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情報は受け取る時代から取捨選択の時代へ

こんにちは。

最近、親がLINEを使いこなすようになってきて
初めてLINEを教えた日から考えると見違えるような進歩です笑

僕はどちらかというとデジタルには疎い方なのですが、
それでも最近はInstagramもTwitterもLINEもやり
現にnoteも書いていますww

SNSが2010年代以降の社会に大きな影響を与えたのは100%間違いないことです。

それまで、メディアで圧倒的な優位を保っていたのはテレビです。
その前は新聞。

新聞やテレビは一方通行の情報媒体です。
僕ら一般大衆は情報を受け取ることしかできない。
でも歴史的に僕らはそういったメディアから情報を収集してきたので
現在ではだいぶ部数や視聴率を落としてきたものの、
その権威性と言いますか、信頼性の高いメディアだと感じてしまいますよね。

ただ忘れてはいけないと思うのは、新聞やテレビも商業であるということなのです。決して「公正中立」ではない。淡々と事実を流しているかのように見えてそうではないということを僕らは理解している必要があります。

誤解がないように言うと、
商業的なことがイコール悪いということではないということです。
ただ「商業的なものなんだ」という目で見ることが大事なのです。

メディアの厄介な点は「正確な事実」を淡々と伝えています、という雰囲気で情報を流してくるので、そういうものなんだと思ってしまうのです。

公正中立なものを流しても「売れなくては」意味がないのが「商業」なのです。だから事実を「加工」するのです。特に加工に関してはテレビはいくらでもできます。
悪い印象に仕立てるのもいい印象に仕上げるのもテレビはどちらもできますから、視聴率という観点で良い画になるように切り取るのです。

日本のメディアの更なる問題点は電波を国が管理していることなのです。
電波停止発言をかつて総務大臣がしたと言われていますが、この問題点は権力を持つ政府が「不公正」だと言えば、放送を止めてしまうことができるという点にあります。アメリカやドイツは政府とは独立した機関で、報道の公平性を監視しています。

ただこの現実をすぐに変えるというのは非常に難しい問題です。

SNSは近年新たに現れたいわば「双方向のメディア」です。
大衆の側から情報を発信することができるという大きなメリットがあります。今や食べログよりもInstagramを見てお店を探すというユーザーも増えていて、情報もSNSから取っているというユーザーが年々増えているというのが現状です。

ですが、誰でもしかも匿名で発信できるということは、嘘やデタラメも非常に多いということなのです。大量の情報の中には誹謗中傷も多い。

そして人間は、というより動物は、という言い方が正しいのかもしれませんが、元来非常にネガティブな生き物です。外敵に捕食されないために、ネガティブな思考を持っているのです。つまりネガティブな情報に流されやすい。ニュースにしたって新聞にしたって、ネガティブな情報多いですよね。

SNSでの誹謗中傷を「本当かな?」と思ってしまいがちなのは人間のそういう性質にも起因します。噂話が好きなのもそうでしょう。

つまり僕たちが今何をしなくてはいけないか。それは
・流れてくる情報を鵜呑みしないこと
・情報を選別すること
・誰が発信しているかを見ること

これが大事です。

特に誹謗中傷については根拠が明確であるかと
僕は誰が書いているかわからないような誹謗中傷は信じませんし、
そもそも誹謗中傷をSNSですること自体ナンセンスだと思います。
陰口みたいなもんですしね。

批判や意見はあってもいいとは思います。
最低限のモラルのある書き方をしていれば。
ただ、感情的に中傷するようなものは削除されるべきです。

僕たちは大量に情報が流れてくるなかで
情報を見定める眼力と気になるものはデジタル・アナログ両面で確認するということが必要です。

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