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場面緘黙症(選択性緘黙症)について
注意:場面緘黙症が疑われる場合は、必ず医師などの専門家に相談することをお勧めします。
場面緘黙症(選択性緘黙症)とは、言語能力に問題が無いが、特定の場面でのみしゃべることができなる事を言います。安心できる場面では、しゃべることができます。
諸説ありますが、日本では、これまでの調査で約 0.2%~0.5% の割合で発症するとされています。
次に診断基準を見てみましょう。
①.他の状況でも話せても、話すことが期待される特定の場面で話せない
②.①が学業や仕事、対人面を妨げている
③.上記の症状が長期間続いている
場面緘黙症(選択性緘黙症)以外の原因で話せないもの
・吃音など
・全緘黙
・発達障害にともなうもの
など
場面緘黙症(選択性緘黙症)と社会不安障害の共通点と相違点
共通点:不安から「話せない」ことが想定される事
相違点:場面緘黙症の場合は、不安に対して無意識の場合がある事
場面緘黙症の治療
・系統的脱感作動法→刺激フェーディング法など
・薬物治療→抗うつ薬や漢方薬
※薬物療法は社会不安症や成人の場合に検討
※治療は個人によって異なる。あくまでも代表的な治療方の例。
場面緘黙症の予後
・大人になるにつれ改善することが多い
・二次障害としてうつ病などに注意が必要
・一部緘黙が残ることがある
・社会不安障害が残ることがある
※こちらも個人によって異なる。あくまでも代表的な例。
注意点
本文は公開時点での情報であり、最新の情報を得るようにして下さい。困った時は、専門家に相談するようにして下さい。他者を適切に頼ることは、必要なことであることを忘れないで下さい。
あいさつです
読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。少しでもお役に立てば嬉しいです。皆様の幸せを祈っています。
以上です。