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【図解】失敗したのは運が悪いから?成功している時こそ自己能力を振り返るべし

こんにちは。

人は失敗した時に初めて「能力不足」に気づきますが、それ以上に“運が無かった”“環境のせいだ”とも捉えてしまうものです。

他責にすると成長は鈍化する。“自責”で考える上で、失敗と成功の結果について、自己能力との関係性を抽象化して考えてみました。

図にしているので、ぜひ少しでもご参考になればと思います!

失敗したのは運が悪いから?

よく、失敗した時に「運が悪かったからだ」とか「●●が協力してくれなかったからだ」と人・環境要因に考えてしまう事ありますよね。

けど、他責にしても、何も生まれない!自責で考えれば、「自分がもっと▲▲すれば良かった!」と捉えられる様になります。人は変えられないけど、“自分の行動”は唯一変えられる事なので、自責思考で動いた方が、よっぽど気持ちが楽になります。

って考えた時に、失敗した時に初めて問題点を気になりだしますが、実は【成功している時】こそ、振り返ればならないのでは、と考えるようになりました。


つまり、失敗した時に運や環境が悪かったのではなく、成功した時にその結果が、自分(たち)の保有実行能力が十分であったから成し得たのか、または、時の運や関係者の協力(譲歩)があったから成功したのか、を見極める事が大事なのです。

以下がそのイメージ図です。

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『課題に対して十分な実行能力があれば、運や環境(関係者協力・譲歩)に問わず、成功する。失敗した時に気づくが、成功している時は、自身の実行能力を見誤って認識している可能性がある。』

この様に考える事で、普段成功している時こそ、自身の能力を振り返る癖ができ、正しい能力把握が可能になると思います。


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成功≠保有能力である事の自覚と内省


成功した結果が、自己の保有実行能力で無いことを自覚する。

そうすれば、普段の行動から内省でき、何が自分(たち)の再現性高い能力で、何が可変成果(関係者協力・時の運)かを見出す事にも繋がります。

また、これは自分自身だけでなく、マネジメントにおいてもメンバーと向き合う中で「成功or失敗」に囚われない、本来の能力の見極めと能力開発項目具体化に繋げる事が出来ます。

イメージとしては以下の図。

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まとめ

①失敗した時に「運のせい」「人・環境のせい」にする事は多いが、そうじゃない。
②本当の自分(達)の実力は「成功結果≠能力」。環境や運に左右されない本当の実力を成長させる。
成功した時こそ、「なんで上手くいったのか」を内省し、要素を解像度高く持つ事が大事。

以上を抑えておくことで、「失敗して学ぶ」だけでなく、「成功した時」に何が再現性高い結果で、何が可変結果か、を認識し、次に備えて自己研鑽する事に繋がります。

成功・失敗問わず、常に学び続ける意識を持ち、他責ではなく自責で考え、上辺でない、本当の「self-efficacy(自己効力感)」を持つ事が出来るようになるかと思います!

自戒の念を込めて!

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