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TOEIC の難敵イギリス英語とオーストラリア英語の攻略法

TOEIC のリスニングセクションは4ヶ国語(アメリカ/イギリス/カナダ/オーストラリア)で発音されます。日本の学校ではアメリカ英語がメインであるため、音が違って聞こえるイギリス英語やオーストラリア英語に苦戦する方が多いです。

ぼく自身、リスニングが苦手だったため、イギリス英語とオーストラリア英語には苦戦しました。しかし、今では TOEIC 程度の癖であれば、難なく聞き取ることができます。リスニングセクションで495点満点が基本。取れないのは国籍のせいということはありません。

では、どのように厄介な英語を攻略するのか。

本日のテーマは「イギリス英語とオーストラリア英語の攻略法」です。TOEIC で900点オーバーをしていれば、気にならないかもしれませんが、ぼくの学習法を参考にして、今後の学習法のバージョンアップのヒントになればと思っています。

👓 この note を書いているぽるぽるのプロフィール 👓
・講師(東京海洋大学/市進予備校/天狼院書店)
・著書(TOEIC TEST 戦略特急/毎日の英単語)
・国内独学・留学なしで TOEIC 990点満点・英検1級


👓 同じ英語であると意識する

TOEIC では4カ国の英語が流れてくると言いましたが、前にも述べたように、アメリカ英語に慣れきっているからです。アメリカ英語をたくさん聞いているからこそ、他の英語が聞き取りにくいのは当然のこと。

日本語に置き換えてみるとわかりやすいかもしれません。英語の違いは方言のようなものです。正直、TOEIC で出てくる4ヶ国語の英語は方言と言うほどの違いはありませんが、初めて聞く方言には戸惑いますよね。でも、聞いていくうちに慣れてくるのも事実です。

次の動画を見てください。癖が強いと言われるインド英語を聞くことができます。全部を見なくても良いのですが、インド英語を聞いてみてください。これを聞けば、「TOEIC のイギリス英語やオーストラリア英語なんてなんぼのもんじゃい」と思いませんか?

というか、そのくらいに思えるように、TOEIC に出てくる英語はさほど変わらないと意識することから始めることが大切です。自分で「イギリス英語とオーストラリア英語は違いがすごすぎる」とか「差があって聞き取れない」とか思いすぎてはもったいない。ただの自己暗示になってしまいますから。

ぼくが TOEIC の勉強を始めた頃は「聞きにくい」という感覚はあったものの、「さほど差はない」と意識できていたことで、自然と攻略することができたのだと考えています。

そして、イギリス英語とオーストラリア英語を聞く量を増やすという、当たり前の結論にたどり着きます。アメリカ英語に慣れた自分がいるのだから大丈夫です。何度でも言いますが、TOEIC に出てくるイギリス英語とオーストラリア英語であれば、慣れることは可能です。

ここから先の有料部分では、イギリス英語とオーストラリア英語を攻略する上で必要な「教材と使い方」についてお伝えします。

では、どのような教材を使い、どのような学習をしていけば良いのかを考えていきましょう。今日からすぐに実践できます。

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