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AMAs2021でAOTYを受賞したBTSのスピーチが良すぎた件について


タイトルをビジネスメールの件名のように書いてしまいました。

オタク記事は違うブログでも開設して書こうかなと思ったりもしたのですが、私は知っているんです。フォロワーさんの中にBTSファンが3名ほどいらっしゃること。コメントで私もBTSが好きですと教えてくれた方が3名いらっしゃるのです。
だから、ここに書きます。   




2021年11月21日。

歴史が動いたとか、アジア人初とか、彼等がとてつもないことを成し遂げたことは確かなんだけど

それよりも何よりも、AMAs2021(アメリカンミュージックアワーズ2021)において最優秀賞とされるArtist Of The Yearを受賞した際のスピーチが、良過ぎました。良きです。好きです!!!

この賞を受賞した素晴らしい事実と同じくらい、若しくはそれ以上に、永遠に語り継がれる幸せスピーチではないでしょうか。

良過ぎて、これはもう書きたい!となったのですが、良過ぎるあまりに昂った気持ちをある程度整理して書く段階まで消化することに時間を要しました…


リーダーであるRM(ナムさん)は通訳を要さないレベルで英語を話します。ネイティブの司会者とは気を利かせたジョークを交えながら会話を弾ませるし、司会者とメンバー間の通訳的な役割を果たす際は、瞬時にメンバーが答えやすいように司会者の質問ニュアンスを少し変えてみたりします。3年前の国連スピーチは永久保存版ですし、英語のみならず彼が生み出す文章や歌詞は繊細でメッセージ性があります。

そんな彼が、今回のスピーチでは、約2年ぶりに大勢の人前で話すというシチュエーションに緊張し、この賞を受賞したことに大変驚き、言葉を詰まらせながらスピーチをしていました。

その姿は印象的で、正直この賞がどれだけ凄いことなのかをニュース画面の羅列された文字から読み取るよりも、あまり見ることの出来ないナムさんの様子から、アメリカの音楽授賞式で韓国出身の彼らがこの賞を取ることの凄さと、彼らのこれまでの軌跡を思いました。

とは言っても私は彼らのファンになって1年半足らずです。過去のことはアップロードされている動画を見漁って知ってきましたが、4年前に彼らが初めてAMAsのステージに立った時はまだ彼らのことを知りませんでしたが。

話す予定だったことを忘れた…とスピーチ冒頭に話したナムさんでしたが、

「僕たちがこの賞を受賞することを、誰も予想できなかった…ARMYを除いて。」

と、全ファンの心をギュッと掴む倒置法を用いたこの一文のパワーはすごい。用意していたものだったとしてもアドリブだったとしても、流石のコメントです。敬意。

ナムさんのスピーチが当初の予定より長くなっているのかな?というのはメンバーの様子から分かりました。次第にニヤニヤクスクス笑い始めるメンバー。早く!次、次!と手で払う仕草をするV(テテ)に笑ってしまったところで、とうとうナムさんのスピーチは半強制的に終了しました。こういう雰囲気がたまらなく良いんですよねぇ。


次にマイクを手にしたSUGA(ユンギ)は、韓国語でスピーチをしました。彼らしいなと思いました。本国ARMYさんたち、嬉しかっただろうなあ。アメリカの音楽授賞式で数々の名だたるアーティストを前に自国の言葉で思いを語る。そこに拍手を贈るアメリカの人々。あの光景には感動。

ユンギはさらりと韓国語でスピーチを終え、次にマイクを握ったのはJUNGKOOK(グク)。英語でスピーチしようと覚えてきたんだなと分かってしまう程に一生懸命話しているのが印象的でした。だから世界中の人々から可愛いって言われるんだぞ…

文法を間違えたところを言い直したり、次の単語を必死に思い出そうとしている姿を、きっと誰もが応援したくなったのではないでしょうか。彼の姿は、言語を学ぶ人や何かに挑戦する人にも勇気を与えたと思っています。

結果、We wanna focus on…のところで詰まってしまったグクを抱きしめながら回収するJIN(ジンくん)。あぁー!と悔しそうに声を発するグク。長男と末っ子の本当の兄弟のような絡みは、いつもほっこり笑えます。これタリョラバンタン??何かのビハインド?と思うような彼らのわちゃわちゃをAMAsの受賞スピーチで見られるとは。


そして最後にやっとマイクを手にできたV(テテ)は、きっと他にも練習して覚えていたのであろう英語をすべて話すことはせず、みんなの気持ちを代表するかのように感謝の言葉を英語で伝えてくれました。インタビューなどではテテちゃんが話し始めると空気の流れがゆっくりになり微笑ましい空間を生み出すことが多い印象ですが、今回はまとめ役でした。

でも、マイクを握って話すメンバーの横で、どうしよう覚えた英語忘れちゃうーという愛らしい表情を終始披露してくれていましたね。(後でVLIVEを見て分かったことですが、スタッフに切り上げてーと言われていたのかな?)

去り際、マイクをキープする時間の長かったナムさんとグクに向かって、もう!と叩くようにするテテの姿と彼らの関係性があまりにも微笑ましくて、私は無意識に最初に戻りもう一度その動画を見ていました。オタクは無意識なんですよ…怖。
それからというもの、動画再生回数を増やし続けています。見る度に幸せが補給されます。

JIMIN(ジミン)とJ-HOPE(ホビ)は終始左後ろで優しく楽しそうに微笑んでいました。スピーチ、インタビュー、バラエティー、パフォーマンス、、その場毎にお互いが全体のバランスを見てそれぞれが自分の役割を把握し、魅力を発揮する7人が大好きです。


BTSが今年最高のアーティストとして受賞した賞のスピーチ。そこで彼らが見せてくれた姿や話してくれた言葉は、ひとりの人間としてのものでした。

ひとりの人間として、これまで積み重ねてきた努力、メンバーやファンと共に辿ってきた道をファンに話してくれる、見せてくれる彼らは、そりゃ世界中から愛され、応援されるわけです。

久しぶりにオフラインでパフォーマンスが出来た喜びと、この賞を受賞した喜び。それをすぐにV LIVEというファンに向けた動画配信サービスでシェアしてくれる彼ら。

彼らはビルボード1位や賞を取る度に、「ARMYが取った賞だ。おめでとう。」と言います。

ファンに向けて、ありがとうの言葉だけでなく、「おめでとう」と伝える彼らは、驚くほどに謙虚で、アイドルという立場を理解し、自分達を応援するファンの気持ちを深く考えているんだなと思います。


私、人生で初めてアイドルオタクをしてるんですけど、アイドルってこんな感じなんです??!
凄過ぎませんか…彼らから人間性の凄みを感じることは他にも山ほどあるのですが、彼らをアイドルとして好きというよりも、もっと、人として尊敬しています。

そしてARMYのみなさんが放つ愛とパワーの大きさにもいつも驚いてばかりです。Twitterでお見かけする方の発言は、溢れんばかりの愛とお笑いセンスが光っています。ファンというかもはや職人さん。好きを極め過ぎていて、BTS職人。凄いです。

タラタラと喋りましたが、百聞は一見にしかず。
どうぞ、ご覧ください!



この時のパフォーマンスについても書きたいと思っていたのですが、この時点で既に3000字弱…。喋り過ぎてしまうので、これにて。

これからも、彼らの楽しそうな姿を見ることが楽しみです。

じっくり読んでいただけて、何か感じるものがあったのなら嬉しいです^^