誰にも負けない
ピタッと当てはまる言葉が見つからないけど、今はその時じゃないと感じることがたまにある。それを無視すると大抵うまくいかないか期待してたほどの見返りがくることはない。これは特別なことに対してじゃなくて、例えば好きなアーティストの新曲を聴くタイミングだったり、読書をするタイミング、どこまで読んでどこでやめるか。そんなことと言ってしまえばそれまでだけど新しいものに対して自分が受け入れられる状態かどうかを慎重に判断することでやっと音楽や読書の100%を100%で感じられる。何かを感じることはきっとすごく大切で大変なことなんだと最近気がついた。振り返ると2024年の前半は何かを感じられるだけの容量が自分には無かった。感じるということは情報を受け取るということだ。受け取るためには受け取れるだけの余裕がないとダメだという当たり前のことにすら気がつかなかった。
これまで進学した時や社会人になった時のいわゆる人生の区切りをあまり意識してこなかったけど、この7月に異動したことはかなりの転機になった。引っ越しで何かとバタバタしていたのも一段落した今、自分に不必要な物も心も断捨離できてたことに気づけた。今まで人ってなんでもある方がいいと思っていたけど、意外となくても大丈夫なものって多いんだな。身軽でいることがこの生活を少しは豊かにしてくれそうな気さえしている。社会人になって友達と遊ぶ頻度は少なくなったけど、なんだか今は友達とも遊びたくないし予定に縛られたくない。地元に帰ったわけではないから近くに友達もいない。折角身軽になったんだから自由の100%を100%感じてやろうと決めた。何件か遊びの予定があるけど先のことはあんまり考えないように、今だけをできるだけ楽しく生活できるように、要らない情報を取り込まないように、その辺だけはしっかりやろう。誰に対してもない、自分だけの意思表示をここに残しておく。6月からInstagramは開いていない。これが功を奏しているのかは分からないが無駄なことで人と比べることは少なくなった気がしてる。友達の近況を知ることは出来ないから一長一短なんだけど、これで他人より自分を大切にできるなら他人を大切に思える余裕が生まれる時まで待っていようと思う。
様々な局面で恋人・友人・家族に助けてもらえることも多いけど、助けてもらえる土俵を作るのは自分にしか出来ないことだしそれすらも助けられてしまうと自分が自分である意味も意義もない、一体自分は誰のために生きているのか分からない状態になると思う。それだけは避けたい。何事も自分が一番で大切なんだと軽く心を洗脳するくらいが丁度いい。この土台を作るのは今を逃すとダメな気がしてるからしっかり固めることが直近の目標だね。
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