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ナポリタン理論
6/1(土)
天気:晴れ
「寿司と焼肉、一生どっちかしか食べられないってなったらどっち?」
この質問に対して、いつどんなときでもハッキリと答えられる人は少ないと思う。
だって結局みんな寿司も焼肉も好きだもん。
お寿司をこよなく愛する僕でさえ、今後の人生で焼肉を完全に捨てちゃうのはしんどい。
実際に
「今日は焼肉の気分だなぁ」
って日もあるし、もしもこの二者択一をどうしても実行しなきゃならない状況に陥ったときは
できればバチェラーぐらい悩ませてもらいたい。
ってなわけで、食べ物の二択は無条件でめちゃくちゃ難しいもんだと思っていたのだが
昨日、バイト先の賄いでミートソーススパゲッティを食べているときにふと気づいた。
あー僕、この世にナポリタンがあればミートソーススパゲッティ要らないかも。
別にそのミートソーススパゲッティが不味かったとかじゃないけど
なんとなーく自分の中でミートソースとナポリタンを比べてみたら
「ナポリタンの勝ち」だと、すんなり答えが出た。
寿司と焼肉だとめっちゃ迷ったのに、ミートソースとナポリタンではこんな簡単に決められるとは。
なんでだろ。
僕はこの差が一体何なのかを考え、そしてわかった。
ミートソーススパゲッティとナポリタンが似ているからだ。
食べ物同士でも、それらの距離感が近ければ、つまり似ているものや同じジャンルのものであれば、どっちを選ぶか結構すんなり決められるのかもしれない。
たとえばお寿司のイカとタコなら、僕はすぐにイカの方が大切だと答えが出せるし
ハンバーグとステーキならハンバーグと即答できる。
これがマグロのお寿司かステーキどっちかを選べってなったら、まじでむずいもんね。
んでこの理論、どうやら食べ物以外にも使えそう。
スポーツならバスケより野球、乗り物なら電車よりバス、行くなら水族館より動物園。
よしよし、一般化できた!
物事は、こんな感じで近いものや同じレベルのもの同士を比べることで選択しやすくなるってことだ。
僕はこれを「ナポリタン理論」と呼ぶことにする!
迷ったときは同じレベルに揃えて考えよう!
ぜひ皆さんもナポリタン理論を活用してください!
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