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ポストコロナon-line会議 #25「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)50代編」

令和2年12月3日(木)「第25回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。187名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

開催報告

開催日時 令和2年12月3日(木) 19:00~21:00
参加者数 187名
#25 「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)50代編」
1.はじめに
  開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
  世界・日本の感染者増加状況など
3.「人間の本分」
  AI和合クリニック院長 長岡美妃先生
4. トークライブ「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)50代編」
  21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、ゲストの皆さま
  グループディスカッション
5. Q&A
6.まとめ
  インフォメーション 

ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの風見 雅子(かざみ まさこ)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)先生、ゲストスピーカーのペットシッターMojo Mojo代表 西山 早苗(にしやま さなえ)さん、世界に通用する才能を育てるMCA代表 福田 美智江(ふくだ みちえ)さん、株式会社未来総合研究所代表取締役社長 若尾 裕之(わかお ひろゆき)さんにご出演いただきました。(以下 敬称略)

今回のテーマは「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)50代編」。コロナ禍の中で、50代の皆さんがどんな思いや視点を持っているのかを深める機会となりました。

1、はじめに

ファシリテーターの風見雅子による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。

「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」

2、COVID-19による世界・日本の現状

世界・日本の最先端の状況を共有し、理解を深めました。

世界の感染者数:64,326,880人、死者数:1,488,992人
日本の感染者数:153,403人、死者数:2,137人

<近況>
・新型コロナの感染件数が約30%減少、都市封鎖の英イングランド
・英がファイザーのワクチン承認へ 12月7日にも接種、FT報道
・東京都、2日の新型コロナ新規感染500人 水曜日としては過去最多に
・コロナ対策費は1千億円規模 東京五輪・パラリンピック
・大阪コロナ重症センター 看護師不足分 府外にも派遣要請
・子どもの自殺大幅増加 コロナによる生活変化が影響か

3、人間の本分

ポストコロナ時代を見据え、人間の本分について長岡先生から語っていただきました。

長岡 ”Boys, be ambitious!”という言葉を聞いたことがあると思います。クラーク教授の言葉ですが、彼は札幌大学の多くの学生たちに影響を与え、学生たちの中にはクリスチャンになったものもいます。彼が説いた「人間の本分とは?」を切り口に深めていきたいと思います。

光、鉱物、植物、動物にはそれぞれの本分があり、地球上の全てのものはその本分を全うしています。では、人間の本分とは何でしょうか?光は光より上位のものに利をもたらし、貢献しています。私たち人間は何に利をもたらすのでしょうか?それは人間集団・社会です。つまり、人間の本分は組織創りだと言えます。

人間の組織創りを見ると、母系制→父系制→君主制→民主制という流れで進化してきています。では、次はどんな組織をつくるのでしょうか。

人間はより完璧な組織創りを求めます。フランス現代哲学者のジル・ドウルーズは「差異と反復」という本を書き、次に求められるのはリゾーム組織だと語りました。リゾーム組織とは、方向を統制されず、伸びたい方向に伸び、変幻自在に結合し、差異化をしながら進んでいくのです。そして、リゾーム組織をつくるためには認識の変化が必要です。

ポストコロナ時代は文明の変化が起きます。有が基準から無が基準の時代へ。私たちはこの大きなクレバスを渡る時に来ているのです。

4、トークライブ「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)50代編」

Noh先生、長岡先生、3名の50代のゲストとともに、コロナ時代における日本社会やこれからの展望について語り合った一部をご紹介します。

西山 早苗
ペットシッターMojo Mojo代表
福田 美智江
世界に通用する才能を育てる MCA代表
若尾 裕之
株式会社未来総合研究所代表取締役社長
ビジネスコンサルタント、未来デザインコンサルタント
オンラインサロン「若尾裕之 未来交流会」主催

Q:新型コロナウイルスが日本の50代に与える一番大きな影響は何だと思いますか?

・自殺やうつが増えています。人を失うということは、日本の宝をどんどん失っていることではないかと危惧しています。
・自営業をしているので、自分の立ち位置が揺らいでいるのを感じます。3月の頃は仕事を失うかもしれないと、自分のことでいっぱいでした。
・日本社会に何を残せるのかを考えます。

Q:50代の人たちが思う日本社会の課題や限界は何ですか?

・情熱的に生きる人づくり、人育てだと思います。
・今は物質文明から精神文明への転換期であり、これからは若い世代からどんどん心を磨いていくことが必要だと考えています。
・日本社会は減点主義ですが、もっと良いところを見つけて加点主義になっていくことが大事だと思います。
・良くも悪くも同調したり、横並びになることを良いとされていますが、もっと自分を自由に表現していっていいのではないかと思います。
・日本人としてのアイデンティティが立っていないことだと思います。

Q:50代の人たちが思うこれからのグローバル社会に通じる日本の魅力とは何ですか?

西山 言葉にしがたいですが、「義」「道」と言われるものだと思います。目には見えないけれど、背筋を伸ばさせてくれるもの。誇りと言ってもいいかもしれません。自分を大事にして自分を誇らしく思えるようになっていくことです。

福田 日本が持っている精神を誇って、お互いに磨き上げ、世界にそれを伝える役割を持っていることを自覚することだと思います。その精神とは、和の心、思いやりの心、感謝の心です。和の心は、異文化を取り入れ融合させていくこと。思いやりの心は、例えばマスクも自分を守るためよりは相手に感染させないようにという思いやりだったりします。感謝の心は、神社で手を合わせる、試合の時に礼をするといったものに表れています。こうした日本の精神が世界に必要とされていると思います。

若尾 日本は近代的なものと伝統的なものが共存しています。また、東洋でありながら西洋の感覚を持っています。相反する両方がわかる日本は、近代と伝統、東洋と西洋の懸け橋になっていけるのではないかと思います。

長岡 存在ではなく場を観ること、相手と自分の間にある何かを観ること。目で見えていないものが大事で本当はそっちだったんだということを世界に発信していくことではないでしょうか。

Noh 日本は今でもミステリアスで神秘的な国だとみられていますね。笑顔で沈黙しています。世界は日本のメッセージを待っています。

Q:50代の人たちが思うやりがいのある理想的な組織、理想的なリーダーのモデルとは?

・信念を持っていて、生き様そのものがリーダーシップになっていること。
・「和を以て貴しとなす」というように皆で共に組織をつくりあげていくのが理想的ではないでしょうか。
・トップダウンは日本で受け入れられるか疑問があります。
・自分らしさを喜々として発揮し、自分自身を好きな人ならば、自然と人のことを好きになり、そういうところに人が集まってくると思います。
・リゾーム組織を心から好むのが日本の精神だと思います。

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5、Q&A

参加者からの活発な質問がありました。一部をご紹介します。

Q:新しい組織を生み出す時に、今の何を変えなくてはいけないと思いますか?

福田 若い人の精神、心を育てることだと思います。すでにDNAには刻まれているので、精神文明にあった育て方で、磨き上げていくことが突破口になると思います。

西山 安心を担保できることが大切だと思います。安心があれば、自分から何か奪われるか心配せず、自分を出せるでしょう。

若尾 今までの常識を全部捨てて、0にすることだと思います。例えば、大手企業でも副業を認めるようになったりと、今までのルールを全て捨て、0から考えていくことが必要です。

長岡 物質文明は有るものを大切にしてきました。それはもう全部捨てる時ですね。本当は、存在は無いという真理に気づく時です。存在が有る、生死が有ると思ったら人間は不安になります。全てが無いんだと消えることで安心を担保することができます。

Noh 世界を統一するのは日本です。私は侍が好きでしたが、日本に来てみると、侍がいなくて驚きました。そこで調べてみたら、戦争で徹底的にやられたことがわかり、心底悔しかったんです。でも日本はそれでもアメリカを、西洋を恨みません。それは深く、広く、遠くを観ていて、世界をまとめる自信感があるからです。その日本の心は、私が福岡で発見した宇宙の仕組みを1つの仕組みで語れる真理そのものでした。

科学技術が終わる時が来ています。これから新しい勝負が始まります。日本が教育で、美学で世界をまとめていきます。心が何なのかを教えられるのは日本しかいません。明治維新を超える令和維新を起こし、人類が経験したことのない組織が生まれるでしょう。「鬼滅の刃」を見てもそのメッセージがあります。侍に戻る時です。

他にも、
・50代までに身に着けて置いたら良いことは何ですか?
・これから後に続く人へメッセージをお願いします。
といった質問が寄せられました。

6、まとめ

福田 25回開催おめでとうございます。こういう場が全国へ、そして世界へ広がっていくことで、私たちの思いが伝わっていくのではないかと思いました。

西山 50歳になるまでは自分のことでいっぱいいっぱいでした。今は周りに目を向けだした自分が嫌いではないなと感じています。

若尾 40代の頃は悩みが多かったですが、リセットして生まれ変わったような気持ちです。経営者交流会など、リアルでできなくなりましたが、オンラインでコミュニティをつくろうと立ち上げました。オンラインになったことで、逆に同じ周波数の人たちが共鳴していると感じています。皆で新しい時代をつくりあげていきたいと思います。

長岡 50代の人たちは一つの山を越えている人たちだと感じました。私も50歳になりましたが、これから社会に何かを残していく時だなと感じています。

Noh 世界で一番勇気がある集団が日本です。日本は自分の命以上に大事にした刀を手放して西洋を超えた歴史を持っています。今度は西洋の真似ではなく、日本のオリジナルで勝負する時が来ています。手放した刀を戻して、日本とは何かを全世界に知らせるビッグチャンス。体を切るのではなく、無駄を切って、国家・民族・宗教で別れている今までの世界ではなく、One Worldにしていくのが日本です。コロナウイルスは、脳のウイルスに心がやられていることを気づくメッセージであり、心が何かを教える新しい教育、新しい学問を持って、日本から人類救済プロジェクトが始まります。そんな日本の偉大な目覚め、偉大な決断、偉大な勝負を皆さんとつくっていきたいです。本日はありがとうございました。

ポスコロ2

ライブ配信アーカイブ@YouTube

ポストコロナon-line会議
#25  「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)50代編」

on-line会議後の2つのお楽しみ!

1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!

ポストコロナon-line会議@WEBサイト

ポストコロナプロジェクト2020@Facebook


インフォメーション

令和哲学チャンネル@YouTube

令和哲学カフェ

月曜日〜金曜日21:00〜22:30

世界基軸教育28日間プログラム

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おわりに

当日の会に参加した皆さまから「50代の人たちの言葉は重みがある」「自分の言葉で自信をもって語られると、聞いている側も自信が増します」「こういうイベントを開催している人たちがたくさんいることが希望です」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。

出演者(敬称略)

ナビゲーター(代表発起人)
  21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
  AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
  ペットシッターMojo Mojo代表 西山 早苗(にしやま さなえ)
  世界に通用する才能を育てるMCA代表 福田 美智江(ふくだ みちえ)
  株式会社未来総合研究所代表取締役社長 若尾 裕之(わかお ひろゆき)
ファシリテーター
  風見 雅子(かざみ まさこ)
グループディスカッション 
  原田 卓(はらだ すぐる)
  塚田 武宏(つかだ たけひろ)
  福島 さとみ(ふくしま さとみ)
  岩田 千佳(いわた ちか)

スタッフ
ディレクター 高村博子、池田真梨子
サブディレクター 土岐直美、大村祐子
ビデオカメラ 堂本文、古川いずみ
配信スイッチャー 不知航
音声ミキサー 島崎信也
スチールカメラマン 吉田純
現場サポート 多田野洋子
Zoom操作 平井まや、小松谷翔、小畑多美子、山口温子
YouTube操作 中田健一、樋口智美
タイムキーパー 大村祐子
資料作成 樋口智美
note記事編集 小水 嘉
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美、若林 みき
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、西尾 佳子、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)



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