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ポストコロナon-line会議 #21「今までの平和とポストコロナ時代の平和”令和”の違い」

令和2年10月7日(水)「第21回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。210名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

開催報告

開催日時 令和2年10月7日(水) 19:00~21:00
参加者数 210名
#21 「今までの平和とポストコロナ時代の平和”令和”の違い」

1.はじめに
  開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
  世界・日本の感染者増加状況など
3.「見えない戦争」
  NPO法人代表理事 森 貴司さん
4.「病の根源」
5.トークライブ「今までの平和とポストコロナ時代の平和”令和”の違い」

  21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、森貴司さん
  グループディスカッション
6.まとめ
  インフォメーション 

ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの風見 雅子(かざみ まさこ)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)先生、ゲストスピーカーのNPO法人ピースビジネスライフスクール(以下 PBLS)共同代表理事 森 貴司(もり たかし)さんにご出演いただきました。(以下 敬称略)

今回のテーマは「今までの平和とポストコロナ時代の平和”令和”の違い」。9.11同時多発テロを受けての10月7日。この日に改めて戦争と平和、そして令和について考えることで、私たちの現在地や方向性を深める機会となりました。

1、はじめに

ファシリテーターの風見雅子による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。

「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」

2、COVID-19による世界・日本の現状

世界・日本の最先端の状況を共有し、理解を深めました。

世界の感染者数:35,644,437人、死者数:1,046,037人
日本の感染者数:86,047人、死者数:1,602人

<近況>
・マドリード再ロックダウン 、不要不急の往来禁止、コロナ第2波で。
・パリ、コロナ警戒レベル「最高」に。バー・カフェ閉鎖へ。
・退院のトランプ氏、階段で息切れ、医師団は検査の説明拒否。
・東京都 新型コロナ 新に142人感染者確認、都内計26869人
・Go  Toトラベル 東京追加、初の日曜、観光地にぎわう。
・エアアジアが12月に日本撤退。国内航空、コロナ禍で初。

3、「見えない戦争」

森貴司さんより、NPO法人PBLSの活動、10.7に込めた思い、そして私たちの身近に起きている「見えない戦争」についてお話を伺いました。

 NPO法人PBLSは、平和を動詞として捉え、「Business 」「Life」「School」それぞれの現場の中で平和活動を実践し続けております。今年で20周年を迎え、ここまで継続できたのは、会員の皆さま、応援くださる地域の皆さま、そしてご指導くださるNoh先生のおかげだと感慨深く感じております。

10.7Peace Renaissanceは、9.11同時多発テロと繋がっています。9.11同時多発テロを受けて、世界の警察を担うアメリカが戦争意思のないアフガニスタンに先制攻撃をした日が10月7日です。そして世界もそれを黙認しました。私たちは二度とこのようなことを起こさないよう10月7日を平和のターニングポイントにしたいと、「10.7Peace Renaissance 」を立ち上げました。そして、絶対平和のルールとして「先制攻撃をしないこと」を掲げ、そんな心を持った人を育てようと毎年イベントを実施したり、様々な活動を行なってきました。

10.7という目に見える戦争がある一方、「見えない戦争」とは一体なんでしょうか?それは「脳と心の戦争」です。私たち人間は、心が脳に負けており、これが全ての戦争の根本原因でもあります。そして、心が脳に負けると「脳の決めつけ」という先制攻撃を仕掛けてしまいます。

ポストコロナ時代は「見える戦争」も「見えない戦争」も終わらせる北極星を目指していきたいと思っています。その北極星とは「心が動く」ことです。1人ひとりの中で心が動き、動的平和が育まれていくことで、心が脳に勝利し、今ここから平和をつくっていくことができます。このポストコロナon-line会議はまさしくその実践をしている北極星だと思います。

4、「病の根源」

長岡 病は細胞の変性によって起こります。では、何によって細胞は変性を起こすのでしょうか?それは無意識深いアイデンティティの決めつけからきます。

では、アイデンティティはどのようにつくられるのでしょうか?それは、周りの目、外からの決めつけです。例えば、親、先生、倫理、道徳などがあります。生まれた時から私たちは周りから決めつけられ「私はこういう人間だ」と脳に決めつけが入り、アイデンティティが決定されるのです。

私たち人間の魂は「自由になりたい!」と叫んでいますが、ここに脳の制限がかかり、アイデンティティを決めつけて「こうしたいけどできない」という自己内矛盾が起きます。そして感情体に傷がつくのです。見えないけれど私たちのエネルギーは傷だらけで血を流しています。それが細胞に影響が出て病として現れます。

今までは心が脳に負けており、5感覚脳を通した目に見える物質の世界を扱ってきました。医療も体を物質と見て、治療をしていたのですが、その認識次元では治せません。次元を上げて、目に見えない内在の世界、すなわちエネルギー、さらにはアイデンティティから変えないといけないのです。

そして、アイデンティティを変えるためには、心の次元までいく必要があります。心は一切の決めつけがない大自由の世界です。その境地に行った時、アイデンティティが変わり、エネルギーが変わり、細胞が変わります。これが治癒のメカニズムです。

20世紀は心が脳に負けた脳の決めつけの時代でした。ポストコロナ時代は、心が脳に勝利する時です。脳の決めつけは全て錯覚だった、脳の映画を見ていたのだと気づくことです。そして脳すら錯覚だったんだと、全てが消えた時、心だけが残ります。そんな大自由の生き方、治癒を案内するのが医療のミッションだと思います。

5、トークライブ「今までの平和とポストコロナ時代の平和”令和”の違い」

森貴司さんがファシリテートをしながら、平和とは何か、令和の意味・価値について共に深めました。以下、内容の一部をまとめたものです。

 今までの平和はどういう世界観だったのでしょうか?

長岡 20世記は戦争の時代だったと思います。今までの平和は、そんな戦争は嫌だという、戦争に対する逆説の平和だったのではないでしょうか。

Noh   人間1人ひとりも、国家間も、観点・判断基準が違います。その違いを調節しようとして、できない時は、合意・妥協・選挙投票で対応してきましたが、それすらできなかった時に戦争が起きてきました。そんな戦争に反対だというのが平和です。けれど、戦争の原因である観点・判断基準を何とかしようとする動きはありませんでした。

 観点・判断基準を超える道具として戦争があったということですね。

Noh   今までは観念を0化させる方法がありませんでしたし、観念を生み出す観点・判断基準を0化させようという問題意識すらありませんでした。だから人間そのもの、組織そのものを潰すしかなかったのです。

 平和に対して令和にはどんな意味がありますか?

長岡 「beautiful harmony」です。「harmony」は循環、共鳴が起きていることであり、動的平和に繋がります。今までは平和を固定して見ていましたが、令和は諸行無常であり、動的平和です。

Noh   脳をロックダウンすることです。今まで脳が認識したすべてのイメージ、意味、価値を完璧にロックダウンできる心の世界が令和です。人間の脳のレベルではイメージ不可能なくらいすごすぎる、美しすぎる世界です。カントは「崇高」「荘厳」と言いました。令和哲学では「完全認識」と言っており、完全認識を得ることで令和感覚がつきます。心が能動的に動き、満たされていつもスッキリです。だから戦争不可能状態になり、最大多数の最大幸福の原理が具現化されるのです。

 戦争不可能な人間とはどういう人間でしょうか?

長岡 脳が働かない状態を常にキープできることです。令和感覚を身につけていることですね。それは宮本武蔵の「無刀の心」に繋がるものだと思います。

Noh   人間がどれだけすごいのか、錯覚から目覚めて心人間になることです。それを認識するためにも妊娠している時からの妊活が大切です。今、妊活の教育体系化を進めています。人間の神秘さを認識できるようになると、自分が好きで、人が好きで、全てがアートで観えるようになります。人生そのものがアートであり、自分はアーティストになっていしまうので、美しい作品を作るのに忙しくて戦争なんかできなくなってしまいます。

 今までは、平和の意味を教えるために、戦争の意味を教える必要があったのだということがわかりました。けれど令和感覚から始まれば、戦争の意味を教える必要がなくなるのですね。

では、1人ひとりが令和感覚を持ったアーティストになった時、どんな組織をつくることができるでしょうか?

長岡 「One for all, all for one」という1つの生命体になるのではないでしょうか。

Noh   1人ひとりが出発点になって、自分がプロジェクトを起こすようになります。そしてそのプロジェクトにみんなが協力し、終わったら次のプロジェクトにまた集います。ドウルーズ哲学でいう「リゾーム」に近いものですね。

 「侘び寂び」を表現する組織になるイメージが来ました。

最後にお聞きします。ポストコロナ時代における令和の意味・価値とは何でしょうか?

長岡 価値観が全部ひっくり返り、物質の時代ではなく、心の時代なることだと思います。

Noh   75年間、日本は悔しい涙を耐えて、見事に心の平和に成功した「平成」を終えました。そこから出た「令和」は、心時代を開いていくことであり、明治維新を完成させる令和維新を起こしていくことだと思います。

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5、まとめ

 私たちPBLSが言ってきた動的平和が今の時代にぴったりだということを確信しました。実践行動を通しながら、皆さまと共に具現化していきたいです。

長岡 脳を超えた心の感覚、令和感覚をつけることがキーワードだと思いました。ものすごい知能を持つAIが来ていることも、人間の可能性を開くメッセージだと思います。令和感覚を持つことができた日本から、世界へと広げていきたいです。

Noh   今は科学技術の終焉が迫り、さらにコロナウイルスまで出てきました。日本では、ポジションある人ですら自分の感情が伝わらなくて自殺しています。でも、日本は人類に大きなミッションを持っています。ひどい白人優越主義だった時代に、日本が西洋の技術を超えてアジアの尊厳を取り戻そうとしました。結果として、ジェラシーされてアジアの夢が潰されましたが、それでも恨まない日本の深く広い心があります。この75年間は、ニーチェが言う「砂漠のラクダ」でした。運命を背負い、耐え、それでも世界経済1、2位を争った日本です。世界を救済できるのは日本しかありません。心が何かを世界に教える完全学問で、AIが真似できない英雄産業を生む日本の勝負が始まります。令和哲学はその中心道具となる決断ができていますし、皆さんと共に心時代を切り開いていけることを願っています。本日はありがとうございました。

ライブ配信アーカイブ@YouTube

ポストコロナon-line会議
#21 「今までの平和とポストコロナ時代の平和”令和”の違い」

on-line会議後の2つのお楽しみ!

1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!

ポストコロナon-line会議@WEBサイト

ポストコロナプロジェクト2020@Facebook

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インフォメーション

令和哲学チャンネル@YouTube

令和哲学カフェ

月曜日〜金曜日21:00〜22:30

世界基軸教育28日間プログラム

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おわりに

当日の会に参加した皆さまから「ライフスタイルを最高のアートにしたいと思いました」「人間がどれだけすごいのかを教える教育が必要ですね」「脳の決めつけが見えない先制攻撃だということにとても納得しました」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。

出演者(敬称略)

ナビゲーター(代表発起人)
  21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
  AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
  NPO法人ピースビジネスライフスクール共同代表 森 貴司(もり たかし)
ファシリテーター
  風見 雅子(かざみ まさこ)
グループディスカッション 
  原田 卓(はらだ すぐる)
  帆足 典洋(ほあし のりひろ)
  樋口 智美(ひぐち ともみ)
  川口 泰輝(かわぐち やすてる)

スタッフ
ディレクター 高村博子、池田真梨子
サブディレクター 土岐直美、大村祐子
ビデオカメラ 佐久間栄
配信スイッチャー 清水七央子
音声ミキサー 中田健一、島崎信也
スチールカメラマン 山口拓子
現場サポート 小水嘉
空間レイアウト 多田野洋子、永野早苗
Zoom操作 平井まや、小松谷翔、山口温子、小畑多美子
YouTube操作 中田健一、樋口智美
タイムキーパー 大村祐子
資料作成 樋口智美
note記事編集 小水 嘉
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美、若林 みき
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、西尾 佳子、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)


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