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豊かな風味の旅:カトゥーラ種の探求

コーヒー愛好家の皆さま、今回はブルボン種の自然突然変異として知られる特別な品種、カトゥーラ種(Caturra)についてお話しましょう。

カトゥーラ種は20世紀初頭のブラジルで初めて発見されました。ブルボン種から自然に突然変異したこの種は、より小さな木に成長し、それゆえに収穫が容易で、より高い収穫率を持つという生産性の高さを特性として持っています。それが広く認知され、20世紀中頃以降、中央アメリカと南アメリカの多くの地域で生産されるようになりました。また、多くの新しい品種の親となりました。

カトゥーラ種の主な派生図

カトゥーラ種から直接派生した品種(子)をライトブルーで、カトゥーラ種から2世代以上派生した品種(孫)がライトグリーンで表しています。
コロンビア、聞いたことありませんか?

その美味しさについてですが、高いカップ品質から伺い知ることができます。いわゆる「カップ品質」とは、コーヒーの味わいや香り、口当たりなどの総合的な評価のことを指しますが、このコーヒー豆は、鮮やかな酸味と優れたボディを持ち、産地や焙煎方法によって、さまざまな風味プロファイルを示します。フルーティーでスパイシーな香りを感じさせる豆もあれば、甘いキャラメルやナッツのような味わいの豆もあります。その多様性と味の豊かさから、カトゥーラ種はコーヒー愛好家から高い評価を受けています。

このコーヒー豆の主な生産地はブラジルとコロンビア、そして中央アメリカの各地です。特にコロンビアでは、高品質なコーヒー産業に大きく貢献しています。

カトゥーラ種は、その味わいの豊かさと高い収穫率から、コーヒー農家にとっても、そしてもちろん私たちコーヒー愛好家にとっても大変魅力的な選択肢となっています。まだ試したことがない方は、ぜひ次回のコーヒータイムにカトゥーラ種のコーヒーを選んでみてください。その多様な風味をお楽しみいただけることと思います。

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