ポルトガルの公園
子供がいるので、どうしても公園については詳しくなるというか、気になる。リスボン近郊の公園だけしか知らないけれど、今回は私が思うポルトガルの公園の特徴について書いていきます。
都会の公園は貧弱
いきなりネガティブな話になってしまうのですが、都会の公園はちょっと微妙でした。
最初の頃は都会のエアビーに泊まっていたこともあり、遊びに行く公園も都会の中の公園でした。それらはとても狭くて汚い…大抵ものすごく落書きされている遊具とかで、場所も狭くて、何となく居心地も良くないというのが多かったです(場所にもよるかもしれませんが)なので、ポルトガルの公園微妙!と思ってしまったのですが、郊外に行くとそんなことはありませんでした。
地面はフカフカ
ポルトガルの公園の共通点の一つに「地面がフカフカ」というのがあります。都会の落書きだらけの公園でも、郊外の広々とした公園でも大抵地面がフカフカです。
公園好きとしては、この感じどこかで見たことある!と思ったら台湾でした。台湾の公園もこういう地面のところが多かったのを思い出しました。
下の子は滑り台で勢いよく滑るとたまに激しい尻もちをつくのですが、フカフカ地面に弾む感じになるのが漫画みたいでちょっと面白いです。
フカフカ床のない場合は砂がある。というのも面白いです。ビーチの公園はもちろん、都会に砂利敷きの公園もありました。きっと何かしらそういうルールがあるのだろうと思うのですが、どんな風に定められているのか気になります。
必ず緊急連絡先!
もう一つポルトガルの公園で特徴的だなと思うのが、公園に必ず「緊急連絡先の看板」があること。怪我したらここに電話!とか問題があったらこちら。とかそういうことが書いてある(はず)。
定番の遊具
こちらの公園もやはり滑り台とブランコは定番なのですが、特徴的だなと思うのはこのカゴのブランコ。大抵どこの公園に行ってもある。
そして、大人が乗っていたりすることも多い気がする。
自己完結型滑り台
これは、そんなにいろんな公園にあるものじゃないのでたまたま見つけたものなのですが、1歳児が自分一人で楽しめる滑り台がありました。
これ、すごく良いなぁ。助かるなぁと思いました。日本でも(そしてポルトガルでも)よく3歳児くらいを対象にした滑り台はあると思うのですが、それだと1歳児は難しいし、3歳児くらいになると逆に物足りないのかちょっと頑張ってもっと大きな滑り台に挑むことも多いように思います。(個人差あると思いますが…)
だったらいっそこれくらい差をつけたほうが良いのではないかと思ったりしました。1歳から2歳児が自己完結して遊べる遊具って殆ど無いので。
もちろん、親はそばで見守る必要はあると思いますが、毎回手を貸すより遥かに楽だし、本人も「自分でできる!」ということに満足して過ごしている感じがしました。
船好き?
これは完全に思い込みからそう見えるだけかもしれないのですが、大西洋に面しているからか、気のせいかもしれないけれど船モチーフの遊具が多い気がします。
公園での過ごし方
公園は基本的に子供が沢山いるのですが、大人も結構よく見かけます。ただ寛いでいたり、何かを食べていたり。こちらは至る所にゴミ箱があるのでみんな割と気軽にどこかのベンチでテイクアウトした食べ物を食べていることがあります。日本も昔は必ず公園にゴミ箱ありましたよね…
こちらならでは!と思ったのが音楽をミニスピーカーから流しながらカポエイラを楽しむカップルがいたこと。(写真は撮れなかった)
ものすごく体が柔らかいのと、そもそものルールがよく分からないのとあって思わず釘付けになってしまいました。ブラジルとポルトガルの繋がりを感じた瞬間でもありました。
あとは、公園脇のベンチだったのですが、おじいさんたちがトランプ?をしていてそこに沢山の観客のおじいさんたちがいるという光景を見ました。帽子かぶってトランプして、セザンヌっぽい!!と思ったのですが、セザンヌの絵を確認したらもう少し被写体は若い人でした…記憶って曖昧ですね。
日本以上に少子高齢化が進んでいると言われるだけあって、リスボン中心部はなかなか子供向けの公園が少なかったですが、ちょっと外れたらかなり色んな公園があるなというのがポルトガルの公園に対する印象です。
今後はもっと色んな地方や色んな国の公園を探ってみたいなと思います。
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