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25.「一人じゃないんだよ」というのではなく、「みんな一人なんですよ」と言うべきではないだろうか。

「周りに味方が何人いようと 死ぬときは独りだよ」


これは「呪術廻線」という漫画でのセリフです。


他の呪術師との連携は大事だと言う伏黒に、五条はこう言い放つのです。


さて、この投稿は次の3人の為に書きました。

1.同調圧力から抜け出したい人。

2.孤独になるのが怖い人。

3.孤独を楽しみたい人。


1.同調圧力から抜け出したい人。の解説はコチラ↓


・では次に2.で「孤独になるのが怖い人。」ということを解説していきたいと思います。


人間は本来、好むと好まざるとにかかわらず誰もが孤独な存在なんです。


もしあなたが「私は孤独なんかじゃない」と思っているとしたら、そう思い込んでいるだけのことなんです。


一人で生まれてくる、一人で死んでいくというのは愕然たる事実なんですから。


ところがほとんどの人はその真実から目をそらしているんです。


孤独を選ぶこととは、自分の人生を他人任せにせずに自分で引き受け、自ら切り開いていこうとする覚悟と言い換えても良いでしょう。


複雑な問題を自分の頭で解決するのが面倒くさくなって、言われたままにしておけばいいかと思ってしまう時、やりたいことを実現するまでのハードルが高すぎて思わず投げ出したくなる時、この覚悟があるかどうかが効いてくるんです。


結果がどうなろうとも、それに直面するのは自分自身で、口出ししてきた誰かではありません。


口出しした人が仮にどんなに優しい性格で必死に慰めてくれたり、親身になって心配してくれたりしても、あなたの見ている風景と同じものを目にすることはその人には決してできないんです。


あなたのせいでこんな目に遭ったと責めたところで、身代わりになってもらうこともできません。


なぜなら人はそれぞれが固有の存在の孤独で、交換不可能だからです。

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自分で選んだ事の結果は何があろうとも誰かに代わってもらえるわけではなく、自分で引き受けるしかないんです。


このことを深く自覚すれば自分の選択を他人任せにすることなど、恐ろしくて出来なくなるはずです。


そして、脳は孤独を求めております。


人間の意識は一秒間に100ビッドぐらいの情報量しか処理できないと言われてるそうです。


多いか少ないかはともかく、人と会話しているとそのかなりの部分が使われてしまうということが分かっています。


例えば商談やプレゼンなどで話をすると、終わった時にどっと疲れが出てしまった経験があなたにもあるのではないでしょうか?


それは商談やプレゼン中に脳がめいっぱい情報を処理して、一種のパンク状態になってしまったからです。


脳の疲労が身体全体に及んでヘトヘトになってしまっています。


仕事でもプライベートでも人とのコミュニケーションが丸1日続くと、盛りだくさんの一日だったなぁと感じることでしょう。


人と会うのは楽しいことでもありますが、コミュニケーションは意外にも脳を酷使することになるのです。

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人見知りの人が知らない人と話すのが苦手なのは性格的なこともありますが、脳の容量をかなり奪ってしまうということを本能的に知っているからかもしれません。


もちろん人と会うことにはプラス面もたくさんあります。


自分の知らなかった知識や情報を得ることができるし、こんなことをやりたいと話すことでそれを実現させるヒントをもらえたり、キーマンとなる人を紹介してもらえたりもします。



自分を成長させるためにも色々な人にどんどん会うべきです。


ただし脳の容量には限界があります。


多少の個人差はあってもその事実自体は変わりません。


人とたくさん会うのであれば、その分休ませる必要もあります。


情報処理でパンク寸前になった脳と身体を手入れしなければいけません。そのために必要なのが孤独でございます。


たくさんの人とコミュニケーションをすればするほど癒す時間を持つべきなんです。


人とコミュニケーションをすればするほど、自分の外にあるものばかりに気を取られてしまい、自分の内にあるものをついにないがしろにしてしまうんです。

すると「こういうことをしたい」とか、「こんな風に生きてみたい」という自分の本当の欲望に気付きにくくなってしまいます。


自分の本当の欲望を実現させるためにも、自分自身に孤独の時間を与えましょう。

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それでは「孤独になるのが怖い人。」をまとめておきましょう。


ポイント1.「私は孤独なんかじゃない」と思っているとしたら、そう思い込んでいるだけ。


なぜなら一人一人の脳が各人固有のものであり、他の人とは断絶している。


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ポイント2.コミュニケーションは意外にも脳を酷使する。


たくさんの人とコミュニケーションすればするほど、癒す時間を持つべきである。


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「ノーということによってのみ、本当に重要な物事に集中できるのだ」
本書から抜粋。


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「人間は精神の拡がるときと、閉じこもるときが必ずある。強烈に閉じこもりがちな人ほど逆にひろがることがくる。」
本書から抜粋。

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