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【海外移住準備8】 引っ越し準備

いよいよ引っ越しの話です。ただ、私たちの引っ越しはいわゆる「海外引っ越し」ではなく、日本からはほとんど何も持っていかないタイプの引っ越しだったのであまり参考にならないかもしれません。

「トランクひとつだけで」浪漫飛行派の方には参考になるかもしれない話を書きます。

写真は引っ越しだから蕎麦にしました。お蕎麦食べたいです。とても。

お寿司屋さんはたくさんあっても、ラーメン屋さんはたまに見かけても、お蕎麦屋さんは今のところ一軒も見かけません…ロンドンまではやってきたという丸亀製麺、もう少し足を伸ばしてリスボンにも上陸して欲しい…と思ってちょっと調べてみたら

26年3月までに欧州で100店舗の出店を目指す
itmedia.co.jp

と!!うわー。楽しみー!!リスボンはその対象に含まれてるかな、、含まれているよねきっと。でも元々蕎麦派なので誰か蕎麦屋さんも来てくれたら良いなぁ…(話が逸れまくってしまいまいました)

断捨離

まずは断捨離。とにかく荷物を減らそうと考えました。海外赴任の人とは違って引っ越し費用がどこかから捻出されるわけでもないので、戦略としては荷物を減らせるだけ減らして、最低限の荷物を実家に置かせてもらう。というやり方になりました(実家の両親に感謝です…)。

なるべく荷物を減らすにあたって、今持っている荷物(大物系や売れそうなものなど)のリストを作成し、行き先を割り振りました。こんな感じです。

  • メルカリ

  • 古本屋

  • 友人へ譲渡

  • リサイクルショップ

  • 粗大ゴミ

  • (それでもダメなら)実家

メルカリ

結局、洋服や殆ど着用していない靴、バッグなどはメルカリに出してみたりしたものの、段々と忙しくなっていくに従って、写真撮影から値下げのリクエストへの対応、梱包などがもう面倒になってしまい、途中からやらなくなってしまいました…日頃いかに必要じゃないものに囲まれて生活しているかを実感しました。もう、日常的にものは少なく生きようと思ったものです。

古本屋

近所にお気に入りの古本屋さんがあったので出張買取を依頼しました。結局2回も来てもらいました。一つ一つメルカリで売るよりも安いとは思うのですが、楽なのと、何より信頼できるお店の手に渡るということで気分が良いので、良かったなと思います。

友人へ譲渡

まず、小物系に関しては近くに住んでいるお友達に、お渡ししました。「貰って下さい…」と写真を撮って送り、その写真に丸してもらうというやり方で。お皿などがメインです。

下の子のサイズアウトした服や、0歳児用のおもちゃなどは子供が生まれたばかりの友人やこれから生まれる友人へ貰ってもらいました。これもまた話は逸れますが、子育て用のアイテムはもっと自治体とか主体でリサイクルの仕組みがあっても良いと思います…勿体ないことだらけだなと思うのです。

大物も一部友人に引き取って貰えたのですが、普通の宅配便だとダメなので、クロネコヤマトのこちらのサービスを使いました。作業員さんが来て運んでくださるので、楽です!支払いが現金のみというのがちょっと不便でしたが助かりました。

リサイクルショップ

家電系はリサイクルショップに見積もりを取って出すことにしました。以前、引越しの同時見積もりのサイトを利用した時にものすごい勢いで電話がかかってきて激しく後悔した記憶があり、トラウマになっていたのですが、今回はもう一軒一軒見積もり取るのが面倒すぎて、リサイクルショップの同時見積もりのサービスを使ってみました。

でも、結局それぞれのお店から来るメールに対応していた気がするのですが(もう忙しすぎたせいで記憶が曖昧…)それでも役に立ちました。

結局、一番高値をつけてくれたところにお願いして、引っ越しのギリギリまで冷蔵庫や洗濯機は使えるように手配しました。冷蔵庫や洗濯乾燥機を自分たちで運ぶのは大変なのでそれが何より助かりました。引越し屋さんに頼んでも結局お金がかかるので、リサイクルショップに頼んで良かったのかなと思いました。

粗大ゴミ

家具類で処分するものは結局自治体の粗大ゴミとして出しました。ただ、これは回収日も限られるしお金もかかるし、1番の問題は「早めに予約しないといけない」というところでした。

あっという間に枠が埋まってしまいます。なので、使わなくても良いものから順番に手放しつつ、最後まで使いたい椅子などはギリギリの日程で粗大ゴミの予約をしておき、捨てました。(最後の日まで使った食卓の椅子は実家に送りましたが、それ以外の椅子などです)大物はやはりゴミ捨て場まで運ぶのが大変でした。

だから、本当はそういうものもリサイクルショップなどにお願いしたほうが良かったのかも。いや、でも値段がつくような家具でないと処分費用を取られるので結局自治体の粗大ゴミより高くつくな。判断が難しいですね。

車をお持ちの方ならだいたい各自治体に「粗大ゴミ受付センター」のようなものがあって、持ち込むこともできそうなので、それが一番良いかもしれません。


引っ越しに係る手続き

その他の準備は比較的通常の引越しと同じです。

  • 引越し屋さんの見積もりを取る

  • 電気ガス水道新聞止める手配

  • 不動産屋に連絡

引越しの見積もりは、会社によってはZOOM見積もりに対応していて(私達が頼んだのはアート引越センター)、何となく気が楽でした。

ただ、以下はちょっといつもと違う系の手続き。

  • 携帯電話のキャリア変更

  • 転出届

携帯電話は、解約して行こうかとも思ったのですが、楽天モバイルの維持費なら愛着のある番号を残しておいても良いかなと思って楽天モバイルにキャリア変更してきました。今後どうするかは悩み中です。

転出届は、転居先のところに「ポルトガル」と書くことと、転入手続きがないことが大きな違いですけどそんなに大したことはなかったです。

荷物を詰める

もう、これはいつの引っ越しでもそうですが、兎に角大変。

実家に送る荷物と、一旦実家に送るけれどその後こちらに送ってもらう予定の荷物を同時に作らないといけない。のに、のんびり過ごしていたら結局いつものドタバタ引っ越しになってしまいました…

ここは本当に時間をかけるべきポイントだと今考えると思います。大後悔時代です。エンリケ後悔王子です。(しつこい)

自戒を込めて、こうしておくべきだったと思うことをメモします。

  1. 航空便で送ってもらう荷物の荷詰め

  2. 船便で送ってもらう荷物の荷詰め

  3. スーツケース(渡航時に持参するもの)のより分け

  4. 実家に置く荷物の荷詰め

1と2はinvoice対策に全て写真を撮りつつ、国際輸送に耐えられる段ボールにしっかりと詰める。特に2.は水濡れ対策などもする。

荷詰め方法のアドバイスがこちらにありましたので貼っておきます。

あとは、重さを量っておく。どの会社のどのサービスを使うかによって重さ制限なども異なるので注意が必要です。

3.はなかなか最後まで使いたいものを入れたい傾向があると思うので難しいかと思うのですが、できる範囲で少しずつやっておいた方が後々助かると思います。スーツケースも、大きなものになるかと思うので中でのポジションも普段以上に気をつけた方が良いと思います。例えばスーツケースの下の方に割れやすいプラスチックなどは入れないようにした方が良いです。(子供用のマグマグに亀裂が入ってしまいました…)

4.も「もしかしたら後から送ってもらいたいかもしれないもの」が入っている段ボールを解るようにしたり、何年も開けないことを考えてやはりこちらも中身の写真を撮っておいた方が後で楽になると思います。どの部屋に置くのか、下に置いて良いのか上に置いて欲しいのかなども明確な指示をして置けると良いと思います。中身の写真撮るの途中まではちゃんと出来ていたのに最後出来なくなり、結局行方がわからないものも沢山…

実家に置いてある荷物の整理は、一時帰国時の宿題です。

長くなりましたが、次はいよいよ渡航の話になります。

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