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#162 初めて講演会で泣いた

こんにちは、ハルです。

今回は、前回のnoteで匂わせていた「私が今やる気にあふれている理由」について書きます。前回の記事はこちら↓↓

魂の講演

結論から言うと、ある人の講演会を聞いて感銘を受けたからです。

ある人というのは、大棟耕介さんという方でホスピタルクラウンKちゃんとして活躍されています。

大棟さんはホスピタルクラウンとはどんな仕事なのか、学生に伝えたいことについて話されていました。タイトルにあるように私は、大棟さんの講演にとても感動して泣きました。講演を聞いて涙が出るのは初めての経験でした。涙が出てきたとき、とても焦りました。「やだ、私どうして泣いてるの。」と急いで涙を拭きましたが、私の前に座っていた生徒もハンカチで目を抑えていて「この子も泣いてるんだ」と分かりました。

大棟さんの言葉は多くの人に響いていたのです。

ホスピタルクラウンの使命

上に書いたように、大棟さんは現役のホスピタルクラウンです。ホスピタルクラウンとは、クラウン(道化師)が病院で活動することです。

大棟さんはクラウンの仕事について次のようにおっしゃっていました。
「ある幼稚園でパフォーマンスをしました。ジャグリングをしていてボールを落としてしまいましたが、拾うことができません。1個拾おうととするとまた1個落としてしまう。そんなことを永遠とやっていたら、1人の女の子に『もっと真面目にやりなさい』と言われたんです。そのときにちゃんとした仕事ができたと感じました。立場の逆転が起こったんです。いつもお母さんやお父さんに『もっと真面目にやりなさい』と言われているのでしょう。これがクラウンの仕事の特性の一つ、”へりくだり”です。」

病院はとてもデリケートな場所です。相手の様子をよく観察できるスキル必要があるのです。長い入院生活で笑うことがなくなった子どもたちに笑顔をよみがえらせることがホスピタルクラウンの仕事です。


私は今までホスピタルクラウンという仕事を知りませんでした。しかし、大棟さんの講演を聞いた今、なくてはならない仕事だと感じています。

学生へ

大棟さんは、講演の後半で学生の時に何をすればいいかについて話しされました。

仲間を大事にすること

人間は1人で生きていくことは出来ません。1人では何も生まれない。化学反応を起こすことでアイデアが生まれると言うのです。

「仲間のためなら頑張れる。力が湧く。」

人を大事にすると夢が叶う、そうおっしゃっていました。なぜなら応援してくれるからです。


期待されたら期待に応えること


周りからの期待を重荷に思ったりすることはありませんか?しかし、自分のことを本当に知っているのは周りの人なんです。自分の姿を1日どれくらい見ていますか?周りの人たちのほうが自分のことをよく見ているし、よく知っているのです。そんな周りの人たちの期待に応えることで、初めて成長することができます。自分の殻を破ることができます。

私はこの話を聞いて、自分自身ことを振り返ってみました。
今まで16年間生きてきて、つらいこともありました。そんなとき、私は「自分のことは自分にしか分からない」と思い込み、人からの助言を受け入れなかったり、人を頼ることをあまりしてきませんでした。しかし、それは間違いだったのです。今、気づくことが出来てよかったです。



大棟さんの講演を聞いて、私は人生が変わった気がします。
そんな大棟さんの講演の中で私がもっとも考えさせられた言葉でこの記事を締めたいと思います。


今は今しかありません。


もし、みなさんがこの1日をテキトーに過ごすのであれば闘病中の子どもたちに1日あげてください。
それは出来ませんよね?
こんな素晴らしい日は当たり前じゃないですよ。今を大切にしてください。



いつもありがとうございます!