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これは危ない!こんな候補者が面談に来た際は要注意!【採用危険信号11選】

「●●さん、スキルは良いがなんとなく引っかかる」
「次回面接に進んでいただくか迷う・・・」

業務スキル面以外でなんとなく引っかかる懸念点。採用をご担当された経験がある方は、このような感覚があるのではないでしょうか?

採用後ミスマッチが発覚し、その方の採用時を振り返ると「確かに面談、面接時怪しかったかも・・・」などといったご経験もございませんか?

本日は面談面接にこんな候補者が来たら気をつけていただきたい、採用危険信号11選をまとめてみました!


0. はじめに

これまで、ミスマッチ候補者を採用してしまった経験のある企業のデータがこちらになります。

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約7割の企業がミスマッチ採用を経験していると回答していますね。相互の認識があればまだしも、雇用側だけが一方的に評価している場合、候補者の気持ちになると心が痛いです。

さて、こちらのデータは多いと感じますか?それとも案外少ないと感じますでしょうか?

私は多いなと感じました。雇用側、候補者側共に何度も面談・面接を行い、時間や労力をかけたのにも関わらず起きてしまうミスマッチ。「雇ってみなければわからない」「入社してみなければわからない」といったご意見もあるかと思いますが、できればグラフの青色の面積を増やしていきたいですよね。

ミスマッチは雇用側、候補者側にとってもデメリットが多いと前述しましたが、例えば雇用側の立場だと・・・
ミスマッチ採用によって会社に5,000,000円以上のコストがかかる可能性があることがわかりました(TalentLyft調べ)
特にスタートアップ企業にとっては大きな損失です。何としてもこちらのコストはカットしたいところです!

では参りましょう、
こんな候補者が面談に来た際は要注意!【採用危険信号11選】


1. 採用危険信号11選

 危険信号①
 面談・面接時間に遅れてくる

こちらは当たり前にマイナスポイントに値しますよね。受付時間の指定などがない場合、面談・面接開始時間の10〜5分前には到着(オンラインであれば、オンラインツールにログイン・待機)していることが基本かと思います。
止むを得ない理由での遅刻であれば話は別ですが、時間を守らない=相手への敬意が足りないと判断されてしまっても仕方がありません。また、社内のみならず、社外(お客様)との約束にも遅れてくる恐れもあります。会社としての信用度も失ってしまうは困りますよね。

時間にルーズな候補者には気をつけましょう!


 危険信号②
 面談・面接時に候補者側から質問がない、少ない場合

面談・面接時には事前に企業研究をすべきですよね。最低限、事業について、経営層について、直近のニュースなどは把握しておくべきです。さらに企業研究をする中で、いくつかの不明点や質問事項が出てくるかと思います。
面談・面接時に候補者側からの質問がない場合は、企業研究をしていない=興味がない可能性が高いです。
面談・面接に意欲的ではない候補者には要注意です。


 危険信号③
 SNSなどに、見る人が不快になるような投稿をしている

面談前後で候補者のSNS(FacebookやTwitter)を検索してみてください。SNSをやっていなかったり、非公開アカウントであれば良いのですが、雇用側企業や他の企業、他人の悪口など投稿している場合は要注意ですね。
企業のブランディングだけでなく、人としても宜しくなく、社内へも悪影響を及ぼす危険性があるかと思います。
SNSは良くも悪くも人柄が出てしまう場合があるので、面談前後ではチェックしてみるのが良さそうです。


 危険信号④
 質問に対する回答が漠然としている

優秀な履歴書や職務経歴書を見ると、是非面談・面接したい!となるかと思います。しかし、実際に面談・面接時にこれまでの経歴や業務内容などについて質問をしていくと、漠然とした回答しか返ってこない、といったご経験ありませんか?
もしかすると、履歴書や職務経歴書にはこれまでのスキルを盛って記載している可能性もあるかもしれません。
ただ、緊張して回答できない場合も考えられますので、不審に思ったら質問を深掘りしてみましょう。


 危険信号⑤
 1社ごとの在籍期間が短く、転職回数が多い

こちらは職務経歴書をチェックする際に重要視している企業様も多いのではないでしょうか?止むを得ない理由での退職が1度や2度あることは別として、直近2年で3社の経験などは懸念点となりますよね。
キャリアパスに一貫性がなく、直ぐに飽きてしまう性格かもしれませんし、何かしらの理由をつけて辞めている場合は、採用してもすぐに退職してしまう可能性は高いです。
面談・面接時にしっかりと転職理由をヒアリングしましょう。


 危険信号⑥
 ポジションに対しオーバースペックで応募してきた場合

ハイスペックな候補者の応募は嬉しいものですよね。しかし、ポジションに対して少しオーバーなスペックの方が応募してきた場合、要注意です。
というのも、入社後早いタイミングで昇給や昇格を求めてくる可能性があるからです。それが後にマネジメント的に問題になってしまう恐れがあります。
ポジションに対して少しスペックが高い候補者の応募があった場合、なぜ応募をしてきたかを深掘りする必要があります。


 危険信号⑦
 目を見て話すことができない

日本人は苦手な方が多い印象があります。セールスの方や社外に出る機会が多い職種の方が目を見て話すことができない場合致命的ではありますが、そのほかの職種の方でも目を見て話せる人が良いですよね。
目を見て話す、コミュニケーションをとることは、お互いの信頼を深めるために大切なことです。実際に入社して一緒に働く仲間として、信頼関係は築いていきたいため、職種に関わらず必須ポイントとなります。


 危険信号⑧
 前職・前々職の同僚や上司を紹介してくれない場合

こちらはリファランスチェックに値します。みなさん入社前に、候補者がどんな方かを第三者にヒアリングされるかと思います。
その際に、前職の同僚や上司を紹介できない方は危険です。何かを隠していたり、経歴や業務内容を詐称していたり、信頼関係が築けていない可能性などがありますので注意しましょう。
前職の同僚や上司を紹介することは一般的、当たり前のことだと思って良いかと思います。


 危険信号⑨
 個人的な利益ばかりを気にする候補者

面談・面接時に年収や昇給のタイミング、いつから何日間有給を取得できるかなど、個人的な利益ばかりを質問してくる候補者は注意しましょう。
もちろん、お金や休みは大切なことではありますが、最終面談などでない限りあまり聞くべきではないかと思います。
あくまでも、給与や休暇は業務のパフォーマンスの対価として与えられるものです。特にスタートアップの場合、入社前に給与・休暇を気にする方はマインド的にマッチしない可能性が高いですね。


 危険信号⑩
 自分視点だけの話をする人

面談・面接は自己アピールの場なので、自分がこれまでこんなことを頑張ってきた!といったアピールは悪いことではありません。
しかし、会社はチームで働くもの、チームで作っていくものですので、個人のことばかりを考えている人や、チームで働くことを嫌う人は注意しましょう。特にスタートアップでは、一人一人の力の大きさがダイレクトに会社経営に関わりますが、チーム感・一体感がなければ会社は成り立ちません。
一人一人の自立も大切ですが、個人プレー欲が強い方には注意しましょう。


 危険信号⑪
 話を聞いているようで実は聞いていない人

話しを聞くときに相槌などをして、一見しっかりと話を聞いているようで実は全く聞いていない方などいらっしゃるかと思います。(ただの聞いてますアピールをしている方ですね。笑)特に、面談・面接時はこのアピールをする方も多くいらっしゃるかと思います。
ここで、面談・面接中に話に上がった内容を覚えているか、軽いテストをしてみてください。緊張で覚えていない可能性もあるかと思いますが、しっかりと話を聞いていたか、聞いているふりではなかったかが、わかるかもしれません。


3. まとめ

【採用危険信号11選】いかがでしたでしょうか?直近で面談・面接された候補者は11項目のうち何項目に当てはまりましたか?当てはまる項目数が多い候補者の場合は要注意候補者です。

とはいっても、要注意候補者=NG候補者とすぐに判断はしないようにしてくださいね。あくまでも少し注意して面談・面接を進めましょう、といったアラートになります。

上記11選はすぐに活用できる項目かと思いますので、是非次回からの面談・面接の際にご参考ください!

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