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初めて買ったApple製品

iPhoneの登場によって、かなりの割合の日本人が所有しているApple製品。そもそもはMacintosh(現在でいうMac)から始まったAppleだけど、自分が初めて買ったApple製品はiPod miniでした。

iPod miniとは

最早最近の中学生なんかはiPodという存在すら知らないんじゃないかと心配になってきますが、一応iPodを知らない人の為に説明しておくと、ハードディスクが内蔵されてるApple製音楽プレーヤーのことです。Apple公式サイトのスクショを貼っておきます。

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これのピンクを持ってました。発売から17年経ってますが、今でも全然イケるデザインですよね。モノクロの液晶がいい感じです。

Appleなんて知らなかった

高校を卒業するかしないかの時期だったと思うんですけど、カードゲームをする為に広島市内にあるソフマップに行ったんですよね。んで、なんとなくオーディオコーナーをウロウロしてたらこのピンクの筐体を見つけてなんだこれは?と。当時はどのメーカーのかもわからないMP3プレイヤーに曲を入れて聴いてたんですけど、見たこともない可愛いデザインのプレイヤーがあるじゃないか。

どうやらAppleというメーカーの機種らしい。話しかけてくれた店員さんに話を詳しく訊くと、「パソコンにiTunesというソフトを入れて、そこで曲を管理できる」「そこに入ってる曲をこのiPodと同期できる」「今持ってるMP3プレイヤーの何倍も曲が入る」ということを教えてもらい、ますますテンションが上がる。

「めっちゃ人気でこれが最後の1台です」

はいでた。買うやつです。確か2万か3万くらいしたと思うんだけど、10代にはなかなかの大金。店員さんに取り置いてもらって、銀行へお金を下ろしました。さようならバイト代。

結局本来の目的のカードゲームをすることもなく家に帰り、パソコンにiTunesをインストール。絶滅した30ピンアダプタiPod miniに挿し、曲を同期。イヤホンを繋いで再生ボタンを押す瞬間はマジでテンション上がりました。

それからはどこに行くにもiPod miniを持ち歩き(確か首からぶら下げるストラップを付けてた)、レンタル屋でCDを借りまくって曲をどんどん追加していきました。ちょうどレンタル屋でバイトをしていたのも会って、人生で一番音楽を聴いてたかもしれない。

まとめ

その後もiPod nano、iPod shuffle、iPod touch、iPod classicと買い替え、MacbookやApple TVなど、Appleの沼にずぶずぶとハマっていってしまった。iPodに関して言えば、iPhoneに変えてからはほとんど出番がなくなってしまったiPod(shuffleだけは時々使ってた)。あの偶然の出会いが無ければ間違いなく今の自分は無いし、あの時の自分の直感を信じて正解だったと思う。

今でも新しいガジェットを買うとテンション上がるけれど、iPod miniを買った時のような気持ちにはもうならないんだろうなーと少し悲しくなる。

おわり。



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