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久々にヤフオクで入札&中古ギターの購入価格について

昨日、ほんの出来心で指が滑ってしまい、ヤフオクで久々に入札してしまった(^^;)
ブツは某有名メーカーの中古ギターだ。ヴィンテージの類いではない。
しばらくの間は最高額だったが、深夜にひっくり返されることとなった。
記録を見ると、その後は3人が自動入札で争っていて、熱くなっている様子が目に浮かぶ。変な話、アカウントをもう一つ作って値段の吊り上げを行うのは然程難しいことではないな。

肝心なのは、出品されたギターだ。画像を見る限り本物に見えても、ネックやピックガードを外して見せてくれているワケではない為、もしかしたらニコイチもあり得ることを覚悟しないといけない。
それよりも、なぜ市場価格より安価で出品するのか。そして、2年前の製造品なのに弾いた形跡を殆ど感じられないのも不思議だ。”盗品”の二文字が一瞬脳裏によぎったのが正直なところ。

しかしながら、売主の評価を見ると100%ポジティブ。過去に同じメーカーのギターをヤフオクに出品している実績もある。
うーん。単なる良い人か?ますます謎は深まるばかり。

結局僕は...撤退することにした。
もうそろそろ、価格にお得感が無くなってくるからだ。

ある程度値が張る物を購入する場合、ギターであれば、店の下取り価格が自分の購入価格よりもかなり低ければ見送ることも多い。その基準として、市場価格の5掛けで比較してみる。委託販売にする場合は、お店の販売手数料を考慮すると購入価格が市場価格の8掛けを下回っていれば安心だ。ずっと傍らに置いておきたいものでなければ、リセールバリューを意識しないと損ばかりになってしまう。
本品はどうなのか?と訊かれたら、売値の爆上がりは期待薄でも微増を続けるのではないかと思っている。最近のエボニー指板が使われているレスポールカスタムのような価格上昇は期待できない。
となると、これで落札まで競っていると、手放す際にやや高めの値段にしないと損をしてしまうのだ。

余談になるが、衝動買いをして、すぐに売りに出されている例をたまに見かける。中には何度もお店を替えて売りに出されるギターもあり、”オマエは主人に愛されなかったのか?”と少し寂しい気持ちになる。それが僕が欲しかったギターだったりするとなおさら複雑だ。
出島を見ていると、最近は30マンを越えているギターではハッキリした特徴がないと売れにくいと感じているので、気持ちが昂ぶっていても、どこかでクルーダウンしてみるのを勧めたい。



★追記
結局、僕が付けた最高値から41,000円更新して終了。
最後の最後で参加者が入れ替わっているのが興味深い。
余程の価値を感じない限り、真贋の判定無しの状態で高値掴みは損。それを分かっているからこそ撤退をしたのだろう。







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