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授業内容が自分の志望校と合わない!😱内職して良い?

本日は学校の授業内容が自分の志望校と合わない場合に、内職し良いかどうかのお話をさせていただきます!

結構シビアな問題ですよね😅

例えば、自分の志望校が東大なのに、学校の授業でやる過去問演習は地方大学やそこそこの偏差値の私立の問題を取り扱っている場合です。

もっと難しい問題をしなきゃいけないのに!

そう思ったことがある受験生さんはたくさんいます。

そして、授業中に別の問題を解くいわゆる「内職」をしてしまうのですね。

自分に合った勉強をしたい気持ちと、一方で授業をちゃんと受けないといけないという気持ちが混在して、真面目な子ほど悩むことになります。

本日は教師の目線も踏まえて、このような場合にどう振る舞えば良いかを解説します。

皆さんのお役に立てれば幸いです。


1.問題演習の時期までは内職はしない

まず初めに大前提として、問題演習の時期までは内職をしてはいけません。
教科書の内容が終わるまでは、きちんと授業を受けろということです。

なぜなら、教科書の内容が頭に入っていない状態では、いくら過去問を自分で解いたところで穴だらけだからです。

穴だらけの状態で、過去問を解くとすごく時間を無駄にします。
そして、結局また教科書の内容に戻らなくてはいけなくなります。

しかも先生の授業を無視して内職しているため、先生に教えてもらおうと思っても、おそらく説教されるところから始まります。

かなり効率が悪いですね。

したがって、教科書の内容が終わるまでは大前提として内職はしないようにしましょう。

2.授業で扱う問題が8.9割解けない場合は内職はしない

いくら自分の志望校とレベルが違うとはいえ、解けない問題なら、内職などせずにきちんと向き合うべきです。

なぜなら、あなたの志望校の問題はもっと難しいので、それより簡単な問題が解けないのに受かるはずがありません。

あなたがステップアップするために、一旦自分に合ったレベルの問題にきちんと向き合う必要があるのです。

よく勘違いしている子が、基礎が穴だらけなのに最難関大学の難しい問題に取り組んでいます。

レベルに見合っていない問題に取り組むことは、非常に学習効率を下げるのでやめた方が良いです。

気をつけてください。

3.自己判断で内職してはいけない

受験生が自分の力を正しく測ることはとても難しいです。
多くの受験生が共通テストの結果に絶望して志望校を下げるように、彼らは自分の力量を正しく認知することができていません。

したがって、東大はまぁ受からないだろうという子が、東大の問題を解きまくるのも学習効率がとても悪いです。

では、どうすれば良いかというと、教師や通っている塾の先生に、適正なレベル感を教えてもらいましょう。

模試の結果の紙を数枚持っていけば、だいたいのレベルは先生たちが把握してくれます。

そこで自分の適正なレベルを知り、内職をするか、授業に集中するかを改めて考えましょう。


これら3つの項目を踏まえても内職すべきだと判断した子は、できれば先生に相談してみてください。

先生も問題演習期間における受験生の気持ちはよくわかっているため、内職した方が良いと判断されれば、きっとお許しが出るでしょう。

お許しが出れば、怒られるか不安になりながら内職する必要もありません。

堂々と行うことができます。

ただ、周りの子に影響があると良くないので、やる時はなるべく目立たないように配慮しましょう。

決して、俺は内職するぜ!などと自慢するように言ってはいけません。なぜなら授業の秩序が乱れ、他のクラスメイトや先生にとって迷惑だからです。

ひっそりと、淡々とやってくださいね。

自分の感情に任せて内職するのではなく、今回出てきた三つのことを意識して判断してみてください。

みなさんの受験が成功することを祈っています。

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