ライフプランニングの手法・プロセス

ライフイベント表

ライフイベント表は、本人および家族の将来の予定・目標・希望などを表形式で時系列にまとめたもの。

キャッシュフロー表

・キャッシュフロー表とは
 現在の収支や今後のライフイベントをもとに、家族の将来の年間の収支状況や貯蓄残高の推移(現金の流れ)を予想し、表形式にまとめたもの。

・可処分所得の計算方法(サラリーマンの場合)

個人が自分の意思で使い方を決められるキャッシュの年額。額面の年収から税金と社会保険料(通称:シャホ。第2の税金とも呼ばれる)を引いて求める。

可処分所得=年収ー(所得税・住民税+社会保険料)

・年間支出の計算方法
年間収支=年間収入の合計額ー年間支出の合計額
収支がプラス(マイナス)の場合は貯蓄残高を増やす(減らす)。

・貯蓄残高の計算方法
貯蓄残高=前年の貯蓄残高×(1+運用利率)+その年の年間収支

・物価変動(上昇)率
記入する数値(基本生活費など)には物価上昇率を考慮する。
n年後の数値=現在の数値×(1+年間物価上昇率)n乗

将来のお金と現在のお金をつなぐ6つの係数

運用や積立てや年金受取りなどの試算をする場合に便利な係数が6つある。

終価係数:現在の額を一定の利率で運用した場合の将来の額を求める。

将来の額=現在の額×終価係数


現価係数:将来の必要金額を得るために、一定の利率で運用する場合の現在の必要金額を求める。

現在の必要金額=将来の必要金額×現価係数


年金終価係数:毎年の積立額から将来の積立合計額を求める

将来の積立合計額=毎年の積立額×年金終価係数


減債基金係数:目標額を貯めるために必要な毎年の積立額を求める

毎年の必要積立額=将来の目標金額×減債基金係数


年金現価係数:目標とする年金額を受け取るために必要な年金原資を求める

必要な年金原資=毎年の受取年金額×年金現価係数


資本回収係数:保有資産額から毎年の年金として受け取れる額を求める

毎年の受取年金額=保有資産額×資本回収係数

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