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早稲田アカデミー、小5夏の個別面談

早稲アカは年に2回、夏と冬に保護者面談を行います。昨夏はコロナの影響で流れてしまったので、今回は小4冬の面談に続き、2回目。在宅勤務中の夫も一緒に伺うことにしました。

算数担当の校長先生から指摘いただいたのは、長女は授業中、線分図や図形を書く手間を怠りがちだということでした。おそらく自分の頭の中でパパッと計算して解いているのだと思われるけれど、そのやり方だと、今後もっと難解で複雑な問題に出会ったときに対処できない。

「お嬢さんには、おそらく算数や国語を解くセンスがある。そして本人も、自分の直感に自信があるのでしょう。だからこれまではそのひらめきを頼りに得点してきたと思われるけれど、ここから先は地道な勉強や泥臭い努力なしには成績の維持・向上は望めません。」

人に指図されるのを嫌い、自分のペースで、自分のやり方で勉強をしたがる娘。母である私は、娘に反発されたり諍いになったりするのが正直なところ面倒で、いちいち指摘せず、見て見ぬふりをしてきた部分があります。でも、今正すべきは勉強の仕方よりも、勉強への取り組み姿勢なのかもしれません。とても耳の痛い、ずしりと重く胸に刺さる言葉でした。

娘が第一志望に考えている渋渋も、「可能性がないわけではない。今からでも努力次第で十分狙える」としつつも、「渋渋はSクラスのトップの子が入るような学校ですからね」と、やんわりと釘を刺されました。そして現実的な選択肢として、共学を志望するならば広尾、青学あたりも視野に入れてみてください、と勧められたのでした。撃沈……。

合格への近道は、自分のやり方に固執せず、中受のスペシャリストである塾の先生のアドバイスに素直に耳を傾けることだと思っています。今のうちに愚直に手を動かす姿勢を身につけておかないと、どこかで大きくつまづき、伸び悩み、他の子たちに追い抜かされてしまう。頑固な長女のこと、一度つまづいて痛い思いをするような荒療治をしないと、これまでのやり方を変えるのは難しいのかもしれません。

姉妹の子育て、特に長女の中学受験の伴走記録です。 いただいたサポートは、勉強をがんばる娘へのご褒美に使わせていただきます!