、素直さ、コミュニケーションなどです。この3つは高ければ高いほど良いと思いますし、価値観には分類されません。

ぞくに言う「求める人物像」はこちらに分類されるケースが多いです。ただ価値観と混同しないように注意する必要もあります。
ただ、人間力はいくつに分類できるのでしょうか。ここをハックしている記事(ノウハウ)はほぼ見当たらないです。そのため、ポテンシャライトが定義してみました。下記をご覧ください。

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こちらは人間力の4分類なのですが、さらに細かく分類されていきます。
細かい項目まではこちらでは公開はしないのですがご興味ある方はご連絡いただければなと思っております。

結論、人間力の分類は28つあるのですが、その各項目を5段階で表現しており、どの段階の能力を持った方をペルソナとして設計するのかを議論すると良いかと思います。

ちなみにポテンシャライトのペルソナは下記の通りです。

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最後に

いかがでしたでしょうか?ポテンシャライトでは採用/人事についての支援をしております。

ご興味をお持ちの方はお気軽にご連絡をいただければ幸いです。採用状況を鑑み、無料でカウンセリング商談も実施しておりますので、よろしくお願い致します。

ポテンシャライトは、2020/6/22〜2020/10/12まで「ポテンシャライトマガジン」という発信を続けています。購読希望の方は下記にてご登録ください。 ↓

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