【読書】FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

本屋に行く度に気になっていたのですが、サイズが大きいのと、海外の訳本作品は苦手なので、少し躊躇する本でした。

きっかけはオリラジ中田敦彦さんの Youtube 大学の中で本書の説明動画があり、読んでみようかと。

海外の翻訳本ではありましたが、そういった意味での読みづらさはなく、また、各項目があまり長いと感じることもなく、スラスラと読めました。

内容は「教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマ毎に世界の正しい見方をわかりやすく紹介」であるが、そこに生じる齟齬は、タイトル副題にあるように「10の思い込み」が原因でその「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を教えてくれる。

世界の話ではあるが、人間の話。ちょっと不思議な感覚の本でした。

著者の1人である ハンス・ロスリング さんの人生での経験、成功も失敗もオープンに書かれており、「想い」が滲み出ているようでした。

事前 に  Youtube 大学 で ハンス・ロスリング さんに関する話を聞いてから読んだからか、よりストレートに心に響いたのかもしれません。

読み終わると、「よい小説」、物語を読み終わった時のような「感動」のような感覚が残りました。

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