504-「本当に疲れていたんだ。無理にプレイをしようとすればするほど僕の手から離れていってしまうかのようだった。仲間たちが支えてくれて助かったよ。」

画像1 平均28.6得点8.0リバウンドという文句なしの数字を残し、2年連続でファイナルMVPを獲得したにもかかわらず、シリーズ終了後のコービーの会見は少々言い訳じみたセリフから始まった。実際にFINAL第7戦の、特に前半のコービーのプレーは目を覆わんばかりだった。レイカーズが破れていたら”“戦犯”としてその名を歴史に刻むことになっていたかもしれない。そんな大事な一戦の終盤に、彼は仲間を信じた。その事実こそが、エゴイストから真のベストプレイヤーへ進化した男の成長度を物語っていたのかもしれない。

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