【当てはまったら要注意⚠️】受験で失敗する典型的な生徒3選🧑🎓【生活&マインド編】
はいこんにちは!ポジティブ先生です🔥
本日は、「受験で失敗する典型的な生徒3選🧑🎓【生活&マインド編】」というテーマでやってまいります。
共通テストが近づいてきました。
これまで何百人という単位で受験生を見てきましたが、受験に成功する人、失敗する人というのは、ある程度行動パターンに共通点が見られます。
その行動パターンを【生活・心理面】と【勉強面】で分けて解説していきます。
本日は生活・心理面についてです。
受験に失敗する子がやってしまいがちな行動を3つにまとめてご紹介します。
もし、お子さんがこの行動パターンに当てはまっていたら、要注意です!
声をかけたり、必要があれば親が介入して生活様式を変える必要があります。
それでは早速見ていきましょう!
1. 目的意識がはっきりしていない
一つ目は、目的意識がはっきりしていないです。
よく「やる気が出ない」と言う生徒がいますが、これはまず第一には「やる理由」が明確になっていないことが原因として挙げられます。
なぜ勉強をするのか?
ということに、真摯に向き合わなければ、目的意識が芽生えません。
目的があれば、それを実現するために自ずと体が動きますし、気分が乗らない時でも、「やらなきゃ!」というふうに思うことができます。
例えば、「医者になって過疎地域の高齢者を救いたい」という夢がある人と、「なんとなく給料が高そうだから医者になりたい」という人では、目的意識に明確な差があります。
「医者になって過疎地域の高齢者を救いたい」というのは、医者になれなければ絶対にできないことですし、明確に「誰かのために」ということがはっきりしているので、その人たちの存在が頭をよぎります。それにより、少々気分が乗らない日があっても、踏ん張ることができるのです。
しかし、「なんとなく給料が高そう」という理由だけでは、あまりに目的が曖昧すぎます。
どれくらい給料がもらえるかも調べていませんし、その給料で自分が満足できるのかどうかもわかりません。
しかも医者の大変なところである「激務」や、「病院にやたら文句を言ってくる患者への対応」、「責任の重さ」といったことには目を向けていません。
それらをきちんと理解し、解像度を高く持った上で目指すからこそ目的意識が生まれるのです。
質の高い目的意識は、やる気を持続させます。
これがはっきりしていない生徒さんは、黄色信号と言えるでしょう。
2. 勉強の優先順位が低い
続いては、「欲望の優先順位が明確でない」です。
これも失敗する受験生に非常にあるあるの内容です。
「勉強よりもしたいこと」をどんどんやってしまうのです。
人間は、色々な欲望が生じる生き物です。
しばしば、「勉強をして入試で成功する」という欲望を差し置いて、他の欲望を優先させてしまうのです。
例えば、以下のような欲望が勉強の妨げになります。
・SNSを見たい。
・友達とライン・通話したい。
・ゲームしたい。
・漫画・テレビを観たい。
・友達と遊びたい。
・恋人と遊びたい。
・(日中に)寝たい。
これらの欲望が、勉強をするという欲望に勝ってしまい、しばしば勉強の優先順位が下がってしまいます。
そうすると、勉強の時間が確保できず、「充分に成績が伸びる」ということが期待できなくなります。
これでは、志望校に合格する可能性も下がりますね。
受験期は基本的に1.2年で終わります。
その間だけでも、欲望の優先順位のトップを「勉強」にして、ぜひ合格を勝ち取ってください。
「いつやるの?今でしょ!」です。
3. 生活のリズムができていない
最後は、「生活のリズムができていない」です。
効果的な勉強習慣を確立する上で、非常に大切なことは「生活のリズムを固定化する」ことです。
この時間になったら、勉強する。
この時間になったら、20分休憩する。
休憩したら、〇時まで勉強する。
〇時になったら、寝る。
〇時に起きて、朝ごはんの時間まで勉強する。
これが最も効果的です。
なぜなら、このように習慣づけることにより、脳の疲労を軽減することができるからです。
予定が決まっておらず、その場その場で勉強を開始する人は、毎回「そろそろ勉強しなきゃ」と考えなくてはいけません。
そして、この「勉強しなきゃ」と考え、実際に机に座って勉強を始めることは、思った以上に脳に負担がかかっています。
たいして勉強していないのに、「やった気になってしまう」のです。
もしくは、「勉強しなきゃ」と頭では思っても、「SNS観たい」という方に流れてしまうことも何度もあるでしょう。脳は物事を判断する際、楽な方を選択しがちなのです。
これは非常によくありませんね。
一方で、勉強する時間が習慣化している生徒は、その時間になったら、自動的に脳が「そろそろ勉強の時間だ」と感じて、勉強に心が向くようになります。
そして、すんなり勉強が始められるのです。
脳が毎回「勉強をしなきゃ」と判断をしないで良い分、脳の疲労は軽減されます。
これが非常に効果的で、しっかりと勉強時間を確保でき、「やった気になる」ことなく、「実際にちゃんとやる」ことができるのです。
人は同じことを3週間続けることにより、慣れます。
慣れると、今度はその行動をしないことが気持ち悪くなります。
最初の3週間が勝負です。
ぜひ、お子さんのサポートをしてあげてください。
いかがだったでしょうか。
本日は、「生活・心理面」における、失敗しがちな受験生のパターンについて解説させていただきました。
皆さんのお子さんが望み通りの大学に合格できることを願っています。
次回は「勉強面」について解説させていただきます。
乞うご期待!
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