【現役教師が教える】子供たちに伝えたい名言3選【自己肯定編】

日本は、子供たちの自己肯定感が低い国として知られています。

自己肯定感が低いことによる弊害は様々あり、「自分に価値を感じない」「挑戦する意欲が沸かない」「自分はダメな奴だと思ってしまう」などと、どれも幸せに生きていく上で弊害になるようなものばかりです。

以前は、【勉強編】で名言を紹介しましたが、本日は【自己肯定感編】と題して、素敵な名言を紹介していこうと思います。

元気が出ない人、自分を好きになれない人、少しでもお役に立てれば幸いです。


1. 人にできて、君にできないことなんてことあるもんか(ドラえもん)

苦手な竹馬の練習をしているのび太に、ドラえもんが言った言葉です。
「自分にはできない」、「自分には才能がない」と思うのではなく、「他の人にできているのだから、自分にもできる!」と思うようにしましょう。

この世の中のことは、才能がなくても努力で何とかなることがほとんどです。

スポーツで良い結果を出そうとしたり、勉強で良い成績を取ることなども、努力をコツコツと積み重ねれば、大抵のことはできてしまいます。

他の人にできているのだから、自分も努力しさえすればできるようになる!とポジティブに思えることが大切です。

私自身も、小さい頃はジェットコースターが苦手だったのですが、あるとき、自分の後ろで順番待ちしている大勢の人を見て、「この人たちが全員できるのなら、自分だってできるだろう。」と確信したことがあります。

それ以来、勉強やスポーツ、資格試験などでも、同じことを思うようになりました。

「みんなできているのだから、自分も頑張ればできる。」と考えたら、自然と「頑張ってみようか」と思えるようになりました。

皆さんもぜひこの考え方をうまく利用してみてください。

2. 完璧である必要はない。あるがままの自分を受け入れればいいのだ。(ジェリー・ミンチントン/作家)

人間は、完璧であることを求めてしまう生き物です。
ですが、完璧に全ての物事を成し遂げてしまうことは誰にもできません。

失敗して当たり前なのです。

それにもかかわらず、我々は完璧に行うことを求めて、自分の失敗を許せず、自己嫌悪に陥ってしまいます。

とても勿体無い話ですね。

考え方を変えることができれば、もっと楽になります。

まずは完璧にこなせなくても、自分を責めないこと。あるがままの自分を受け入れて、自分の言動を認めてあげましょう。

失敗しても良いです。また立ち上がって、再びチャレンジすれば良いのです。

自分を責めるのではなく、自分ならもう一度やればできる!というふうに、自分を鼓舞することが大切です。

3. まずは自分を愛しなさい。そうすれば他はすべて後からついてくる。自分を愛さなくては、何も成し遂げられない(ルシル・ポール/女優)

自己肯定感が感じることが、全てのことの土台になります。
人間は、自分を愛すことができなければ、何かに挑戦しよう!という気持ちになれませんし、例え何かを成し遂げても、虚しい気持ちになってしまいます。

それは科学的にも十分に証明されており、自分を愛すことができていない人は、幸せホルモンの1つであるセロトニンが十分に分泌されていません。

セロトニンは、幸せホルモンの中でも最も土台になるものであり、健康が害されたり、自分が肯定できない時に、分泌されなくなってしまいます。

健康でない場合、どんな幸せなことが起きても、素直に喜べないですよね。
例えば、いくら宝くじが当たって富豪になっても、寝たきりの状態では意味がありません。

喜ぶこともできないでしょう。

このように、自分を愛することは、全ての土台になります。

自分をきちんと肯定することができれば、様々なことにチャレンジする活力が湧いてきます。

あなたの人生も大きく変わっていくことでしょう。


いかがだったでしょうか。
自分を大切にしたり、自分を愛することは、人生を謳歌する上で非常に大切です。

皆さんや皆さんのお子さんが自己肯定感を持って、人生を歩めることを願っています。

それでは、また明日!

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