「しっかり」はNGワード!
社長から頂いた言葉。
部下や上司に計画を説明をするときに、
「しっかりやります」「きっちりやります」
という言葉を使う人は信用できない。
と教えられました。
計画を説明をするときは、
課題は何なのか
解決のために具体的に何をするのか
それでどの指標をどう変化させるのか
その結果どういう成果・結果を見込むのか
という具合に、具体策を数字で明示することが求められました。
なぜなら、結局それは何をするのか、部下はイメージがつかないし、上司ももちろんわからない。大方、その表現は「何もしない」ことと同じことになる。
これ、めっちゃ私も刺さりまして、二度と上司/部下には絶対使わないと決めて仕事をしています。
そのことを知ったあとに、世間ではこの言葉をたくさん使っている人がいることに気づきました。
政治家です。
歴代総理大臣も多用しています。特に与党になると多くなりそうですね。
ググったらどんどん記事が出てきました。
(ワクチン混合接種)「安全性をしっかり説明していく」
(森友問題)「しっかり反省し、二度と起こさないためにはどうしたらいいか真剣に考える。」
これで何をするかわかる方はいないと思います。以下のようにすればいいのにと思います。
「しっかり説明する」
例)内閣府HPに掲載する。マスコミに対し○日までに専門家の見解を公表する。
「しっかり反省する」
例)二度と起こさないために、原因を明らかにし、それに対する具体策を○月を目処に提示する。
・・・という具合に説明されれば、その場で先送りはされるものの、何をするのかわかるし、次の一手が見える。
ここで私は提起したい。
政治家に、「しっかり」「きっちり」のような曖昧表現は禁止してほしい。
使ったら使っただけ選挙で不利になるような仕組みにしてはどうでしょうか(笑)
ニュースで流れるような総理の言葉は、おそらく党員がチェックして文章にしているんだと思いますが、そういう言葉を具体的な表現に変えるだけで、国民の信頼は一気に高まると思います。
すぐにでもできる選挙対策、ぜひ実施していただきたい。
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