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【レシピ】フィリピンの朝ご飯、シロッグ

フィリピンにはフィリピンらしい朝ご飯があります。
それは例えば、パンデサルという町中で売られているほんのり甘い焼きたてのパンだったり、ニンニクと生姜がしっかり効いたお粥のルガウだったり、温かいお豆腐に黒蜜をかけたタホだったり。とにかく種類が豊富。
その中でもボリュームたっぷりの朝ご飯メニューがOOシロッグです。

元々シロッグは、シナガッグ(sinangag)と呼ばれる冷やご飯を使って作ったシンプルな炒飯と、イトロッグ(itolog)と呼ばれる卵焼きを一緒に盛り付けたものです。
そこにスパムやコーンビーフ、甘い調味料で漬けたトシーノという肉を焼いたものなどのせるものによって、それぞれ名前がスパムシロッグ、コーンシロッグ、トシロッグなどに変わります。
肉だけではなく、魚を添えることもあります。

こちらはコーンシロッグ。以前Coffee Projectというカフェで食べたものです。
野菜も添えてあってちょっと豪華。

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こちらはビーチサイドのホテルで食べたもの。
写真上部はタパ(tapa)と呼ばれる肉がのったタプシロッグ、下部はバングス(bangus)という魚がのったバングシロッグ。
アチャラ(atchara)と呼ばれるピクルスが添えてあります。

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今回は日本でも手に入るスパムを使ったスパムシロッグの作り方をご紹介します。
作り方と言ってもほぼ焼いて盛り付けるだけ。
いちおう、自分でいつも作るときの分量を記載してみましたが、目分量でもあまり差は出ないと思います。笑
是非時間のある週末のブランチにのんびり作ってみてくださいね。

材料(3人分)
・スパム 340g入りの缶を半分使用
・冷やご飯 2合分
・卵 3個
・酢 大さじ4
・塩 適量
・油 適量
・ニンニク ひとかけ
・コショウ 少々
・フライドガーリック 小さじ1
・唐辛子(お好みで) 1個
・フライドガーリック 小さじ1

【シナガッグ(シンプルな炒飯)の作り方】
1.  濡らした手で冷やご飯を揉みます。シナガッグは中華の炒飯のようにパラパラではなく、少し粘りがあります。この粘りを出すために冷やご飯を揉んで粘りを出します。

2. 油を大さじ4ほど敷いて、中火〜強火でフライパンを熱します。熱くなったら揉んだ冷やご飯を投入し、2〜3振りほど塩を入れます。

おかずに味がしっかりついているので、塩味はほんのりする程度で大丈夫です。

3. 時折混ぜながら2〜3分炒めます。

4. 最後に細かく砕いたフライドガーリックをトッピングして、完成。

【スパムと卵焼き】
・スパムは厚さ3〜4mmくらいの薄めに切って、カリカリに両面を揚げ焼きします。残ったスパムは切って冷凍保存可。

・卵焼きは両面/片面目玉焼きやスクランブルエッグなどお好みの焼き方で。

【盛り付け】
シナガッグとスパム、卵焼きを一緒に平らな皿に盛り付けるとシロッグらしさが出ます。

卵焼きやスパムにつけるお酢は、下記の分量で作ってみて、お好みで好きな調味料を足していくといい感じに仕上がります。
酢大さじ4+塩ひとつまみ+コショウ少々+ニンニクひとかけ+唐辛子1個

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