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【当てはまったら注意!⚠️】真面目な受験生が失敗する【落とし穴🧑‍🎓】

はいこんにちは!ポジティブ先生です🔥
本日は真面目な受験生が陥りやすい落とし穴について解説していきます。

受験においては、真面目だからこそ失敗してしまうというケースが少なからずあります。

今日はそんな中でも、受験生が特に失敗しやすい事例について解説させて頂こうと思います。保護者の皆様からお子様に伝わり、お役に立てれば幸いです。

ズバリ結論から言います。
真面目な受験生が失敗しやすい事は、

「いろんな問題集に手を出してしまうこと」です。

え?いろんな問題集に手を出すってことはたくさん勉強しているって事でしょ?良い事じゃないの??

そう思われた皆さん。注意です。

いろんな問題に取り組むということは、一見良いことのように思うかもしれませんが、受験においてはかなり危険サインです。

なぜかというと、1つ1つの問題への理解が完璧になっていないからです。

どういうことでしょうか。

受験生は、入試に向けて色々な問題を解きますが、大抵一回解いただけでは、内容は定着しません。

よほど理解力のある子なら別ですが、一般的には、
・一回目・・自分ができないことを知る。→知識を復習したり教科書の基本問題を解き直す。
・二回目・・なんとか解ける。
・三回目・・スラスラ解ける。

こんなパターンで学習が進んでいきます。

つまり、三回目でようやく定着するのです。

しかし、たくさんの問題集に手を出している子は、大抵一回しか解きません。
一回目で辞めたらどうなるでしょうか。

そうです。
まだきちんと自分の力で解けていないのに、次の問題に移ることになってしまうのです。

わかりやすく言うと、鉄棒で前回りがちゃんとできていないのに、逆上がりを始めるような感覚です。

めちゃくちゃ崩れやすい万里の長城を作っていると言っても良いでしょう。
壁が固まっていないのに次へ次へと進んでいっています。

これでは、本当の学力はつきませんよね。
けど、一丁前に「やっている感」がものすごくあるので、真面目な子ほど
この罠に陥りやすいのです。

保護者の皆様、お子様が色々な参考書を買いまくろうとしていたら、ぜひ止めてあげてください。

場合によっては何百時間、何千時間といった莫大な時間を無駄にすることになります。

そして、気をつけるべきは「問題集」だけではないのです。

重要なのは、「理解・定着が不十分なのに、次々と色々な問題に取り組みすぎないこと」です。

つまり、問題演習をメインとする塾に通われている方も要注意です。

お子様は学校で必ず問題演習用のテキストを買っています。
そして、塾でもやっているため、二重でやっていることになります。

その場合、どちらかの問題が一回きりの付き合いになっている場合が多いです。
一回きりの問題は、すぐに解き方を忘れてしまうので、注意してください。

そのほかにも、学校の教員が良かれと思って用意した添削問題集、塾の棚に置いてあった問題集、塾の先生のオリジナル問題プリント。

教師や講師側は、充実した教育をしようとするとついつい色々なものを与えてしまいます。しかし、本当にやるべきことは「1つの問題集と向き合い2、3回は解いてみること」です。

そうすることで本当の力がついていきます。

したがって、お子さんがやるべきことは、
・網羅性が高く基本から発展まである問題集をやり込む(少なくとも2周以上)
・完璧になったと思ったら、次のレベルの問題集に移る。
・受験前に、志望する大学の過去問を解きまくる。

これで大丈夫です。

特別なことをする必要はありません。

コツコツとやった人が最後は勝ちます。

お子様が受験において良い結果を勝ち取ることを願っています。
それでは、またお会いしましょう!


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