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#326 17才女子高校生がネパールへ行こうと思ったわけ

初めまして。ハルです。

私は2023年の夏にトビタテ留学Japan高校8期生として、ネパールに3週間留学しました。帰国して1年経った今、異国の地での経験をちゃんと文章に残したいと思い、書き始めました。私が17歳の時に経験したことをゆるりと書いていきます。ぜひ、読んでください!


留学したいと思ったきっかけ

私が留学に行きたいと漠然に思うようになったのは、同じクラスの子が1年間の交換留学に出発したことが始まりです。身近な存在だった彼女が、日本から遠く離れた国に1年間も行ってしまうのは、私にとっても大イベントでした。インスタに投稿された写真に写る彼女は、とてもキラキラしていました。いつものましてとても魅力的で、彼女自身の殻を破っているようにも見えたのです。そんな彼女を見て、「すごい」「楽しそう」という感情だけでなく、「私も!」という気持ちが芽生えていたのです。

もし彼女のような存在がなければ、私は「留学」を意識することなく普通に高校生活を送っていたかもしれません。自分に刺激を与えてくれる友達を持つということは、とても大切なことだと思いました。

よく「人は人、自分は自分」といった言葉を聞きますが、人に影響されてみることも自分と向き合うきっかけとして必要なことなのではと思います。

それと同時に、自分も周りにプラスの影響や刺激を与える子Tのできる人になれたらかっこいいな、なんて今は少し思っています。


トビタテについて

冒頭から何度も書いている「トビタテ」をご存じでしょうか。2013年に発足した「トビタテ留学Japan」は、文部科学省が展開していて、若者の留学を応援するための企画です。賛同企業からの支援によって、採用者には留学支援金が送られます。詳しくはHPをご覧になってください。

私がトビタテを知ったのは高校1年生の冬休み明け。そこから応募まで2か月もありませんでした。トビタテに応募すると決めてからは、毎日夜遅くまで応募書類づくり。何度も母に読んでもらい、あーでもない、こーでもないといいながらなんとか完成させました。一緒に寝不足になってまでサポートしてくれた母親には感謝しかありません。


なぜネパール?

当時17歳の高校2年生だった私が、留学先としてネパールを選んだ理由は主に2つです。

1つ目は、ネパールでは、多くの人がヒンドゥー教を信仰しているということです。学校の総合的な探求の時間で日本の「生理の貧困」の現状について調べていた私は、海外の「生理の貧困」の現状にも興味を持っていました。いろいろ調べているうちにヒンドゥー教に血を不浄として捉えるフン集があることを知りました。さらに、「生理小屋」というものがあることも知りました。生理小屋とは、女性が家の中に穢れを持ち込まないために、生理中に過ごすためのものです。本当にこんなものがあるのかも含めて、現地に行って確かめたいと思いました。

2つ目は、周りでネパールに留学している人がいなかったということです。どうしても留学したかった私は、正直留学先に特別なこだわりはありませんでした。そして、留学に行くためにはまずトビタテに合格しなければなりませんでした。そこで応募書類を作成にあたり、読んだ人の心に残る留学計画にするにはどうすればいいかを考えました。アメリカやカナダ、オーストラリアなど、英語圏の国を留学先に設定したところで、「この人に留学行かせてあげたい」「トビタたせたい」と思ってもらえるような魅力的な文章を作れる自信がなかった私は、あえてマイナーな国を選ぶことで、自分の留学計画により興味を持ってもらえるようにしたいと考えたのです。

2つ目の理由に関しては、あまりにも”リアル”で正直、ここに書くのもお恥ずかしいですが、どうしてもどうしても留学に行きたかった私は、ある意味”戦略的に”ネパールを留学先として選んだと言えます。笑


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。これから「私の留学」というマガジンにネパールでの経験についての記事をまとめていけたらと思っております。つたない文章ですが、留学の良さ、ネパールの良さ、トビタテの魅力などが伝わるように頑張ります!


いつもありがとうございます!