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勤務3日目 なにもやらなさすぎて楽しい

楽しいです。

まともな仕事をなにもしていないけれど、班の人たちも「新人は遊ばせておく」みたいなふうで、一応道順組み立てをやったのですが、内心郵便物で遊んでいたような感じでした(もちろん本当に遊んでいたわけでなく、原簿を見ながら丁寧に組んでいたのですが、そういう気持ちになっていた、という意味です)。

ぼくは30半ばのおじさんなのに、「ゆっくりでいいよ」とか「この仕事は先が長いよ」と、みなさんたびたび温かいお言葉をくださるので、とてもありがたかったです。

午後は赤カブに触りました。
自慢ですが、ぼくは18歳からスクーターに乗っていて、車も時々乗るのですが、移動手段はほぼ原付で、これまで無事故無違反でした。

なので運転に自信はあったのですが、カブの扱いが予想以上に難しい
マニュアル操作に慣れないのもそうですが、ぼくはずっと楽ちん2ストバイクに乗っていたので、4ストのカブの加速に慣れない。遅くて、どうもうまく操れないです。

でも楽しいです。
カブは一度乗ってみたかったので、その夢が赤カブで叶ってうれしい


世間ではボロクソ言われている郵便配達員の仕事ですが、いまのところは、想像以上によい仕事だと感じています。

なんといってもホワイト企業です。
ブラックな局があるかもしれませんが、郵便局は基本的にホワイトらしいですね。
いまは無茶な営業もさせないので(部長が絶対に自爆はやらないでときつく話していました)、休憩時間は郵便を触ってはいけないですし、研修中でも「説明が長くなったから」と、終わる予定だった時間を超えた分、超勤をつけていただけました。

3日目の最後にはすべてのJAPAN POSTユニフォームが揃い、4日目からようやく郵便局の人間らしい姿に変身できます。バイトだけどね。

バイトだとしても、十年も無職のなんの資格もない30後半の人間が、こんな良い会社に入れていいのかと、信じられない気持ちです。

これから勤めていって、「やっぱ噂の通りのクソじゃねえかよ」という感想に変わるかもですが、いまのところはこの仕事を、自分のような長期間引きこもりの社会不適合者に勧めたいです。
長い目で見てくれるし、平均年齢が高いですし(高卒で入社した若いベテランもいます)、ホワイト企業ですし。

班のベテランの方も、「配達の仕事は、慣れれば自由気ままな仕事だよ」と仰っていたので、これは本当のことなのでしょうね。

ていうか、ぼくが勤務する局がかなりの当たりだったのかもしれません。

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