きっかけ③
服屋さんを辞めて地元にあるカフェで働き出した。
大学時代、色んなバイトをした。
ゲームセンター
オムライス屋さん
家庭教師
居酒屋
アクセサリー販売
そんな中でやはり楽しかったのは
「接客」
そして
「飲食」
カフェではランチを作ったり、接客をしたり。
マスターは寛容な方で好きなようにやらせてくれたw
そしてしばらく働いてるうちに、あるマシンに興味が湧いた。
エスプレッソマシンと呼ばれるエスプレッソを抽出する機械。
コーヒーには大きく分けると(本当雑破に分けるとね)2種類ある。
ドリップコーヒー
エスプレッソ
この2つ。
ドリップコーヒーは、日本では一般的で当たり前のものだが、当時の僕はエスプレッソに関しては飲んだこともないし、いれたこともなかった。
ご存知の通り、エスプレッソは苦いものだったし(当時の僕は)飲めるもんじゃなかった。
けど、すごく心惹かれたもの、それが
「ラテアート」
2008年頃、福井ではラテアートなんてやってるところはほとんどなかった。
カフェラテの上に浮かぶ「ハート」とか「リーフ」とかどうやって作んの??
から始まり、テキトーにやってみても
なーーーんにもできない。。
でもネットとかに写真や動画があったから、不可能なことではない。
のに、、できない笑
それが燃えたんだろうな。
それからは本やネット、YouTube(その頃からめっちゃ見てた)とか見ながら練習する日々。
夢にも出てくるくらいハマった。
この時に凝り性の僕はコーヒーの魅力にハマった。
ラテアートをキレイに作るためには、美味しいエスプレッソを抽出しなければいけないらしい。
美味しいエスプレッソを抽出するためには、コーヒー豆にこだわらなければならないらしい。
美味しいコーヒー豆とは?
美味しいコーヒーとは?
コーヒーって???
そんな風にラテアートから始まり、ひいてはコーヒーの世界にどっぷりハマった。
そこから、コーヒーマイスターと言う資格を
取るために勉強した。
勉強自体は好きだから、コーヒーの勉強は苦じゃなかったし、毎日接してるもんだから頭にスッと入ってくる。
そして2011年コーヒーマイスター取得。
別にすごくない。
勉強したら誰だって受かると思う。
けど、取った後の方が勉強したなぁ。
「コーヒーマイスターなのに知らないの?」
って言われるのが怖くて笑
資格とは、それ自体に意味はない。
その資格をどう使うか。
コーヒーのスペシャリストとして、お客様にコーヒーの楽しさと美味しさを伝える、というのがコーヒーマイスターの定義だから、知らないことがあってはいけない。
そんな強迫観念もあり、さらに勉強した。笑
そして今もね。
コーヒーって日進月歩。
日々変化するし。
つづく
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