【受験生必見!】年末年始の正しい過ごし方
年末年始を制するものは、受験を制す。
私は長年の受験指導からそう感じています。
ただ、これは年末年始だけ制すれば良いというわけではありません。
普段からコツコツ勉強してきた者、受験前最後の夏を全力で勉強に打ち込めた者、秋も努力を絶やさなかった者が、最後に受験を制するための最終関門という風に捉えています。
年末年始は、日本人は基本的にはゆっくり過ごして、年明けからの学校や仕事のために英気を養います。
おそらく受験生も、去年まではそのように過ごしてきたでしょう。
しかし、今年は年末年始も気を抜いてはいけません。
以下に気をつけるポイントを二つ紹介します。
これまでの習慣を淡々と継続する
まずは、習慣をくずないことが大切です。
例えばこれまで平日6時間、休日10時間のペースで勉強してきたのなら、年末年始も毎日その習慣を継続すべきです。
なぜなら、人間はペースや習慣が崩れるとストレスを感じたり、調子が出なくなるからです。
受験までもう1ヶ月を切っています。
ここでペースを崩してしまうと、身体に負荷がかかって大切な受験前に病気になるかもしれませんし、落ち着きがなくなり、試験に向けて過度に緊張してしまうようになる可能性が出てきます。
不安を感じるかもしれませんが、できることは簡単です。
粛々とこれまでやってきたことをやり通すのみです。
年末年始の特番は全て観ない
年末年始の特番は、全て観ないようにしましょう。
その理由は、まずはくつろぎモードになりペースが崩れるというのが挙げられます。
年末年始の特番は長いものも多いため、勉強時間の確保ができなくなります。
試験直前に勉強時間が確保できないのは痛いので、年末年始の番組は観ないのが吉です。
そして、もうひとつ大切な理由があります。
それは、「受験を自分の中でより大きなイベントにする」ということです。
受験はこれまでの人生の中でも、最大級に大きなイベントです。
人生で一番大きな喜びを手にする人もいれば、人生で一番大きな絶望に打ちひしがれる人もいます。
ただ、どんな結果になろうとも、後から振り返るととても貴重な経験です。
そんな貴重な体験を、軽んじるような行為とってはなりません。
自分の中で最大限向き合い、越えるべき大きな壁として認識する必要があるのです。
そうすることで、ドーパミンが出て、質の高いモチベーションを形成•維持することにつながります。
特番を観るという楽しみな行為を制限することにより、受験という一大イベントを、より重みのあるものとして扱いましょう。
先ほども言いましたが、受験は人生規模でみても、とても思い出深いイベントになります。
ぜひベストを尽くし、良い結果がでるように、やれることを最後までやり切りましょう。
応援しています!
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