スタートアップフェーズで軽視されやすい「エントリーマネジメント」
久々にライトなブログを。
ポテンシャライトが主にお取引している市場はスタートアップ/ベンチャー企業になります。
ご存知の通り、大手企業と比較すると人数も少なく、スピード感があり、個々人の裁量は無限大のフェーズになります。
それが故に入社後の「定着」が話題になることがあるのですが、
なんとなく「スタートアップ/ベンチャーは定着率が悪い」と思っていらっしゃる方は多いかもしれないのですが、
これは何故かと言うと、
「エントリーマネジメント」ができていないから
だと考えています。
※補足
エントリーマネジメントという言葉は日本でそこまで使われている言葉ではない?かもしれません。山根も数年前にこの言葉の説明を受け、確かにそうだよなと思い、今朝急にこれを思い出してこのブログを書いています。
つまり、僕の解釈するエントリーマネジメントと、世間の認知がやや異なっていたらごめんなさい。
スタートアップは会社それぞれ仕組みの習熟度は違うのですが、本当に何もないです。ただ、「本当に何もない」の捉え方が人それぞれであるが故にミスマッチを起こしてしまうことが散見されます。
経営側としては、一人ひとりの社員にできるだけ寄り添いたいと思う気持ちはあるのですが、事業を伸ばさなくてはならない、競合をウォッチしなくてはならない、などやるべきことは本当に無限大にあります。
そして、社員に対しては一定の「自立」を求めます。また、
成長意欲は当たり前のように求めますし、
100の期待値に対して120以上の成果を求めます。
そして0から1を作るような新しい業務も同時に求めていきます。
このあたりも一定理解してジョインされるかもしれないのですが、これらの内容を完全に理解して入社いただける方は少ないのではないかなと思っています。
本日の題名にある「エントリーマネージメント」というのは、僕の中の定義として、
「入社前にとにかく赤裸々に、正直に会社の現状を伝え、限りなくミスマッチがゼロの状態を目指すこと」
だと思っています。
もちろん、どうしてもミスマッチは起きてしまうでしょう。ただ、入社前(内定承諾前)に出来る限り現状を伝えることによって、「あってはならないミスマッチ」をとにかくゼロに近づけることだと思っています。
実は、当社ポテンシャライトもこのミスマッチが生まれていました。入社後のミスマッチを生んではならないと思っていたのですが、それが発生してしまったのです。
もちろん僕自身も、正直に実態をお話ししたつもりでした。悪気は無いのですが、実態を正確に伝えられていなかった、僕の思いを正確に伝えられていなかった、と言うのは大きな反省でした。
そこで、社内外においてこういった課題点が散見されていたので、このブログを書きました。
一定反響があったこのブログですが、もちろん当社の採用活動においても活用しています。
2019年9月以降に入社したメンバーについてはこちらの内容の読み合わせはマストで行っており、入社前後のギャップがないようにこちらとしては試みました。
これまで合計6名いるのですが、概ねこれまでとは異なるマッチ感があるかと個人的に思っています。ただ、スタートアップ解体新書に書いてある内容よりもポテンシャライトは厳しくはない環境かと思います。逆にこの内容を伝えて、思っていたのと違った、と言われるとこちらとしてはどうしようもないかなと。
話を戻しますが、
エントリーマネージメント
これはすごく重要であり、特にスタートアップは入社前後のギャップが生まれやすいフェーズになりますので、注意していきましょうね。
では!
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今後も採用/人事系のアプトプットを続けていきます。
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