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ADHD、ASDの子どもに対する間違った偏見

はいこんにちは!ポジティブ先生です🔥
本日は、「ADHD、ASDの子どもに対する間違った偏見」というテーマでお送りしていきます。

発達障害の中でもよく話題に上がる、ADHD、ASDについてですが、最近は言葉自体は一度は聞いたことがあるという人が多いのではないでしょうか。

まず、ADHDですが、これは注意欠陥多動性障害と言い、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いつくと行動してしまう)といった症状が見られる障害です。

クラスに数人はいると言われています。

机でじっとすることが苦手な子や、不注意によって先生の話を異常に聞いていなかったり、自分の世界に入り込んでいるような子がいませんでしか。

この子達は、程度の差はあれどADHDに当てはまる可能性はあります。

そして、ASDは、自閉スペクトラム症と言い、人とのコミュニケーションが苦手・物事に強いこだわりがあるといった特徴をもつ発達障害の1つです。

「そんなことどうでもよくない?」と思うことでも、本人としては絶対に譲れないこだわりがある子がいませんでしたか。周囲からはどうしてそこまでこだわるのだろうというこだわりが強い子はASDの可能性があります。


さて、そして私が本日問題提起をしたいことは、「ADHDやASDの人のこと、下に見過ぎじゃない?」ということです。

子供達の会話を聞いていると、昔は「やーいデブ」とか「バーカ」とかのからかいや悪口が行われていたのが、最近はそこにADHDやASDが追加されたように思います。

X(旧ツイッター)でも「アスペ」などと言って、ASDの人をバカにする言動が見られます。

このように障害をバカにすることは決して許されることではありません。
まずそもそもそんなことをしては絶対にダメなのですが、私は同時にもう一つ思うことがあります。


それは、「人類はADHDやASDの人によって進歩しているんだけどなあ」ということです。


歴史を振り返ると、何人もの革命者がいますが、その人たちは皆ADHDだったりASDなのです。

例えばアインシュタインはASDと言われていますし、エジソンは学校での様子などを見ていると明らかにADHDとASDです。

そして、現代でも、iPhoneを発明したスティーブ・ジョブズはADHDですし、テスラCEOのイーロンマスクもASDです。

革命を起こした人の多くは、発達障害を患っているのです。

ではなぜ、これだけ多くの革命者が発達障害を患っているのでしょうか。

それは、「大きな成果をあげるためには過集中が必要だから」と考えられています。

ADHDやASDの子は、何かに没頭すると、他の人とは比べ物にならないくらい没頭することができます。

彼らは没頭するプロなのです。

そして、何か大きいことを成し遂げようと思うと、膨大な時間を割いて、誰よりもその物事に集中する必要があります。

多くの人は、その集中が継続せず、途中で諦めてしまったり、ながらでやってしまい成果が小さくなったり、得られなくなったりします。

しかし、彼らの過集中は頭1つどころか2つ3つ抜け出ているため、大きな成果が出るまでやり切ってしまいます。

そして彼らがすごいのは、他の人からすると血の滲むような努力をしているのに、当の本人たちは遊んでいるような感覚でやっているのです。

かたや苦しみ、ストレスを溜めながらやっているのに対して、遊ぶようにいつまでもやっている二者がいたら、軍配が上がるのはもちろん後者です。

そのような力が彼らにはあるのです。

もし、保護者の皆さんや教員の皆さんが発達障害を抱えている子に手を焼いているとしたら、まずは見方を変えるところからやってください。

「この子達はものすごい可能性を秘めている。今は単に手がかかる子かもしれないけど、世界に大きな革命をもたらすポテンシャルを秘めている。」そのように考えてあげてください。

実際、私も本気でそう考えています。

あとは、どのように彼らを没頭させるかですが、教員がそこまで気を負う必要もないかと思います。

「この子達はポテンシャル最強!」くらいの感じて見てあげて、彼らを肯定してあげることができればそれで十分だと思います。

それでは、未来の日本、そして世界のために、明日もまた良い教育をしましょう!

それではまた明日!


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