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大人たちが忘れていはいけないこと「未来の主役は今の子ども達」

日本に希望を持てない若者たちが急増している。
世界的に類を見ない少子高齢化、上がらない給料。

「失われた20年」と叫ばれていたはずの言葉は、最近では「失われた30年」という文言に姿を変え、さらに40年、50年とその数を伸ばすのではないかと日本人を不安に追いやる。

私は日本が好きだ。

何ヶ国か海外に行ってみたが、日本食は群を抜いて美味しい。
水も綺麗で豊かだ。トイレのウォッシュレットは水が綺麗な国ならではの特権らしい。

私は日本人の国民性が好きだ。
細かいところに気がつき、他者に思いやりを持って接することができる。
「財布が落ちて帰ってくるのは日本ぐらいだ」という話を聞くたび、誇らしい気持ちになる。

そんな素敵な日本が今後も末長く続くように我々大人には何ができるだろうか?

それは子ども達を大切にすることだ。

30年後、40年後、この国を支えてくれるのは今の子ども達、そしてこれから生まれてくる子ども達である。

今の大人は子ども達にとって優しい社会を作れているだろうか。
私は自信を持ってその問いに「Yes」と言うことはできない。

「子どもを産みたいけど、お金の負担から産めない。」
何度この言葉を聞いただろうか。子どもを産もうと思えない社会の未来が明るくなることはないだろう。

未来のためにできること。
それは「安心して」子どもを産める社会を作ることだ。

そのためには、国や地方の政策がもっと子どもに焦点を当てたものにならなければならない。

「経済的な安心」と「精神的な安心」

この2つをどう実現させるかが今の課題である。

出産一時金の増加、保育料の減額、
子育て支援員による訪問、親同士が交流できる場所の提供

やれることはたくさんある。
子育て先進地域と言われる「明石市」や海外の効果的な事例を国単位で行なっていく必要がある。

国が子育てにもっと舵を切ることができれば、この国は変わっていく。
未来に安心と自信が持てるようになるはずだ。

そして、国を変えるのは政府ではない。
国を変える根本は、国民一人一人の意思だ。

今の大人たちが、これからの日本に希望が持てるように、
未来ある子ども達を大切にし、彼らへの小さな思いやりを積み重ねていくことが重要なのではないだろうか。

皆、立場も経験も様々だ。
しかしだからこそ、一人一人が小さなことを積み重ねると、
多種多様な努力が掛け合わされ、
1つの大きな波になるのではないかと期待している。

#未来のためにできること

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