「採用スキル」だけでなく「広報スキル」が求められる時代になってきている件
採用業務だけできているだけでは、採用担当としてはややスキル不足な時代に差し掛かっているなと感じます。
僕は約10年間、エージェント業を行ってきたので、ある程度転職者が何を動機に転職する会社を決定するのか、いわゆる転職活動の軸を把握するのは得意な方だと思っています。
ただ「採用」のスキルだけでは求める人材を魅力付けすることが難しくなってきています。
そこで非常に重要なのは、
「採用広報」
という概念。
採用広報は2017年ごろから採用市場でバズワードになっていますが、主にWantedlyを用いて自社のことを魅力的に思っていただくための広報活動になります。
ブログを書いたりとか、社員に対してインタビューを取ったりとかで自社の社員がどういった方々が働いているのかを知っていただくための業務になります。
ただ、個人的に思っていることとして、「採用方法」ではなく、純粋な「広報」がものすごく重要なのではないかなと思っています。
2週間ほど前に僕らが採用支援させていただいている企業様があるメディアに取り上げられました。社長様がサービスに対して色々とお話していただいたのですが、その企業のことをよくわかる良い記事でした。
その数日後に、その企業様のスカウトメールに対して返信が来たのですが、
「先日あるメディアで御社の名前を拝見いたしました。面白いビジネスモデルだと思いますので、是非お話をお伺いできればと思っています。」
という返信内容でした。
となると、やはり多種多様なメディアに取り上げていただく、いわゆる「広報」業務は採用業務を行う上で必要なスキルとなると思っています。
もちろん大手企業で広報業務を選任で担当されていた方には勝てないかと思うのですが、ベンチャー企業が取り上げていただけるようなメディアと仲良くさせていただいたり、
必要な程度にお金をかけながらも、ある程度低コストで自社の周知を世の中に対してできる方がベンチャー企業に1人でもいるとものすごく心強かったりします。
ですので採用業務と広報業務を高いレベルでできる人材がいればものすごく市場価値は高いと思います。
そして採用を仕事にしている僕らにとっては、広報のスキルも徐々に上げていかないと市場価値をしたくなっていくでしょうし、採用しかできませんと言う人材よりも幅広く仕事ができるよう動いていきたいと思っています。
当社も2年目に入ったので、事業領域を無理ない範囲で広げていきたいと思っています。
では!
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今後も採用/人事系のアプトプットを続けていきます。
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