見出し画像

【徹底比較】浪人すべき?すべきでない?🧑‍🎓👩‍🎓浪人する際に【絶対に気をつけるべきポイント】

はい!こんにちはポジティブ先生です🔥
本日は「浪人するべきか、しないべきか」という何ともシビアなトピックでお送りしようと思います。

受験に本気の方は、是非とも必見です。
なぜなら、受験に熱心な学校では、毎年2、3割の浪人生が出ます。

多いところでは、4、5割になるケースもあります。
そして、浪人はやっぱりきついです。
一日中勉強するというサイクルを365日間続けるわけですが、心身にかなりの負荷がかかります。

ただ、やはり一年間しっかり頑張った子は、結構成績は伸びます。
現役では届かなった大学のさらにもうワンランク上の大学に合格することもしょっちゅうです。

さて、メリットもデメリットもある「浪人」に対して、どのように選択すべきかを本日は解説します。

実は私も浪人経験者です。
私の実体験、そして、今まで受験生を何人も見てきた経験から解説させていただきます。

きっと皆さんが判断する際にお役に立つと思います。
以下が私のプロフィールです。

・一浪して「国立難関大」に進学
・大学院の研究科を主席で修了し、奨学金211万の全額免除をもらう。
・毎年倍率15倍の教員採用試験を一発合格
・公立高校の正規教員
・現在、偏差値70越えの私立中高教員
・英検準一級保有(専門は英語ではないです。)

それでは早速見ていきましょう。

1. 浪人のメリット

まず、浪人のメリットです。
大きく分けて3つあります。

・「共通テストの点数が爆伸びする。」
大体50点から150点くらい伸びます。
もちろん、もともと点数が高かった子は伸び代が少なくなりますが、その子は二次試験の力がかなりつきます。
これは、一年間しっかりやることで、基礎的な力がある程度網羅されるからです。
基礎が網羅できていないと、その内容が試験に出てしまった時、完全に手も足も出ません。
それが、どの分野が出てもある程度対応できるようになることで、点数に結びつくようになるのです。
そして、問題演習の時間がしっかり取れるので、基礎のみならず応用にも対応できるようになり、点数は自ずと上がっていきます。

・「大学や就職の選択肢が増える」
これは言わずもがなですが、点数が伸びれば、行ける大学も増えます。
進路の選択肢が増えていくのです。
分かりやすいところで言うと、「医学部」に合格できる力をつければ、「医学部医学科に行く」と言う選択肢が生まれます。そして、「医者になる」と言う選択肢が生まれるのです。
その他にも、難関大学に入った方がやはり有名企業への切符は手に入りやすいです。将来的にも選択肢は広がっていくでしょう。
自分が「給料」を重視するなら、その条件を満たす企業に入りやすくなりますし、「労働時間」を重視することもできます。
働き方の選択肢の幅が広がると考えて良いでしょう。
(もちろん、あくまで傾向の話ですが)

・「人生で指折りの頑張った経験ができる」
浪人期間は本当に勉強しまくります。一日10時間の勉強を毎日土日も関係なくやるわけですから、人生規模で見たときでも、すごく「頑張る」期間になります。
そして、その頑張った期間というのは、自分自身にとっての大きな自信になります。「これだけ頑張ることができた」という達成感や実際の成果を手にした自信から、大学入学後や就職した後も引き続き勉強することができ、良い人材になる可能性が高まるでしょう。こちらももちろん燃え尽きなければの話ですが。

私自信、何だかんだ人生で一番頑張ったのは浪人期間です。
人生の各フェーズで、もちろん結構頑張っているんですが、一年間毎日10時間を超えるほど一つのことに集中した経験はなかなかありません。

私自身は浪人の時に勉強をしっかりやる癖がついたので、大学、就職後もしっかりと勉強して自己研鑽することができました。

日本の大学生は全く勉強しませんし、社会人の平均勉強時間は1日7分ですし、それなりに周りに差をつけることができたと自負しています。

そして、やっぱり浪人期間頑張りまくって、いざ合格した時は本当に嬉しかったですね。
心から良い思い出と言えます。

2. 浪人のデメリット

さて、続いてデメリットです。
こちらもそれなりにあります。

・「社会人一年目が遅れる」
これは、問題なさそうで結構問題ありです。
特に会社員として生きていく人は給料面についてデメリットがあります。
なぜかというと、社会人一年目が一年遅れると、
「社会人一年目の給料がなくなる」のではないからです。
社会人一年目の給料は一年遅れた状態でもらい出します。
さて、ではいつの給料がもらえないのでしょうか。
そうです。
「定年最後の一年の給料がもらえない」ことになるのです。
一年遅れて初任給をもらい出すので、スタート地点は変わりません。
終わりが一年短くなるのです。
定年最後の一年でもらえるはずだった給料がもらえないのは、結構痛いです。
なぜかというと、定年間際は、人生の中でもかなり給料が高い時だからです。それが一年分ないと考えると、ちょっと残念ですね。

まあ個人的にはそんなもん気にすんな!
と言いたいですが、私が全員の家計簿を管理するわけではないので、お金が人生の大きな軸になる人は知っておくと良いです。

・「心身へのストレスがでかい」
一日10時間以上勉強するのは、普通に苦痛です。
ストレスは溜まります。

人間は、朝ちゃんと日光を浴びて、適度な運動をして、友人や大切な人とコミュニケーションを取らなければなりません。

しかし、浪人期間は基本的に勉強しかしません。
運動する時間があるなら勉強したいという人が大半でしょう。

そんな過酷な状況から、ストレスで心身を病んでしまうひとも結構います。
ずっと椅子に座っているんで、血流も悪くなるんですよね。
色々とよくないです。

このストレスと向き合う覚悟が必要というわけです。
結構大変ですよね。

・「必ずしも成果が保証されていない」
最後は、「必ず受かるわけではない」ということです。
過去に私が見てきた受験生の絶望ストーリーを紹介します。

その子は賢かったので、前期で東大を受験しました。
残念ながら不合格、後期で九州大を受けて合格しました。

九州大も難関大ですのですごいのですが、その子は東大にこだわりがあり、一年間浪人しました。

そして、浪人後も東大には不合格。
結局また後期試験で受けた九州大に合格し、そこに行くことにしたのです。

もちろん「意味がなかった」というつもりはありませんが、一年目で行っていれば辛い修行の一年間はありませんでしたし、楽しいカレッジライフが待っていました。

このような結末になることもしょっちゅうあります。

浪人したからといって、成功が保証されているわけではないのです。その辺りのことも意識しておいてください。

3. まとめ

かがでしたでしょうか。
浪人は大きい成果や人生で見ても最高の思い出が得られる反面、シビアな面もたくさんあったかと思います。

皆さんがメリット、デメリットをしっかり把握した上で、適切な判断を下せることを願っています。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?