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2023年2月後半

2月28日で終わりということは、31日まである月と比べて3日間、1割の差。そりゃ逃げると感じるもんだな。

気球をミサイルで破壊する、なんて滑稽な話だろう。

ちぐはぐなことが多いと感じる半月だった。


20230216 Thu.

昼間の渋谷スカイ
晴れていた、富士山の方角のみ雲。

予報で東低西高の冬型の天気だということで来てみた。3月末までの年間パスポート期限だと、これから春へ向けて水蒸気が上がりやすくなるから、今日を逃せない。

快晴

インドネシアだろうか。20~30人で集合写真を撮っている東南アジア系の団体、みんな楽しそう。撮影したのちはバラバラに散らばり、自撮り撮影や2-3人でポージングにいそしむ。

昼間の渋谷SKYは団体観光客も来ている

神宮外苑あたりを、ガラス越しでなく撮影したいと思って、一番高い場所に立って動画撮影した。そこは皆が自撮りやポージングして撮影してもらう人気の場所で数人列を作っている。

動画撮影して降りようとしたら、次に立っていた中東か東南アジアのイスラム教の女性が、私のスマホで「撮影しますよ」と声をかけてくれた。さっき別な場所で友達2人で熱心に撮影しあっていた、ちょっとイケてるお姉さんだ。ヒジャブを被り、サングラスをしている。

せっかくなのでお願いすると
「one, two, three.  one, two, three.  one, two, three.」
1,2,3.カシャッ、1,2,3.カシャッ、1,2,3.カシャッ、
このタイミングで何枚か撮ってくれる。3つ数える都度、モデルさんのように少しづつポーズを変えていく。

ふーん、このリズムでポージング撮影しているのね。新鮮! 
ありがとう!


朝から濃い読書会だったなぁ。

ひとつめ。6:30から『死は存在しない』田坂広志著

ゼロ・ポイント・フィールド。量子力学の考え方でいくと、宇宙の始まりはビッグバンから始まった。その場所がゼロ・ポイント・フィールドであり、そこを起点として無限に今現在も広がっていっているのだという仮説。ゼロ・ポイント・フィールドにすべての記憶、すべてのデータが入っていて、そこから生まれ、死んだらそこへ戻っていく。ということを人間は忘れているのだという。

・宗教と科学、それぞれが説明することと、そこでは説明されないこと
・物質から意識が生まれてくることの説明
・ゼロ・ポイント・フィールドが記録する情報は、減衰が起きない量子的波動、この宇宙の過去から現在までのすべての出来事のすべての情報。
・波動ということはエネルギーの振動である。物質と思っているものはそう思っているだけで、波動でありエネルギーの振動だ。

『死は存在しない』私的要約

トンデモ本のようであり、科学者・論者として地位を成してきた人の語り口は説得力に溢れていて、あながちでたらめとは思えない。

・般若心経の「空即是色」、旧約聖書の「初めに、光あれ」、仏教唯識思想の「阿頼耶識」、インド哲学の「アーカーシャ」など古代の宗教的叡智は、世界の真実を遥か以前に、人間を含む宇宙の在り方を、直観把握していたのではないか
・自我は、生存本能に根源がある。「死」に対する恐怖、「生存」が脅かされることへの不安、そうした恐怖や不安から自我が生まれた。さらに拡大すると闘争心・競争心・自他の分離・自他の比較・承認欲求・自尊心などの意識を生み出す。
・現状、自我の扱いに人類は優れた叡智を獲得しているとはいえず、過度に自我意識が拡大する場合、人類の危機に至るほどである。
・自我はその範囲(主体)を、自己・超自我・人類・世界・宇宙に拡大しうる
・自我の扱いを成長した人類意識を持つと青年期、さらに成熟した人類意識を持った成人期を迎えうる。現状は幼少期ともいえる。

『死は存在しない』私的要約

その中で、ベイトソンが出てきた。システム内部の相互連関性が高まりシステムが複雑になると、自己組織化や創発という性質が生まれる。まさに複雑系。そうやって人間の意識が生まれ、様々な認識が積み重ねられて我々に繋がっているということらしい。(ベイトソン『精神の生態学』)

にほんめ。7:30『精神と自然』ベイトソン著

ベイトソンの本は難しい。わかる部分は面白いのだが、わからないと言葉だけ流れていく。だから2回目を読もうと、一旦終わったのに、最初に戻ってまた読み返している。私は途中から入ったので最初の方は読んでいない。

二度目の人の感想と、自分の感想はやはり深みが違うなと思う。1回目の感想と、2回目の感想。その差を感じながら読み進めることは決して嫌でない。二点測量のような、立ち位置が違うから見えるもの・感じ取れるものもある。


今朝放送していたラジオにて。誰だっただろうか。スポーツ指導者が指導場面によって漢語と大和言葉を使い分けるという話。

    [漢語]   [大和言葉]
例1  激励    はげます
例2  慰労    ねぎらう
効果  問題解決型  共感型

試合前は漢語で語る。試合後はやまとことばでねぎらう。

・漢語は、口を横に動かす発音が多い、また子音が多い。これは問題解決型
・大和言葉は、口を縦に動かす、母音が多い。これは共感型

会社では漢語が多用されるが、ねぎらうタイミングでは大和言葉を使うと、気持ちがわかる人だなぁという周囲の理解を得られるらしい。

仕事ではない場面では、大和言葉を使うと場がまろやかになる。しかし主張する必要や解決する方向へ向きたい場合、そこは漢語。説明を受けると当たり前に感じるが、意識して使えているかというとそうでない。

サラリーマンしていたとき、好みで大和言葉をよく使っていたが、もっと意識して漢語を使えば、もっと仕事ができたかもしれない。(笑)


20230217 Fri.

神宮外苑再開発。東京都から工事認可が下りた。
第二野球場はすでに工事囲いが済み、地面に穴を開けて何か始めている。

本格的には春ということなので、3月か4月にはどんどん木が伐採され建物解体も始まるのだろう。青山通りからは離れているので、近くへ行かないと気付かないうちに・・・。

公的な機関からの申し入れや提言も聞き入れず、国会議員の超党派グループの力も及ばず、SNSでの盛り上がりも、10万名以上の署名も、何名かの著名人のメディア上での反対や疑義、どれも役立っていない。
むしろ一般の人々が知って、こんなことが起きているのかと驚く現象があちこちで起きている状況。そして自分達の近くでもこのような自然破壊が起きているという情報が紐づいてきている。(京都の植物園、葛西臨海公園…)

この状況を、私はどう受け止めて、どうしていくものだろうか。

①    悲しい結末。もう関わらない。反対の声はすべて無視され、企業の論理だけが自治体のサポートを受けて通っていくだろう。反対することは徒労。私は単なる市井の人に過ぎない。

②    まだ何とかなるかもしれない。私は1年前にたまたま知り、情報にアクセスするようになったが、SNSを通じて反対運動が盛り上がってきたのが年明けからここ1か月ほど。世論の他、法的に訴えるとか、あらゆる手段をとったらどうか。工事差し止め・認可取り消しなど。

憤り、怒り、不信がある。

でも問題をクリアにすることは難しいと思う。それこそ、自分に決定権がないものを何とかしようということなのだから。

「とても悲しい、ひどい」ということで終わらせて、もう関わらないほうがいいかもしれない。もっと自分に出来ることをやったほうが良いのではないか。実家の作業、食い扶持を稼ぐとか。

しかし民意を無視され、泣き寝入りのようなやられっぱなしをよしとするのか?
この話を知った1年前に感じた肚の奥の方の痛み、このまま見過ごして木を残さずビルを残したら、次世代に申し訳なさすぎるだろうという思いはどうなるのか。ここを都市公園として残し、ビルを建てるより緑を増やして歩けるようにしたいと願うことは、都民として全うな願いではないか。

さらに一気に飛ぶが、ここで成果に結びついたら、各地で進行中の同様な事象に、もっと住む人の幸せを盛り込めるのではないか。
当初から贈賄の疑い、限られた人達の出来レースが想像されたが、いま、断片が見え始めている。例えば、環境アセスメント手続きにおける報告数字の虚偽、アセスメントにおける審議会未完了を無視した工事認可、公園まちづくり制度(都独自の指針)を悪用した現状破壊と新規整備と称する工事。

事業者優先で、公共性が損なわれている。

新国立競技場が建設されるときに、明治記念公園との関係で、霞ヶ丘団地という古い公団団地が立ち退きさせられた。この経緯は映画に記録されている。戦争を生き抜いた老人が多く、1959年(昭和34年)建設。立ち退きに当たって、当然の権利もないがしろにされ、ほぼやられっぱなし。映画として記録はされたが、たった15万円で立ち退きさせられた80代のお爺さんはどうしているだろうか。そこにあったコミュニティは無くなって、住んでいた人達はばらばらに孤立させられてしまった。幸せに慎ましく暮らしていた場を追われて、知らぬ場所で孤立しておろおろし、周囲からは訳の分からない老人として扱われたのではないか。

幸せを壊して、不幸を作っている。
オリンピックのために。再開発のために。

しぶとく反対し続けることは徒労かもしれない。きわめて不確実なことに関わることになる。アホなことをやっていると思うが、私がアホなのではない、都政がアホなのだ。企業が手前勝手なのだ。都政も企業も手前勝手をする程度に頭はあって、都民や識者の声を無視して進めている。

認可が出たあと、どこかの大学名誉教授が反対運動なんて、全体最適をわかっていない個別最適を求める視野の狭い活動だ、とコメントしていた。どちらが個別最適を追っているといったら、事業者じゃないか。コメントをそのままお返ししたい。

ChatGPTに尋ねてみた。

input> 神宮外苑再開発について、賛否を教えてください。

ChatGPT> 神宮外苑再開発については、賛否両論があるようです。

賛成の理由としては、以下のようなものが挙げられます。
市の魅力アップ:神宮外苑をより魅力的な場所にすることで、都市の観光地としての魅力を高めることができます。
交通アクセスの改善:再開発によって、交通アクセスが改善されることで、周辺地域の活性化につながると期待されています。
緑地の保全:再開発にあたっては、神宮外苑の緑地を保全することが求められています。そのため、再開発によって緑地の管理や整備が進められることで、より良い環境を実現することができるとされています。

一方、反対する意見としては、以下のようなものが挙げられます。
自然環境の破壊:再開発によって、自然環境が破壊されることが懸念されています。具体的には、木々の伐採や生物の生息環境の変化が挙げられます。文化財の損失:神宮外苑には多くの文化財が存在しています。再開発によって、これらの文化財が損失することが懸念されています。
費用の問題:再開発には多額の費用が必要となります。そのため、財政的な負担が大きくなることが懸念されています。

以上のように、神宮外苑再開発については、賛否両論があることが分かります。しかし、再開発にあたっては、環境や文化財の保全に十分な配慮が必要とされています。

Chat GPT

おおまかには当たっている。しかしそれらしい言葉が並んでいるが、根拠の有無はあいまいで、薄っぺらい字句が並んでいる感じ。

賛成理由3つについて
魅力アップとなる根拠は、商業施設を指しているのだろう。高い物販、高い飲食店。東京ミッドタウンのような場所をもうひとつ作って、皆が楽しめるというのだろうか?

交通アクセスについては、よくわからない。地下鉄やバスの駅や経路に変更する話は知らない。通り抜けできる遊歩道をつくるという意味なのだろうか?

緑地の保全について「再開発によって緑地の管理や整備が進められることで、より良い環境を実現」とChatGPTはまとめているが、100年越える立派な木を若木に置き換えて、根の周りをコンクリートで覆うようなスタイルで整備してよい環境を作ったと考えてもらっては困る。東京ミッドタウンや日比谷などでは、すでにコンクリートばかりの環境のため、こうした緑の演出をしている。

反対意見について、この3項目のほかにもあるぞ。公園という公的資産を限られた事業者の利益獲得に使う倫理的問題。

神宮外苑はすでに植栽が為されている。そこに後年、球場を建てたり自動車道路を通して今の形になっている。現状の植栽を活かして、さらにグリーンベルトを伸ばすなら"より良い環境を実現" することになるだろう。そうなれば、パリやロンドンに匹敵する大都市となるはず。

国立競技場から右手に視点を移していくと、ビルを挟み
神宮球場のライトが見え、その右側に銀杏並木のとんがった樹形が見える
その奥が今回かなり伐採される部分、さらに奥、薄緑の屋根は赤坂御所
このあたりは一帯の緑地環境を成していて、植物・動物の住みかとなるほか、
風の通り道として気温低下に貢献している。
上記写真の拡大版。神宮球場のライトの右手、銀杏並木のとんがった樹形が見える
その奥が今回かなり伐採される部分、さらに奥、薄緑の屋根は赤坂御所
緑地は左から新宿御苑、明治神宮外苑、道路やビルを挟んで青山霊園
各所は道路で切られているが、緑地を拡大し遊歩道で結ぶと
青山から新宿までグリーンベルトを作ることが出来る
都心のデザインされた緑化
東京ミッドタウン(上段) 丸の内・日比谷(下段)



映画『土を喰らう12か月』

毎日の生活、そして死とぬくもり。

「好きな人と食べた方が美味しいでしょ」とのセリフ。言葉を伝えつつも、付き合っていた人が離れていくことを受け入れる。

沢田研二が演ずる作家は、いつか一人で死ぬ日が来るとは思いつつ、日々淡々と前向きに生活している。創作活動も行い、毎日食事をつくり、畑で野菜を育てて暮らしている。

映画を観ながら、味噌を作り、山菜を自分で採って、できればタケノコも採って、少なくとも自分で毎食つくって食べたいと思う。生活空間をシンプルに美しく保ちたいとも思う。

土井善晴が料理研究家として料理担当。映画に出てくる食べ物や作り方を提案しているようだ。

・胡麻と葛でつくる胡麻豆腐
・イモ洗い、したい・・・
・山菜の味噌汁
・せり?ごはんに混ぜたのは。

最近の映画、観てから自分もこれやってみようという、行動変容を起こすものが多いのかな?!
ひとつでもやってみて、ひとつ丁寧に暮らすことで、地に足が着くように思う。それを繰り返していくことで、心豊かに生きていけそうな気がする。

配給が日活だったことに軽く驚いた。
日活といえば、日活ロマンポルノという頭だったのだけれど、フツーの映画も作るのか。


居場所、愛を感じられる場所。
居場所があると愛が成長しやすい。

ま、そうだけれど、ニワトリと卵、どっちが先ということもなく。

そして、かならずしも家庭が居場所ではない、職場、地域、大人のあそび仲間がその役割を果たしたっていい。

昭和のような、職場が家族同然という関係性は、ごく一部に残っているかもしれないが殆ど消えた。その良さもあったが、規模が大きくなり暗黙のルール化するにつれて、弊害のほうが大きくなったから。

拡張家族という概念を提唱する人達がいるように、安心する人間関係は必ずしも家族である必要はない。

少し前に見た映画『茶飲友達』で、ぬくもりで時間を埋めようとする試みもそのひとつ。


知人からSNSで流れてきた動画。2019年9月、このスピーチが東京工業大学で行われた。それを聞いて、私も人生の声をききたいと思った。まだ声は聞こえていないように思う。ただ既存の形から抜け出し、日々、夏休みのような自由研究の日々を送っている。

ティール組織 フレデリック・ラルー パーパス
このときの同時通訳者(福島由美さん)が多才でユーモアのある方で、彼女の熱量もこの場を作るパワーとなっていた。同時通訳以上の役割を果たしていたのだ。決してラルーを邪魔するわけでなく。

動画には日本語字幕がついているので、福島さんの訳す場面は基本的にカットされているが、1か所だけ残してあるところがある。その場面から、ラルーと福島さんの息づかいが感じられると思う。

F・ラルーの40代までの人生を語る部分は、ヨーロッパのエリートの話だが、その感性は旧来の感覚と異なり、いまの若い世代に役立つのではないかと思う。また私のような50代にも新しい風を感じさせてくれて、こちらの方向かなという直観や予兆を意識できると思う。


20230218 Sat.

読書に励む
『バウムクーヘンの文化史』

図書館で新規購入本として展示してあり、手に取ってみた。バウムクーヘンが好きだし、バウムクーヘンといえばユーハイム。斜め読みするつもりで借りた。

始めは、博士論文を書籍にしたもので少々細かすぎる話だなと思いながら読み進めたのだが、バウムクーヘンがドイツでどのように作り始められ、今の形に落ち着いたのかというくだりが面白く、引き込まれてしまった。そしていま日本で沢山作られているバームクーヘンは、ドイツのレシピとは違い食感が異なる日本独自のお菓子になっているらしい。それはケーキ職人のクリエイティビティだけでなく、ケーキを焼く機械の開発も重要な寄与をしているというのだ。

ユーハイムが日本で始まったエピソードには、青島チンタオがドイツに占領されていたところが第一次世界大戦でドイツに勝った日本が管理するようになり、そこにいた軍人・民間人を捕虜として大阪・広島で収容していた経緯が語られていた。

ユーハイムといえば、1960年代~70年代にホワイトハウスというケーキがあった。1人1個食べるタイプのケーキで、スポンジの上に白いチョコレートの薄い板が屋根のように飾られていた。いまは作っていないようだがとても懐かしい。期間限定復活販売してくれないだろうか。

著者三浦さんは、ケーキ作りが心の底から好きだという女性。お話を伺ってみたいなぁ。


20230219 Sun.

午後、散歩がてら普段行かないスーパーを覗いてみた。
スペアリブが半額、これは買い。いつもの店でスペアリブはあまり見ない。
牛肉の切り落とし、2割引き。タンパク質食べたい気分。

いつものスーパーも寄ってみた。
マルタで捕れたマグロの大きな切り身があった。これ初めて見るなぁ。半額、迷わず購入。ごろっとした真っ赤な切り身が二つ。

マルタ。地中海、イタリアとアフリカの間、海に浮かぶ島国。1回だけ観光に行ったことがありとても興味深い場所だった。古い遺跡が残っている。
そこからきたマグロ! ちょっと感激する。

マグロは、ひとつは漬けにして、もうひとつは胡椒・バターで焼いて洋風たたきのようなものを作った。明日以降食べよう。
スペアリブはタレに浸けて明日朝焼こう。
牛肉は、明日、野菜とともに炒めよう。

料理は夜に作る方が愉しい。夜に作りたくなる。
忙しくもないのに、今回も夜、いろいろチャレンジしてしまった。


『はだしのゲン』を広島の平和教育冊子から外すという。
原爆教育のお膝もとで何が起こっているのだろう。外すなんて考えられない。全国で読まれていたが、一時期、怖すぎるという生徒と保護者の声から、使用が控えられたと聞いた。そして広島では残っていた。それがさらに。
これだけ戦争が身近にあるのに、現実を見ようとしない、これはおかしい。


20230220 Mon.

昨日作ったマグロ漬けを実家へ持って行こうと思ったのに、すっかり入れ忘れた。白菜と牛肉の蒸し炒め・スペアリブ、近くの和菓子屋でもとめた桜餅・みたらし団子、それだけあったら、まぁいいか。

母は夕方まで戻らないので、雑草取り、コンポストから土の掻きだし、肥料まき。ちょっと寒かったが、太陽のもと庭仕事するのは楽しい。

■ニュースから
松本零士さんRIP
銀河鉄道777にワクワクしたことと、それがきっかけとなり宮沢賢治の面白さに目が向いた。


ロシアとウクライナの戦争は終わりそうにない。
まもなく1年経つのに。
このあと数年でもやっていそうだ。ウクライナはどんどん疲弊していく。
いまの延長上に停戦も終戦もない。

今こそアインシュタインの言葉。
「問題は発生したのと同じ次元では解決できない」


20230221 Tue.

朝食後、昼過ぎまで庭仕事、午後は母のPC対応・Amazon Primeサポート。
映画『恋に落ちたシェイクスピア Shakespeare in Love』を観るという。「あなた観たでしょう」と言われてもそうかな? 思い出そうにも正しいタイトルが浮かばずに検索、私が観たのは『シェイクスピアの庭 All is True』(2018)だ。老老記憶は彷徨さまようことこの上ない。

帰り道、最近の趣味である新しいスタバ訪問を兼ねて、横浜MORES内のスタバで暖を取りつつ読書をしてから帰った。いやほんと寒い。

新しいお店を訪問すると、そのスタンプがスマホに記録される。いま50店舗を目指して拡大中。


20230222 Wed.

2月22日は、私にとって縁起の良くない日。
今日は大人しく家にいた。

鼻うがいに最近心が傾いていて、評判がよいというグッズを買いに出た。この容器が良さそうなのだが、不要なうがい水がついて980円。定価1200円くらい。

ハナノアb 「b」が重要らしい

確かに薄黄緑色の容器はやわらかいので、コントロールしながら水を押し込むことができる。花から息を吸うより速度を加減出来るので痛みが小さい。やりすぎは中耳炎になるかもしれないので要注意。
このところ花粉症っぽい状況が続いているので、緩和すると嬉しい。


夜20時からMBTIの勉強会。名古屋方面の知人が行っているオンラインセミナーを受講させてもらう。自分もオンラインでやってみたいので、その勉強でもある。その方が行う学びの場は楽しいと伺っていて、自分自身MBTIを深めながら体験してみたいと思った。

開始時のチェックインで「名前・参加理由・事前に言っておきたいコト」というお題があった。主催する知人は「ちょっとぎっくり腰で辛い」と言っていた。私は「今日は自分にとって運が悪い日なので、ちょっと心配しながら出席しました」と話してみた。
それを気遣ってくれた人がいて、その人のMBTIタイプは価値観を重んじ、皆が「らしく」生きていけることを理想とする人。そのお陰もあり1時間半、楽しく参加して学びの授受があって無事終了。ほっとした。

オンラインで初顔合わせで、なにか事件が起きたら、なかなかリカバリーする方法がないので、無事終わってほんとーに良かった。

20230223 Thu.

天皇誕生日。現在の上皇が天皇だったときは12月23日。同じ23日なんだな。

映画『すべてうまくいきますように』
安楽死がテーマのフランス映画。

ソフィー・マルソーが演じる姉が、脳梗塞で右半身不随となった父から安楽死させてくれと依頼され、大変衝撃を受けるものの、父親のためになろうと、あらゆる障害と格闘して妹と協力しながら何とか道を切り開く。最後までドキドキする展開。みんな良かれと思って止めようとするし、父親は安楽死できることが決まったら、気持ちが緩んでお喋りになってしまい関与する人を増やしてしまう。それに多かれ少なかれ翻弄されるのだけれど、主人公は一生懸命にサポートするが自分のためでなく父のため。そこにちょっとした余白があって、ユーモアが入りこむ。

スイスで安楽死したのち、担当した人からスマホへ電話が入った時、妹が「スピーカーにして(担当の人とのやりとりを聞かせて)」と言ったけれど、それを無視して自分だけで父の最後の様子を聞いた主人公。父の安楽死プロジェクトのイニシアティブを取ってきたのは自分だと主張するような場面だった。ほとんど妹と協調し受け入れてやってきたので、この場面だけ異質。

でも実際そうだった。何でも姉妹で話し合って進めているけれど、妹はフルタイムで働いているし、自由に動ける姉がすべてやっかいなこともやってきた。父のわがままにも付き合った。父が安楽死したいと伝えたのも姉に対してだった。

先ごろ『勝手にしやがれ』を映画監督ゴダールが安楽死した。フランス人、スイス在住、91歳。フランス紙リベラシオンによると、スイスで認められている死を選んだ人が医師処方の薬物を自ら使用する方法で亡くなったとのこと。
このニュースから、自分が自分として生きられないなら、死を選ぶということもあるのかもしれないと思っている。寿命が長くなり、いわゆる健康寿命を越えたとき、①自分の意志に反して生さかれたいか、②自分の意志でどんな状態でも死ぬまで生きたいか、③自分の意志で終わりを決める道もある(違法ではないという範囲、選択制度ではない)、このような道筋はあっていいのではないかと思う。

『すべてうまくいきますように』は100%父親の意志による。そこが肝心なところ。姥捨うばすて山とは全く違う話。だから全編活き活きしていて、深刻だが楽しい場面も沢山あり、心温まる映画だった。

ソフィー・マルソーが今もかわいらしく、そして魅力的なボディだった。そして無造作にしていても美しい。


値上げしてるなぁ
意味あるものを買いたい。

最近、ビスケットとかケーキとか無性に食べたくなるので、スーパーでビスケットを買ってみた。安いと植物性油脂が多くてバターが少ないから、少し高くてバター味があるものにしたいなと思っていた。

美味しそう

関東甲信越地方限定なんだ。知らなかった!
BLEMYとCHOCOLY、それぞれ250円くらい、14枚入り。
全粒粉・バター・チョコレート、私を誘う!!!
500円で、美味しいケーキ1個買えることもあるし、足りないときもある。だからこのビスケットを買ってもいいんじゃないかな。

開けて想像以上のことで驚いた。
味は美味しかった。
ただ・・・

美味しく食べたそれぞれ14枚入りのビスケット

美味しいけれど、箱の中で、ビスケットの体積が約半分なのだ~。
個包装なのは衛生的ってことで良きことになっているのだけど、すぐ何枚も食べちゃうからなぁ。そのためにビニールごみをこんなに出したくないな。

ビスケットのサイズは、直径4センチちょっとで、ミレービスケットのようなミニサイズではないけれど、長年親しんできたビスケットのサイズ(6cm位)よりは小さい。中サイズってことらしい。

メーカーの方々も、値段と品質と苦労されているのだと思う。250円くらいだと決して安くなく、HPにも書かれているような贅沢なんだよね。
でも包装にかける経費をビスケットそのものへかけられないだろうか。私としては7枚組2列でもいい。封を切っても、タッパー容器に入れたら持つよというアナウンスとか。

味と値段のバランスを言っているのか、プラスティックゴミのことを言っているのかわからなくなってきたけど、その3つを解く方程式のなかで、消費者が買う味の部分が軽くなり、環境負荷が増していると思えて仕方ない。

そんな思いから、シンプルなビスケットとして結局これ。

ポルトガルから来てる。EU各国のお菓子は美味しいし、添加物が少ない印象がある。180円。チョコレートはかかっていないけれど、別に食べればいいし、バターは熱々トーストで楽しむ・・・ちょっと寂しいけど。

マリービスケットfromポルトガル

そういえばポテトチップスも値上げしているなぁ。
ジャンクフードを食べたくなるとき、身体の中で何か栄養バランスが悪いのだ、あるいはストレス過多なのだ。

比較的、良性の脂がついた肉をシンプルに焼いたり、野菜と一緒に炒めたりしてタンパク質と脂肪を取る。あるいはトーストにバターをつけてカリカリのところを食べる。
そうやって満足すると、ジャンクフードの誘惑はやや収まってくれる。
あとは身体を動かす。お腹が空くと思いきや、意外とまともなものを食べたくなる。


20230224 Fri.

中国に先を越されたではないか。
ロシアとウクライナの戦争状態について明瞭なリーダーシップ発言を。

ロシアのウクライナ侵攻から1年を迎えた24日、中国外務省は、停戦と和平交渉の再開を呼びかける文書を発表した。「すべての当事者は火に油を注ぐのを控え、危機がさらに悪化し制御不能となることを回避すべきだ」と指摘。「ロシアとウクライナが歩み寄ることを支持し、早期の直接対話を再開し全面的な停戦を達成すべきだ」と強調した。

文書では「各国の主権と独立、領土の保全は確実に保障されるべきだ」とウクライナの立場に配慮する一方、「すべての国の正当な安全保障上の利益と懸念は、真剣に受け止められ、適切に対処されるべきだ」と北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大に反対するロシアに寄り添う従来の主張を繰り返した。

 米国主導の対露制裁については「一方的な制裁と極端な圧力は、問題を解決できないだけでなく、新たな問題を生み出す」とけん制。「中国は(国連の)安全保障理事会で承認されていない、いかなる制裁にも反対する」と各国に見直しを求めた。

 一方で、ロシアが使用の可能性を示唆する核兵器については「使用や威嚇に反対すべきだ」と主張。また化学兵器や生物兵器の開発・使用についても改めて反対を表明した。これらは欧州が重視する内容で、中国としては米国との対立が深刻化する中、欧州との関係を悪化させるのは避けたいとの思惑も透ける。【北京・岡崎英遠】

オリジナル:毎日新聞
https://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%A4%96%E5%8B%99%E7%9C%81-%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%A8%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AB%E5%81%9C%E6%88%A6%E3%81%A8%E5%92%8C%E5%B9%B3%E4%BA%A4%E6%B8%89%E5%86%8D%E9%96%8B%E3%82%92%E5%91%BC%E3%81%B3%E3%81%8B%E3%81%91/ar-AA17ShN4

中国はこういうプレイをよくやる。気球を飛ばしておいて偉そうなことをいうとも思う。小憎らしい。
これ、日本がもっとやるべきことだと私は思う。戦力や経済力ではない領域で課題提起したり方向性を示す動きとして。そこに国としての意志を表明することが平和構築や防衛に役立つ。

この1年間のウクライナ侵攻の過程


色々な人のコメントを聞いて、やはり終わりそうにない。

戦車を供与して、ロシアの巻き返しをつぶせば勝算があるようにゼレンスキー大統領は戦力提供を依頼したが、膠着状態が続き、持久力戦になればなるほど、ロシアに有利。3年以上の戦いになるのではないかとの見通しがまことしやかに話されている。


終える意志はどこにあるのか
ロシアにもウクライナにもない。

終える意志を当事者以外が持つこと自体が可笑しいと受け取るかもしれないが、実際には武器供与している国々が戦争継続に関与しているわけで、2つの当事国以外が停戦や交渉を画策することは理にかなっている。

2022/2/24以前の国境ラインに戻すことは、ロシアにとって承服しがたいだろう。しかし武力による国境変更は世界が黙っていない。

ウクライナにとってロシア側に明け渡すことを妥協できる部分はあるのだろうか。

1ー1)例えばドンバス。2014年から問題があった。ドンバス地方にあるドネツィク州、ルハンシク州をロシアへ。
ザポリージャ州、ヘルソン州は、ウクライナへ残す。

1-2)あるいは、開戦前の国境ラインにしつつも、ロシア寄りの地域に限りロシア語とウクライナ語を両方公用語とする。

2)クリミアは今後25年間、国連統治として土地は国連所属する。海外資本による土地所有はできないが、投下資本は各国から流入可能とする。
日本は、クリミアへ行き「おもてなし」文化を駆使して、リゾート事業を行う。ロシア人はクリミアは南の楽園と捉えているのだ。
平和を実現するための会議、ワークショップを行う場としての活用も考えられる。戦争で傷ついた人々の回復の場も必要だ。
欧米の論理的なアプローチ、アフリカや中国の伝統医療、様々な方法が提供されうる場であり、人々に選択肢があるという場。
25年後、改めてどういうあり方がよいか、ウクライナ・ロシア・国連で話し合う。

また世界にとって、対立する国が接する場所を作ることはなるべく避けたい。武力による国境変更は行ってはならないという原則は守られねばならぬ原則だ。そのための枠組み3)をつくる。

3)緩衝地帯を設け、そこへの侵入も、そこからの武力行使もNGとする。当事国の安全と、世界にとっての紛争抑制というメリットを優先する。

この枠組みを使いたい国や地域は、国連討議を経て行使できる。
ウクライナも加入可能。
日本、台湾・ミャンマー、アフリカ、中東など。

日本は自国のみで戦う力は持っていない。アメリカに巻き込まれて焦土としたくない。国民の多くは戦意はない。根性も体力もない。平和ボケとも言われているし、読解力を始め教育レベルも心配。何より政治に政治力がない。だから戦争当事者になる能力はない。

緩衝地帯として、日本は遠くの国とも密な関係を構築する。エストニア・リトアニア・ラトビアのバルト三国、ポーランド、ジョージア。アジアでの緩衝地帯として(一筋縄でないが)台湾、ネパール、ブータン、希望があればベトナムなど。中東やアフリカはどこにニーズがあるだろうか?


と思ったら、
林外務大臣が国連で2/23行ったスピーチがなかなか良かったそうだ。

「ロシア軍の即時徹底を求める決議案への賛成を各国に呼び掛けました。

林外務大臣:「想像してみて下さい。もし、ある安保理常任理事国があなたの祖国に侵略を開始し、あなたの領土を奪取した後で敵対行為を停止し、平和を呼び掛けてきたとしたら、どうでしょうか。私はこれを不当な平和と呼びたい」

踏み込んだ表現をしているなぁ。
日本ではあまり報道されていなくて、残念だ。

防衛予算増額や兵器配備をするなら、それ以上の平和構築活動が必要。
肉を食べたら、その3倍の重量の野菜を食べよという健康法と同じ。


夜、普段読書会を行ったりする知人10人ほどで居酒屋でお喋りした。

今日は一粒万倍日だそう。
メルカリにほぼ新品の不用品を出すことにして準備を始めた。うまく運べば持ち物の片付けになる。居酒屋では、私がMBTIのワークショップを行うことを熱望してもらい、やろうと意を決めた。

このふたつが動き始めて大きくなることを祈る。


20230225 Sat.

森泰夫氏、写真を観ると目や顔つきが森元首相と似ている。
400億円の談合を取りまとめていた容疑で逮捕された東京オリンピック・パラリンピック組織委員会大会運営局元次長の森泰夫氏。

森元首相は神宮外苑再開発において、少なくとも秩父宮ラグビー場に関わっているし、10年ほど前の再開発計画初期から関与していたと言われている。

何の証拠もないがメモ。特捜頑張ってください。


映画『PLAN75』は批判されず、集団自決という言葉で成田が批判されるのはなぜ?

映画『PLAN75』を観たけれど、とても悲しい顛末だった。日本という国の薄っぺらさが抽出されたような内容。最初から最後まで、うすら寒い気持ち悪い映画だった。『きっとうまくいきますように』と比較すると、死を選択する本人が全く楽しんでいなくて、誰も強いていないのに強いられたような、追い込まれる状態が描かれている。

救いは、最後主人公が抜け出す場面が描かれていること。

前述の"最初から最後まで、うすら寒い気持ち悪い映画だった"は、映画を批判する意味ではない。映画が問題提起している世界が、うすら寒い気持ち悪い世界だといいたい。

予言とならないようにするのはどうしたらいいだろうか。
PLAN75に描かれている世界は、70代になって、働き先が制限され、住む場所も制限されたり無かったりして、人との交流も欠くことになる、そういうものだった。
政府のご都合主義による空気を感じて、期待されることを強いてやる必要はない。自分を生きていくことが、現実を作る。人はそれを見てどう思うか、何かを思わせたらいい。

少なくとも、当事者(これからの私)がそうならないことだな。

70代の人が、若い人にとって安定をもたらす人格になる場合もある。
ベテランの人が、若い人にとって息をしやすい場所になりえる。
街に病院以外の会話が生じるソーシャルな場所が必要。公園、銭湯、飲食店。幼稚園と老人通所所の組み合わせ、すべての年代のための食堂。

もうひとつ
年配者がお金を持っていると恨まれるのもおかしな話だと思う。
その人の人生のなかで、働いて貯めたお金だったりルールに基づいて支給されるもの。多くの年金生活者は裕福なんかではない。

若い人が今お金を持っていないのは、まだ積み上げていないから。
いま持っているお金の多寡で、ずるいと思うのはとても短絡的。

むしろ給与が低いことや年金のしくみが現状にそぐわないことを、企業や政府に文句を言うべきだ。矛先を老人へ向けてルフィのように強奪しても、自分しか、そのときしか、充足しない。
制度への文句は、若者だけでなく中高年・老人もいうべきだろう。

このあたりが、当事者同士の不毛なパイの食い合いに留まり、改めるべき社会制度・企業の資産配分に及んでいかない。老人は老人として、子供は子供として、働き手は働き手として、役目を果たしつつ人生を謳歌することで、過度な少子化傾向も変わっていく。

四つの財布(祖父母が全員健在な場合)を当てにして、親族の間で金銭的に助けてもらうことは恥ずかしがらずにして良いと思う。その分、金銭以外での感謝や交流とセットにすることで。

PLAN75に出てくる老人は、堂々と老人すればいいのだ。

もちろん老害はダメだ。
そこはわきまえなきゃ。(森元首相など主に政治家や経営者の方々へ)


20230226 Sun.

友達二人を誘って渋谷SKYへ。
17時に入場し、17:40頃の日没を観ることができる時間。

素晴らしく美しい夕空だった。
日没も富士山も、夜景もきれい。
富士山がまるっと見えることは、これまであまりなかった。

18:00頃

なんと年間パスポートを家に忘れてきた私は、日没後に合流した。

わざわざ財布の外に出して確認してテーブルに置いたところで、返却式コインロッカーで使う100円玉が財布になく室内を探してうろうろしたら、そのまま置きっぱなしで出かけてしまった。

渋谷SKY入口で、友人に17:00入場を待つ列に並んでもらい、自分は年間パスでチケットを発券してもらおうと思ったらカードがなく、ポケット・財布・かばん、あちこち探したがない。あ、テーブルかもしれない。もう一度、座って身の回りどこにも無いことを確認して、家との間を往復した。

友人には「このタイミングで、やらかしの天才かもしれません」と報告。
いや天災か、いや明らかに人災だ。あーあーあー。でも往復できる距離でよかったよ。

友人Aさんは、私の同様な失態を何度も知っている。
・東北旅行へ行ったときに割引周遊券を途中で行方不明にしてしまい、旅先で発券したのでダブル出費となった件
・長野で、旅行割パスをどこに入れたか、10分くらい探した件
・改札手前で、おろおろチケットを探すこと多数
・コンサートへ行き、座席にPCを入れた手荷物を置き忘れてきた件

ちなみにAさんも、似たようなことをやらかすタイプ(私よりマシ)
Aさんと一緒にいると私はやらかすのだろうか(勝手な言い分)

何もしなければ良かったよ。事前に確認などせず、いつものように財布に入れておくだけにしたほうが良かった。万一持っていなかったら友人に迷惑がかかると思って確認したわけだけれど、普通と違うことをしない方がいいんだよ、私の場合。

やっと戻ってきてlineで連絡すると、こちらのことを心配してか「お店で合流しましょうか」とのメッセージが。いやいや私も上がりたいんですが・・・と思いつつ、もう屋上から降りて1階下の室内フロアにいるというので、がっくりしつつ、寒くないという面では良かった。

18:00頃

知人AさんBさん、皆アラカン、50代と60代の男女が世間話していたこと。
・モリコーネなど映画の話
・最近行ったコンサートのこと
・今度の新社長が若い時にどんな印象だったか
・長年1992年からの仲間内のイベントが終了と決まり残念な話
・テレビドラマの何が面白いか

同じ会社で、音楽好きなメンバーが年に一度、ホールを借りて演奏会をしていた。音楽経験は様々でアマチュアプロからど素人まで。メンバーが会社卒業したり、1日がかりの演奏会の準備が負担になったりしたという理由。

茶飲み話のような他愛もない話、日曜夕方、平和だ。
3人とも実質的に現役生活を終えてしまっている。
たそがれてる。


家に帰ってスマホを確認したら、
メルカリでひとつ売れた! わーい!


20230227 Mon.

渋谷SKY、連続2日目。
本日は母と。

母が広尾へ月1回来るというので、その折にと誘ってみた。
80を過ぎたおばあさんなので、あまり無理してはいかんだろうと迎えにいった。

海外観光客で混雑しているため、お目当ての17時前後のチケットはとっくに売り切れていて、1週間ほど前に15時のチケットを購入しておいた。

一度入れば、制限時間はない。明るい時間帯に屋上から四方をよく見て、一旦46階の室内回廊へ降りて、椅子に座って軽食をつまみながら景色を見て、いよいよ日没時間になったら再度屋上へ上がる計画。全体で3時間、長い間滞在することになるので、疲れが見えたら帰ってもいいと思っていた。

でも母は結構楽しんでくれた。地図も好きだし、結婚当初は恵比寿に住んでいた時期があり、そのあたりを高いところから見るのも楽しかったようだ。出産した病院のあたりもだいたいわかる。新しい思い出話も出てきた。

日没までの時間、日差しがだんだん低いところから差すようになり、街に影と日に照らされるところができて、変わるさまが美しかった。

46階室内回廊から 徐々に日が傾いてくる頃
西日が射して、高いビルが照らされる時間
17:28~17:30
17:31


朝読書会
キーワードを羅列した謎のメモ

必要悪と共通善
・弁護士増えると、変な争い増えるような気がする仮説

・ウクライナとロシア、必要悪なのか
多極化してきた世界のなかで、ロシアがあのように主張することが必要悪なのか。そうだといえばそうなのかもしれない。これまで中東はオイルマネーで世界に自己主張して地位を作ってきた。アフリカは闘争的ではないが(おそらく)、多極世界を静かに主張していてそこには彼らの智恵があるはず。

・キング牧師のコメント、そのときの最先端。いまの最先端ではないが、多くの問題に通じる。60-70年前の言葉に学ぶものがある

“Mankind must evolve for all human conflict a method which rejects revenge, aggression, and retaliation. The foundation of such a method is love.” — MARTIN LUTHER KING JR.

人類は、すべての人間同士の争いのために、復讐、攻撃、報復を拒否する方法を進化させなければならない。そのような方法の基礎となるのが愛である
マーチン・ルーサー・キング牧師

『「わからない」を越える』

・NVCの方法はすべてに通用しないのではないかという限界を感じるが、グリーンの言葉と思えば、それだけでは解決しない感覚に出口を与えるかも。

・大阪のおばちゃん、難しいこといわずに本質を問う、「で、ほんまはなんぼなん?」「ほんまの気持ちはなんなん?」 そこにNVCという手法に囚われず、有無を言わせず本質へズバッと入る勢いがある。

・共通の利益
・宇沢弘文の社会的共通資本 

・調停する知恵、出来る意識が希薄。弁護士に任せるという選択。
・規範ない子供、若者、親がゆるい、社会がゆるい、迎合、空気読みすぎ
・老人、生きてること、お金持ってることを悪いと思う必要ない
ルフィとか集団自決とか、世間にそういう風潮あるけど、怒るべき先は、社会保障のしくみを放ってきた無策な政府とか、賃金上げす労働搾取する企業、労働環境をうまく変えられない政府や企業経営者(ちなみに成田悠輔に老人を邪険にする意図はないと思う)

20230228 Tue.

経堂でおしゃべり。
入社2年目から5年目まで同じ職場にいた人と、昨年11月から今回で4回目となる。その友人は、お子さんが2人いて、一人は障がいを持ちつつ今自活しているので定期的にそこへ訪問している。ここまで苦労はあるが熱心に育てておられて、二人とも立派に育ち、リモートワークが続く旦那さんと4人家族を運営している。

そのなかでこうしてお喋り時間を持つことが意味があることなのだろう。少なくとも、彼女にとって普段と全く違う時間になるだろう。私にとっては、彼女を通じて今まで知らない世界を垣間見る時間になっている。

私は友人と別れた後、経堂駅の反対側へ行ってみた。そこは商店街があり、その先に東京農業大学があるそうだ。商店街には、インド・中東の飲食店が多かった。一軒、中東の食材店があり興味津々で入ってみた。国籍はわからないけれど、明らかにイスラムな人達が3人店内にいた。

写真のように四点購入したのだが、そのなかでアラブのものは一点だけだったが全てイスラム文化圏のもの。ミックスビーンズで豆カレーを作ろう。

ビスケット¥150・コーヒービスケット¥150・クミン¥320・ミックスビーンズ¥490
パキスタン・インドネシア・インド・UAE&オーストラリアからの製品


昨年のこの半月記を読んでみて、同じことを考えているなぁと思った。
変化してないとは、いいこととも言えないなぁ。

言葉を少し変えているけれど、ポイントは同じ。
自分の生き方もポイントは同じ。
案外まとまっているんだなぁ。

それでも迷ったり、落ち着いた感じがせず、何も進まない感じ。

独り言を書いて自分でそれを眺めることは、だいぶやれた。
眺めて、深まることもあった。

その次だ。
どう歩む?

■ニュースより
林外相、どうしてG20(主要20カ国・地域)外相会合に出ないのか。
予算審議とはいうが、それを副大臣に任せればいいではないか。


こどもの自殺、文部科学省は、2022(令和4)年の児童・生徒の自殺者数を公表。暫定値で512名となり、前年を上回る過去最多の人数。

ここも根本的なアプローチが出来ていなくて、問題を再生産しているパターンに陥っている。スクールカウンセラーなどの対策は、重要だが、あくまでも対策だ。それで終わっては根本的な解決に至らない。ネガティブスパイラルをポジティブに向きを変えること。

目の前にいる子供に、一言声をかける、関心を向けることで、何か変わるかもしれない。


神宮外苑再開発の工事について、認可取消裁判を提訴した。
つまり訴訟を起こしたということ。
弁護士が協力してくれて心強い。提訴を決意して発起人となったり原告になってくださった方々にありがとうという気持ちをお伝えしたい。

私自身は原告にはなっていないがサポーターになろう。(原告は、近隣住民を中心とした都民に限る)

本気なんですね、という反応もあった。
本気だと受け取ってもらえるなら有難い。

色々な動機で参加している方がいらっしゃると思う。
私はバトルをしたいわけでなく、神宮外苑の価値や経緯をきちんと主張し、現行再開発案がいかに嘘のデータに基づいているものであるかを明らかにし、民意を取り入れる事業変更まで到達したいと思う。


さて、
まもなく3/11
教えて貰ってこの映画に出会った。『太陽のふた
『Fukushima50』とは少し違う角度で、でも同じ事実を追った映画。

「2016年夏に東京で公開したこの映画は、全国ロードショウ、自主上映会の後、世界10か国で上映され、特にフランスでは180館を沸かせました。福島原発事故の最初の5日間、官邸と東電はどのようにもがいたか。そして福島の人たちは。避難は東京にも及ぶギリギリのところまで行ってたが奇跡的に日本は助かった。」

橘 民義さんコメント

130分版はこちら
:90分版と同じストーリー。ディテールが描かれている


90分版はこちら



最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

ひな祭りも過ぎて、花粉症も辛くなり、桜開花予想が出ております。空気が緩みつつ、マスク外しつつ、震災から12年、選挙へ向けた国政の動きも表面化しつつ、寒暖の差・硬軟・希望と絶望、入り混じっております。

目をつぶるのではなく、目を開けつつ、何をみて何を希望して、日々どう時間を過ごすのか選んでいく。皆さんとともに、同じ時代を生きていることを感じながらいきたいと思っています。
よき3月をお過ごしください。

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