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心を癒してくれる、オヤジ殺し的な声~Sade(シャーデー)にヤられた

僕は小さい頃、友だちが見ているような歌番組、バラエティー、ドラマなどは見せて貰えなかった。
父親が、教育上、好ましくないと考えていたのかもしれない。

小学校低学年の頃はなんとかなったが、小学校高学年~中学生になると皆色気づいてきて、周りの話についていけなくなった。勉強や運動ができる方ではなく、共通の話題がなくなるのは怖かった僕は直訴するしかなかった。

その頃は家に3台TV(当然、僕の部屋には無い)があり、父親が殆ど独占していた一番大きたヤツを時々使わせて貰って、半ば強引にTVを見るようになった。夜は9時まで起きていたら怒鳴られるほどだったのが、随分変わった。今思えば、力関係が変わり始めた瞬間だったかもしれない。

歌謡曲を聴くようになったのは中2。洋楽を聴くようになったのが中3。特に中3の終わり頃にハードロックを知って、高1でGary Moore師匠に出会って人生が変わってしまった。
それが↓だ。血が逆流するような興奮を覚えたくらい、子どもには刺激的なアルバムだった。


師匠がソロになる前に、一時期加入していたバンドのカバー曲を見つけた時に書いたのが↓になる。

(これ以降は、移管記事↓↓)


ミクシィでSadeの Still In Love With Youが紹介されていたので聴いてみたら随分と素晴らしいカバーだったのでシェアっ!

この人は名前を知ってはいたものの、聴くのはおそらく初である。
いやぁ、艶めかしくてオヤジ殺し的な声だ。
昔は変な抵抗をしていた僕も、今では素敵な女性の声に素直にヤられたい。

この曲はGM師匠も在籍していたシンリジイの曲として知られていて、僕は↓↓のバージョンがお気に入りだったが、Sadeのバージョンも加えよう。

元々、高校の時に師匠の「アウト・イン・ザ・フィールド」の12インチシングル(今の20代以下の人にとっては見たこともない、遺物?)で耳にしたのが初体験であった。別れ間際の恋人への想いを歌ったもので、解釈の仕方によってはストーカーちっく(-з-)になるかもしれないけど、良い曲だと思う。

泣きのギターにハマっていた僕は、一緒に収録されていたパリの散歩道(一緒に動画のURLを貼付け)と併せて何回も繰り返し聞いたものだ。

聴くだけではなく、いつか大きい音で弾いてみたい。

Gary Moore & Phil Lynott - Still in Love With You

Gary Moore with Phil Lynott - Parisienne Walkways (live)


初出:2011-04-12 19:31:06  ※少々訂正箇所有り。


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