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受験に向けた体調管理は何をすれば良い?健康で本番を迎えるためにできること

大学入試共通テスト・個別試験が近くなってきました。

受験生やそのご家族の皆さんの心配事の1つとして、健康で受験本番を迎えられるかということがあると思います。

受験日の1月や2月は、インフルエンザや風邪が流行っている時期です。
仮に試験当日にインフルエンザやコロナにかかってしまい、受験ができなくなると、共通テストの場合は、追試を受けることになります。

しかし、例年本試よりも追試の方が難しいため、本試を受けられなかったらその時点でビハインドを負ってしまうことになります。

また、各大学の個別入試については、欠席してしまった場合の対応は大学により様々です。

「後続する入試日程への振替受験の申請を受け付ける」「受験料の返還の申請を受け付ける」「追試験を行う」「振替受験、受験料返還、追試験等の対応は行わない」など、対応は大学によって異なります。

もし追試を行なってくれないとなったら、大変な事態ですね。

受験生は、可能な限り健康状態を整えて受験に望まなくてはなりません。

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。

今日は意識すべきポイントを解説します。


1. 良質な睡眠をとる

まずは、良質な睡眠をとることが重要です。

受験生は睡眠を軽視しがちです。
共通テストはものすごく頭を使うので、睡眠不足で頭が働かない状態で望むのは悪手です。

必ず7時間、少なくとも6時間半は寝るように心がけましょう。


5時間睡眠や6時間睡眠では、正直足りないでしょう。
特に6時間睡眠はタチが悪く、パフォーマンスは低下しているのに、本人は気づかないです。

気づかないために、「6時間でいいかな?」と思ってしまいますが、実際パフォーマンスは落ちています。

気をつけましょう。

また、睡眠が足りないと食欲にも悪影響が出てきます。
負の連鎖が始まってしまうので、しっかりと7時間寝ることをおすすめします。

2. バランスの取れた食事

受験期間は、食生活も乱れがちです。

なぜなら、時間が惜しいため、その辺のコンビニでカップ麺やカロリー高めの弁当を買ってしまう子が多いからです。

当然食生活を妥協していると、気づかない間に免疫力が弱まっていきます。

そして、大事な場面で病気にかかってしまうのです。

時間がなく焦る気持ちも分かりますが、食事は睡眠同様、健康のための大切な土台です。

コンビニに行くにしても野菜を摂るように心がけたり、できれば家や定食屋などでバランスの良いものを摂取しましょう。

また、最近は朝何も食べない人が増えていますが、それもやめた方が良いです。

なぜなら、頭を使うと糖を消費しますので、糖が十分にない状態だと、頭を働かせることが難しくなります。

本来のパフォーマンスが出にくくなるのです。

朝ごはんもしっかり食べましょう。

3. 適度に運動する

受験生は運動不足になりがちです。

一日中机に座って勉強していれば、完全に運動不足に陥ります。
また、同じ姿勢をとり続けていることで血流が悪くなり、免疫力が低下します。

部活をしていた頃のような運動はできなくても、まずは意識的に一時間に一回は立ち上がってストレッチをしたりするところから始めましょう。

そして、余裕があれば10分外を走ったり、短時間で筋トレをすると良いでしょう。

血行が促進されて免疫が高まることにより、より健康的な状態に近づけます。

4. 予防接種は受ける

インフルの予防接種は必ず受けたほうが良いでしょう。
学校で友人と過ごしている限りは、一定のリスクはどうしても避けられませんので、予防接種を受けましょう。

仮に罹患したとしても、予防接種をしていれば、かなり症状は弱まります。

何もしなければ39°あたりまで熱が出る人も37°台で収まったりします。

そうすると、復帰後の体力や元気度合いも全然違います。

コロナ用のmRNAワクチンはワクチンによって2日間寝込んだりもするので正直判断は難しいですが、インフルエンザの予防接種は全員が受けるべきでしょう。

摂取から大体2週間くらいで抗体が出来上がり、一ヶ月を目処に抗体が増え、そこから2〜4ヶ月かけて減少していきます。

共通テストに焦点を合わせるなら、10月か11月くらいに受けておくのが良いでしょう。


それでは、受験生の皆さんが健康で受験に臨めることを願っています。



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