観たあとに、伝記本を読んでみたくなる映画「デビルズ・ダブル」
気分は上がっているときに、
ちょっと重い映画を観たくなるときがある。
今回は得意のAmazonプライムで、
イラクの独裁者、サダム・フセインの長男、
ウダイ・フセインの影武者を描いた映画
「デビルズ・ダブル ある影武者の物語」
(2011年 監督:リー・タマホリ)を観た。
初めて観る、ベルギー産の映画かな?
ラティフ・ヤヒアという人物の自伝本を原作とした映画なので、
本当にラティフが影武者だったのか?
疑問視する声があるみたいだけど、ウダイの素行の悪さは、
当時ニュースで伝えられていた通り。
いや、映画で描かれている姿は、その何倍も酷い。
サダム・フセインがウダイについて
“生まれてきた時に殺せばよかった”と言ったほど、
権力を傘の下で、悪行を働いたウダイの姿と、
むりやり影武者になったラティフの葛藤が描かれている。
ウダイとラティフの二人一役で主演を演じたドミニク・クーパーは、
マーベル映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
(2011年 監督:ジョー・ジョンストン)で
ハワード・スタークを演じている。
これがハワードスターク。
同じ年に撮った映画にしては、
両映画が同一人物かどうか分からないくらい。
メイクアップかな? 演技が達者なんだな。
ちなみに、「デビルズ・ダブル ある影武者の物語」のような
伝記映画もけっこう好きなジャンル。
ぱっと思いつくのでおススメなのは、
☑ウルフ・オブ・ウォールストリート
(2014年 監督:マーティン・スコセッシ)
☑英国王のスピーチ(2011年 監督:トム・フーパー)
☑マネーボール(2011年 監督:ベネット・ミラー)
☑エリン・ブロコビッチ
(2000年 監督:スティーブン・ソダ―バーグ)
☑エレファント・マン(1981年 監督:デヴィッド・リンチ)
エレファント・マン、これ観たのはテレビでだったかな?
かなり子供だったけど、なんだか、
ラストのシーンは悲しかった覚えがある。
いま調べて知ったけど、アンソニー・ホプキンス、
ジョン・ハート、アン・バンクロフト・・・
かなりの名優が出てたんだな。観直してみようかな。
「デビルズ・ダブル ある影武者の物語」
期待していなかった分だけ、自分の中では高評価。
年齢を重ねるごとに歴史が好きになってきたし、
事実史だけでなく、きちんとストーリーがある伝記映画でした。
ご興味があれば、ぜひ。
デビルズ・ダブル ある影武者の物語 ★★★★
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー ★★★★
ウルフ・オブ・ウォールストリート ★★★
英国王のスピーチ ★★★★
マネーボール ★★★
エリン・ブロコビッチ ★★★
エレファント・マン ★★★
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