人の為に動いて好かれる方々の魅力と、それをきちんと発見して伝える役割と。
僕の営む店はアウトドアを楽しむ方向けの店で、主にハイキングやフライフィッシングを楽しむお客様が多く訪れます。そして僕らの店はローカル志向が強く、お客様の多くは地域の自然で、頻繁にアウトドアを楽しまれています。
だから地域の自然環境の変化に敏感で、「登山道が荒れたなぁ」「川が汚くなった」「ゴミが増えた」「あの大きな木が倒れてしまった」といった変化によく気づき、地元の町の交流やイベントにも意欲的に参加される方がいます。
町が元気になるように
そんな中のひとりが、僕がフライフィッシングについて色々とよく意見交換をさせていただく大先輩。
山間部に出かけたら、よく土産を買ってきてくださったり…汗
麓町で食事をしては、SNSでいつも広報活動を行って「俺たちが遊びに行って、町の人に喜んでもらいたいじゃん」と、紳士的でありながらも熱心で、情報発信や広報に努めながらも、フィールドのクリーン活動などを積極的に行い、「良いことをする」ことで町をより良くしようという姿勢が感じられます。
アウトドアを楽しむものが歓迎されるように
その方は僕らの店と地域の取り組みにも、積極的に参加いただき、フィールドのゴミ拾い活動などは、若い方々よりも積極的に活動され、その活動を広めるために尽力しています。
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「良い活動を広めること」は、僕らが大切にしている価値観であり、お店を通じてそれを実践し、多くのお客様に共感していただいています。地域の繋がりを大切にし、良い循環を生み出すことが目標であり、新しいアウトドア愛好者を増やし、地域に活気をもたらすことを願っていますが、そうした理念をしっかりと理解してくださって、いつも後押しをしてくださいます。
良い活動を広めること
店を営みながら、何か良い活動だと思えることを、しっかりと発見して広めていくことは大事だなとよく思うようになりました。
少なからず店を良い場所だと思って通ってくださる方がいて、そうした方々に良い活動を広げて、活動をした方自身の喜びや、新たな方々の気づきを作っていくこと。
それは「良いことをする」=「素敵でカッコいいことだ」と思える方が増えることに、少なからず繋がっていきます。
アウトドアで何かを楽しむことを、僕らが「速さ」「技量」だけをピックアップしてしまえば、やはり競技的な楽しみ方をする方が増えていきます。
何を良いとするのかは、人それぞれの価値観があり、店それぞれの個性がありますが、僕はやっぱり、人や自然のために行動を行える人の魅力に惹かれるのでありまして、それが僕らの店の個性であればいいなと、常々願うのであります。
そして、そんな活動に惹かれて、これからアウトドアを楽しむという方を増やそうという方も出てくるようになりました。
そして、僕らの地域の繋がりを見て、遠方から遊びに来てくださる方も増えてきて、もっと良い循環へと繋がるといいなと願う毎日です。
素敵だなと思うことを、しっかりと素敵だと言えるようにありたいものです。
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