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プリンター氏、天に召される(四谷大塚 予習シリーズカリキュラムテスト4年上 第13&14回)

長いこと中止になっていた早稲アカのカリキュラムテストが、この6月から復活。来週には組分けテストも行われる(予定)。

小学校も全面再開に至ってない現状で、塾に集まってテストを受けさせるのはさすがにどうよ?という意見があったのだろう、今回限り、カリキュラムテストはオンラインで実施。テスト開始の10分前に問題用紙がPDFで掲示されるので、それを自宅で出力後、Web画面上で解答を選択する形式だ。

オンラインで実施、とさらっと書いたけれど、これはけっこう悩ましい問題だったと思う。なぜなら、現行の中学受験は、試験会場で問題用紙と解答用紙を使って受けるスタイルだから。マークシート形式でもない。本番に則さない形でのテストは、本番対策どころか弊害になる可能性だってある。

事前に練習問題を試してみたところ、長女も不慣れなせいでミス連発。例えば「問:2×2=□」の解答を選択肢「①2 ②4 ③6 ④8」の中から選びなさい、という問題では、「2×2=4」に引っ張られて、つい④を選んでしまう。逆に、選択肢が提示されることで、解答が導きやすくなる問題もあるだろう(国語とか)。

だから、今回は点数は気にせず、これから再開するテストへのリハビリだと思って受けようね、などとのんびり構えていた。テスト開始の10分前までは。

オンラインのカリキュラムテストは13時スタート。昼食を済ませた12:50頃に、PCを立ち上げ、プリンターに給紙して準備を……

あれ、プリンターの電源が入らない!?

年に一度、年賀状を作るときくらいしか使わない我が家のプリンター。それすらも、めんどくさがり屋夫婦の決断により、今年の正月をもって年賀状仕舞いすることにしたので、もはや出番はないとみなされていたプリンター。前日に試しに電源を入れたときには使えたのに、大舞台の直前でこと切れてしまうとは……

とはいえ、いつまでも電源ボタンをカチャカチャやっているわけにもいかない。大人ならば画面上でPDFを開いて問題を解く、ということもできるけれど、さすがに日ごろからPCに慣れ親しんでいるわけではない長女には難しいだろうと考え、すぐに早稲アカに電話。「今から問題を取りに行くので、ペーパー受験にスイッチさせてください」とまくし立て、家を飛び出した。

ペーパー受験は、いつも通りの問題用紙と解答用紙を使って自宅で受験できるけれど、18時までに解答用紙を早稲アカに届けなければならない。家から早稲アカまでは、私がママチャリを飛ばして15分。いつもであれば、なんてことがない距離だ。

ところが、運が悪いことに、今日は15時過ぎから雷雨の予報。我が家には車がないので、移動は常に自転車。とにかく早くテストを終わらせて、早稲アカに持ち込みたい。そんな事情で、13時過ぎにスタートさせたカリキュラムテスト、ほとんど休憩を挟まずに15時前には終わらせ、空が薄暗くなり始めた頃に早稲アカに提出完了!雷が不吉な音を立て始めたときには、家でハーゲンダッツを食べていたのでした。

そして、今回のカリキュラムテストの結果(Aコース)。

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算数>55
国語>55
理科>50
社会>45
4科目>55

いつもは1300人くらいいる受験者が、今回は500人程度になっていたので、おそらくペーパー受験のみで集計しているのでしょう。優秀とはいいがたい成績ながらも、入塾時に比べたらテストにも慣れ、少しずつ学力がついてきているのかな、という感じがする。

それにしても、新しいプリンターを買うべきか、否か。SAPIXに通っているご家庭ではA3対応の複合プリンター必須と聞くけれど、早稲アカ生にはどうなのかしら。



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