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コクヨの品川新空間「THE CAMPUS」は「緑と余白と創造性」溢れる素敵空間だった

ここは、Amazonのオフィス?

それとも、Googleマウンテンビュー本社?


いえ、 ブランドメッセージに「ひらめき はかどり ここちよさ」を掲げる、日本が世界に誇る国産企業「コクヨ株式会社」の品川リニューアルオフィスです。

実はコクヨさんは、品川にある自社ビルを2年ほど掛けて大規模プロジェクトを走らせ、この度2021/2/15(月)に「THE CAMPUS(ザ・キャンパス)」をリリースされました。

※公式HPは3/15頃にリリースされるとの事。(公式HP

リリース情報は外部PR記事をご参考に!(PR記事

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なぜ私が記事を書いているかでいうと、

書いて、皆にも知ってもらいたい位、

素晴らし過ぎてワクワクする空間だったから

です。

ぜひ、この場で、少しでも「THE CAMPUS」の魅力を紹介していきたいと思います。


なぜ、この場所を知ったか?

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今私は、デジタル広告代理店のオプトで働く傍ら、「大学院大学至善館」というMBAスクールに通っております。(大学院自体も出来て今年四期目で、私はニ期生。至善館についても以前記事を書きました!記事URL

実は、この「THE CAMPUS」は、至善館で同じニ期生であり、コクヨのプロフェッショナル空間デザイナーの鷲尾 有美さん(通称ワッシー)がプロジェクトの中心メンバーとして手掛けたとの事でした。(鷲尾さん紹介ページ

ちょうど今、私はオプトで三年間に一回貰えるABC休暇期間(10営業日丸々休み)であり、折角2/15(月)にリリースしたのであれば、密を避けて平日昼間に行ってみようと思い立ち、品川まで行ってきました。(実に一ヶ月ぶりに電車乗った)


「広告代理店たるもの、創造性を高めなきゃ」という面持ちで、同じ至善館同期のがわさんと待ち合わせをして、伺いました。

「THE CAMPUS」とはどんなところか?

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もうね、びっくり・・・。

オシャレ過ぎ・・・・。

それでいて、実用的でもあり、入った瞬間から「ワクワク」が止まらない。


一番初め現地に入った時は、コクヨの築40年の品川ビルの外面だけで、あんまり驚きませんでした。こんな感じ。

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けど、中に入った瞬間から、もう素敵空間が広がってました。

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この「THE CAMPUS」は、“みんなのワーク&ライフ開放区”をコンセプトとして、街に開かれたみんなの公園のような場所にしていこう、という考えらしいです。

オフィスであるにも関わらず、一般開放されている空間も多く、この品川の場をきっかけに、オフィス街、働き方の新しいシーンを実験をしていく。

また、地域との触れ合い空間として、創造性を刺激するコクヨ製品を取り扱ったショップ、多様な交流や発見をもたらすイベント、心身を満たす食の提供、感性に訴求するアートや緑を通して、働くことや暮らすことをより豊かにする学びや気づきを提案する場として発展させていく。

などなどの、かなり斬新で創造性溢れ、かつ温かみを感じる、そんな想いが包まれたオフィスとして、「プロジェクト」が始まり、この度リリースされたみたいです。


なんか、私が回し者みたいですが笑 そんな事は全く無く、オフィスにふらっと遊びに行って、正に上記に記載したことを「体感」した為、noteに書き連ねております!


では、ここからは、更に具体的なオフィス空間の写真を交えて、この「体感」を述べていきます!

「THE CAMPUS」をまず外から嗜(たしな)む!

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まず、先程の写真の1Fスペースは、コクヨの商品やカフェが併設されていて、一般開放されてます。

テレワークが主流である現在、ビジネスマンもふらっと立ち寄って、仕事が出来る環境が用意されてます。

何より、「Wi-Fiが無料

テレワーカーとして、Wi-Fi環境があるのはかなり大きいですよね。コクヨのデスクや、おしゃれなPCスペースが立ち並び、仕事が絶対捗ります。

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↑おしゃれインテリア

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↑地べたで座れる場所。絵本も用意されてて、子供も楽しめる

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↑1階の併設ショップで文具も売ってる。昔から馴染み有る「Campusノート」。これが今回の「THE CAMPUS」の根源かと思うと、なんか勝手に感慨深い。

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↑今、至善館では交渉学(Negotiation)の授業受けてますが、とても捗りました。ちなみに、併設のカフェ「OTTEN」は自由が丘で有名なCAFEトラックらしく、特に“マサラチャイ”が美味しい。※この後、マサラチャイも飲んだんですが、とても美味しかった。


更に、1階のスペースを進むと、中庭が出てきます。名称は「PARK」というらしい。

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実はこの空間、元々は「オフィス内」だったものを、ぶち壊して“開けた空間にした”との事。発想がすごすぎる。

この中庭的な場所を創った事で、品川オフィス街に一気に緑豊かな公園が出来た感じに。

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↑夜はライトアップされ、この空間は“誰でも”遊びに来れるとのこと。

ちなみに、この中庭から、2FのReception(受付)に繋がってます。2Fへの外階段も今回元々の建物をぶち壊した事で、付け加える事が出来たとのこと。

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↑入り口の看板

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↑2Fに続く外階段から、受付にいけます。


なぜこんなにも私が詳しいか、というとこの「THE CAMPUS」を手掛けたわっしー(鷲尾さん)に、直接案内してもらったからです!

ここからは、わっしー登場で、更に内部に潜入していきます!

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↑プロフェッショナルデザイナーの鷲尾さん。このオフィスを見て、もう控えめに言っても天才だと認定しました。(至善館のデザインシンキング関連の授業では、いずれも“凄いデザインセンス”で周りを圧倒させてくれました)

4人のメンバー中心で、このプロジェクトを手掛けたとのこと。構想からリリースまで、コロナも挟み約2年ほどらしい。「構想を具現化する力」がすごすぎます。

ちなみに、入り口に飾ってある「ビカクシダ(コウモリラン)」はお祝いに送ってもらったものらしい。この規模のものは超希少で高価。何よりも、入り口にドンっとあり、存在感とかっこ良さが際立ちますね。

「THE CAMPUS」の内部に潜入!

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では、2FのReceptionから潜入していきます。

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↑外は座れるようになっており、

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↑品川駅方面を上から臨めます。緑と太陽光とビル群のコントラストがおしゃれ。ここで、コロナが落ち着いたら、ビールとか飲めるようにしたいらしい。賛成。

そして、中はこんな感じ。

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・・・いや、受付の緑、お洒落すぎ。もはやココで仕事したい。

元々はこの大窓も活かされていなかったものを有効活用したとのこと。センスですね。


ここから特別に、中の会議室なども案内してもらいました。

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↑中は両サイドに会議室。ここでも緑が映える。

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↑右側にはライブラリーや、社員専用の個人ワークスペースを完備。イメージは「代官山TSUTAYA」

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↑ちょっと見づらいですが、中が個人ワークスペース。


ここから、階段を下り、1Fのスペースに中から周ります。

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↑もう、がわさんも興奮して写真撮りまくり。

この空間は、コクヨ社員の皆さんが、集まってイベントやったりワークショップやったり、時にはサッカー観たりなど、自由に交流出来る場にしたいとのコンセプトらしい。

なので、“白ベース”で「余白」を意識しているとのこと。考えがオシャレ。※ただ、今は空調壊れてて亜熱帯の温度。

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↑写真ブレましたが、更にはこのスペースから外に出られるようになってます。外の緑と地続きの開放感を味わえるような設計にしたとのこと。

ちなみに、ここから外に出ると、これまたとても良い。

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↑ここはクリエイターの人にプロジェクトに参画してもらい、子供も喜ぶカラフルなアイテムを飾っているとのこと。

また、外はデイリーで代わる代わる複数のフードトラックに来てもらって、食事も楽しめるようになってます。※この火曜日は、ハイチの食べ物やタコライスなどが来てました。いつ来ても楽しめる。

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↑前から見ると、「CAMPAS」になっているらしい。アートだ。


ここから、更にカフェスペースから上がれる2Fのエリアも案内してもらいました!

1Fカフェスペースは「PARKSIDE(SHOP&COFFEE STAND)」で、その2Fは「OPEN LAB.」と銘打って、これから様々な“外部との”イノベーションを生み出す場にしていくとのことです! 「デジタルシフト」を生業とするオプト(デジタルホールディングス)にとって、この場所とても学びになる!!

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↑こんな感じのオープンスペースや、

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↑会議室にいる人たちの”感情”を表現するシステムのPoC(概念実証)を行っていたりと、かなりクリエイティブな場所でした!※顔をムッとさせると、本当に感情表現も変わります。ZOOMとかテレワーク上でも使えそうですね。


更には、こんな場所も。

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↑なんと音声スタジオ!!ここで社内放送であったり、番組放映などもできちゃうとのこと。まだ使いみちは決まっていないとのことだが、芸能人やYoutuberに来てもらって土日はイベントやる、なども出来ますね。


「THE CAMPUS」に溢れる「緑と余白と創造性」

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この2F 「OPEN LAB.」と「Reception(受付)」は、先程の中庭をつないだ橋から渡ることもできます!

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↑この橋からの眺めや、そよ風もとても心地が良かった。

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↑中庭には、大きな木。この木は、「木漏れ日」を効果的に生み出す為に、わざわざ九州から仕入れた特注とのこと。ここまで拘っていて本当に凄い。橋を掛けた後に木が搬入されたので、クレーン車で根っこ事釣り上げて、植えたらしく、相当大変だったらしい。


入った瞬間から居心地が良く、案内されながら内部まで見せてもらい、洗練された設計と使い勝手の良いスペースに感動。

そして何よりも、緑豊かで、ところどころ余白を設け、創造性を高められる様な全体の構成になっている事。

地域密着を大事にしながら、ビジネスとして必要不可欠な働き易さ、イノベーションを生み出す環境を、自社オフィスを起点として創り上げたという、それこそ想像も出来なかったイノベーティブなこのプロジェクトに感銘を受けました。


正直、ただ紹介したくて記事を書いたのではなく、本当に学びべきところが多々あり、この感動や刺激を、ぜひ直接出向いて感じて欲しいと想い、敢えてnoteに書かせて頂きました!

PR記事には以下の通り紹介ありましたが、本当にその通りですね。

「THE CAMPUS」は、コクヨが「NEXT EXPERIENCE」(=長期的視点で社会課題解決に取り組んでいくこと)の活動を通じて、未来につながる価値を探求するため、様々な専門性や経験を持つ人々と全館通して実験・実践する場所として設立されました。


こういう事をやり遂げてしまう事に、「コクヨという企業の強さ・素晴らしさ」があるのだと実感すると共に、ぜひ各々がこの刺激を元に、自社でも何か出来ないか、考えてみるキッカケとなれば良いなと思いました。(私自身、コクヨさんから見習いたい事、沢山ありました)


さいご、お土産に2歳の娘に「ぬりえと色鉛筆」を買って帰りました!

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↑はみだしていいぬりえ。コンセプトが良い。また、この色鉛筆は、色が複数ミックスされていて、使っていると、一つの鉛筆から複数の鮮やかな色が出てきます。こういう既成概念にとらわれないアイデアって素晴らしいですね。

総じて「文化祭のワクワク感」を体感出来る素敵な環境(オフィス)でした。

少しビジネス的に捉えるなら、全てが“コンテキスト(言い換えればストーリー)”に沿って作られていて、“コクヨならではの、場の匂い”を感じました。これ、正に「コンテキスト経営」の代表作なのではないかと。

誰でも遊びに行ける場所だからこそ、ぜひ直接行って、テレワークなどしてみてください!

捗りますわ!

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